
【ゆめしま海道】自転車で走ってきたので紹介する
ゆめしま海道は、しまなみ海道の東側にあり、岩城島(いわぎじま)・生名島(いきなじま)・佐島(さしま)・弓削島(ゆげしま)という、四つの島を結ぶ海道です。
しまなみ海道からすぐ近くにあるのに、少し遠い、ゆめしま海道。
島々をゆっくりと走りました。

ゆめしま海道ってどこにあるの?
4つの島を渡る海道
ゆめしま海道は、愛媛県上島(かみじま)町の4つの島を結ぶルートです。
島を渡っていく橋の総称が「ゆめしま海道」という珍しい海道で、距離はわずか6.1km。
しまなみ海道の因島と生口島のすぐそばにあり、岩城島から岩城橋-生名島-生名橋-佐島-弓削大橋-弓削島を結びます。

唯一の完全離島の海道
ゆめしま海道の特徴として、しまなみ海道周辺のサイクリングルート(瀬戸内7海道)のなかで唯一、完全な離島ということ。
渡るときと帰るときはフェリーに乗る必要があります。
岩城橋から生名橋、弓削大橋まで、たった6.1kmの海道を満喫しました。
生名島、佐島、弓削島
生名島
因島の土生港から、フェリーに乗って生名島の立石港へ渡ります。

ゆめしま海道の道路は広くて走りやすいです。
しかも、信号がなくてすごく快適!

スタートしたところですが、目の前には橋が見えています。
2つの橋の先は、もうゴール地点の弓削島。

生名橋を走り、佐島に渡ります。

佐島
生名島と弓削島に挟まれている佐島。
弓削島に向けて通り抜けるだけなので、たった900mです。
弓削島
弓削大橋を渡れば弓削島に入ります。
これで生名島・佐島・弓削島はひと区切り。
生名島に戻って、次は岩城島へ向かいます。

佐島のブルーラインは山の中へ
戻る途中には、もう一度佐島を走ります。
せっかくなので海沿いに降りて、島の南端まで走ってみましょう。

ブルーラインに導かれて走っていくと、山の中に吸い込まれます。

ひっそりとした道に入りますが、しっかりとブルーラインの表示があるので安心。

何度かしんどいアップダウンを越え、薄暗い森のトンネルを抜け!
そこは!

Uターンでした!
マジかよ意味ねえ!
有名(?)スポット「Uターンブルーライン」
ゆめしま海道の有名スポットというか、珍スポットとして有名な、佐島の「Uターンブルーライン」です。
行き止まりには、綺麗な海があるのみ。
なんでこんな何もないところに案内することにしたんだろう…


戻るしかないことを分かっているのに、しんどい思いをしてまで来てしまう不思議な場所です。
岩城島
生名島から岩城橋を渡って、岩城島に上陸します。
岩城島はゆめしま海道でいちばん大きな島。
以前はゆめしま海道のなかでもさらに独立していた離島でしたが、2022年3月に生名島とのあいだに岩城橋が開通しました。
岩城橋までの道も、岩城橋じたいも、結構な坂道が続きます。
(因島とのフェリー便があったときはラクに渡れたのですが)


岩城島は、
道が広くて
交通量も少なくて(そもそも信号がない)
一周しても12km
という、自転車を楽しむのに最適な島。

ゆめしま海道の特徴として、防波堤が低く、このあたりの地形のおかげで、荒い波がほとんど立たないとのこと。
巨大なタンカーを造っている造船所も、海に浮かべたまま作業できるくらい。

あっという間に一周し、岩城港に到着!
ゆめしま海道サイクリングを堪能しました。
ゆめしま海道が気持ちいいぞ

しまなみ海道からフェリーに乗って少しだけ足を延ばすだけで、素晴らしい景色が待っています。
4つの島の外周全部を回っても50km以下、すごく走りやすいサイクリングでした。
楽しかった!