「ESsay」~通らないエントリーシート集~
プロローグ
人生ではじめてエントリーシート(通称ES)を書いた。(インターンシップのES)
ノートの1ページ目を必要以上に綺麗に板書してしまうことが、世界共通のあるあるとして存在するように、
”はじめて”というのはだれしも力が入るモノである。
今回も例外ではなく、めちゃめちゃ気合い入れて1週間かけて、人生はじめてのESを書き上げた。
だから、超絶ワクワクしながら選考通過の知らせを待っていた。
結果を知らせるメッセージが届いた。
「このESじゃ無理(笑)」って内容が、丁寧な言葉で記されていた。(以下画像参照)
丁寧な口調で「無理w」って言われるのってめちゃめちゃ腹立つ。もはや新手のいじりである。
例えばの話だけど、
「明日飲み行こうぜ!」って言って、「慎重に検討しました結果、誠に残念ではございますが、明日の飲み会への参加を見送らせていただきます。今後のご活躍をお祈りします。」
ってきたら、クッソ腹立ちません?と同時に、言葉遣いなんかどうでもいいから理由教えろよって思いません?
要するに、なんで落ちたかの理由がわからないのってめちゃモヤモヤイライラする。
もちろん「貴社様」がお忙しいのもわかってるし、落ちた理由全員に書くのは現実問題無理なのはわかるから、フィードバックがないことに文句はないし、企業様に文句があるわけでもない。
必死で書いたESが、テンプレのお断りメール一通でお断りされてしまうのが、ただただ虚しいのである。
どう虚しいか?
それは、必死に書いたESからは、「このESじゃ、うちは受け付けねえよ。」っていう情報しか得られない点である。
でも僕はポジティブである。
「これと全く同じESをだせば選考に”落ちることができる”」と捉えることにした。
もしどうしても、大っ嫌いな企業があって、そこの人事の人に嫌がらせをしたいなら、落とされたESを毎年送り付けることで、「絶対に通らない無駄なESを読ませる」というハイレベルな嫌がらせを実行できる。(冗談ですから絶対にやらないようにしましょう)
落とされたES、もったいなくね?
冗談はさておき、どこが悪かった悪かったのかも明かされず、人知れず消えていくこのエントリーシートは、もったいないと思う。
だって、誰かが情熱持って書いた文章って、読んだら面白そうじゃん。
まあ、適当に書いてる人もいるだろうけど、少なくとも僕は自分なりに情熱をもって書いた。
突然だが、確率の計算では、よく「余事象」を考える。例えば、選考に「通過する」の余事象は「落ちる」だ。「通過する」かつ、「落ちる」ことは絶対になく、落ちる確率をpとすれば、通過する確率は、1-pである。つまり、「落ちるパターン」を知っていれば知っているほど、「そうじゃない」ESを書けば、「通過する確率」をアップさせることができる。めちゃめちゃかっこつけて書いたけど、これはただ「数学出来るんだ。」って錯覚させたかっただけ。
長ったらしい文章で、ふざけた文章を書いてきたけど
頑張って書いたESたちが、落とされた理由も明かされず、孤独死していくのが僕は不憫で仕方ないので、せめて誰かに読んでほしい。ってことを言いたかった。
ESsay~通らないエントリーシート集~
エントリーシートたちは、企業に与えられたお題に対して書いた、いわば、エッセイのようなものである。
そこで、ESsay~通らないエントリーシート集~
と銘打ってシリーズ化しようと思う。
僕の就活の記録として、そして、エッセイとして、誰かの目に触れることになれば幸いである。
ESを、投稿するのは次回からになるが、優しい方の添削、アドバイス等もお待ちしております。(笑)
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