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【猫様】つるすべとふわふわ

先日、珍しくおふたりが並んで座ってらした…いえ、正しく言うと、並んでご飯を要求されていたのでパシャリしました、可愛い。
(おそらく「そんなことより飯よこせ」と思っておられたと思うのですが珍しさに負けた下僕をゆるしてください)

思わず切り抜いてカード仕様に加工
愛称がバレちゃったわね

Rくんもすっかり大きくなって、Kさんとほとんど変わらんねえ。おっきくなってエラいねえ。
Kさんも10歳なのに相変わらず可愛くてエラいねえ。

この画像だとわかりにくいと思うのですが、おふたりの毛並みはだいぶ違っていて、Kさんは短毛の中でも短毛な方、Rくんは短毛の中の長毛な方。
Rくんはふわっふわしてます。
Kさんは表面がつるすべ〜って感じ。

ここで、長年の謎がひとつ解けたんですが。
『夏目友人帳』という漫画作品がありまして、アニメになったのでご存じの方もいらっしゃると思うのですが。
ご存じない方でも、『ニャンコ先生』というキャラクターを見かけたことはないでしょうか?
ちょっと版権あるのでここでは画像貼れないのですが、検索したらすぐ出てきます。

『夏目友人帳』とは、見えないモノを見てしまう少年、夏目と妖怪たちの切なさあり、笑いあり、ほのぼのあり、の日常系ファンタジー。
『ニャンコ先生』は実は大変強いもののけなのですが、その昔、招き猫の中に封印されてしまい、夏目がその封印を解いてしまったことで、夏目と関わることになったいわれがあります。
普段は猫の姿をしています。

…で、猫の姿をしているのだけど、それって元は招き猫だった訳です。招き猫だから、陶器とかだと思うのです。
でも生きてる猫(よくタヌキと間違われるという、某猫型ロボットみたいなお約束があります)は毛皮におおわれている訳です。
つるんとした陶器が生きてる猫になったら、どんな毛並みなんだろうか。
そんな疑問が私にはありました。

作中の登場人物に猫好きの女子がいまして、彼女曰くニャンコ先生は
「つるすべ」
なのだそう。
普通は「つるすべ」というのは、毛のない肌の状態を指しますよね。では、ニャンコ先生には毛がないのだろうか?でもスフィンクス(毛のないエジプトの猫様)じゃあるまいし、三毛柄の毛のない猫なんて珍しすぎて目立って仕方ないだろう。つまり、毛はあるのだ。
でも「つるすべ」?

しかし、Kさんを拾って過ごすこと数年、私は、
「なるほど、コレがつるすべか…!!」
と理解することができました。

毛並みに逆らわずに撫でると、つるつる〜と滑ってゆくような感触。
もちろん、毛皮なのでベタベタしたりはせず、確かにすべすべとしています。

そうか、ニャンコ先生も短毛の中でも短毛な方なのだな、と納得したのでありました。

こうしていると体型もニャンコ先生です
我が家では「きなこ大福」と呼ばれます

昨夜、動画を見ながら丁寧にブラッシングしたので、今日はとても素晴らしいつるすべな手触りです。
オーバーコートは猫様にしては硬めでイッヌに近いけど、それよりは柔らかい感じ。アンダーコートは柔らかく密に生えています。
猫様だけど本当はコーギーなんじゃないのかな、と私は疑っているのですが。

Rくんはいかにも「猫っ毛」という感じの、細くてふわふわした毛におおわれています。
残念ながらブラッシングを嫌うので、きちんとブラシをかけてあげられません。(爆睡してる時にこっそりかけるくらいです)
今はまだ若いから良いけど、あと何年かしたら代謝が落ちてきて換毛が上手くいかなくなるのに…ブラッシング好きになってほしいなあ。色んなタイプのブラシを試していますが、すべてに噛みつき、攻撃してきます…。まあ、年取ると甘えん坊に拍車がかかるタイプなら隙みてブラッシングはできるようになるでしょうけれど。
早くお部屋でもお膝に乗ってきてくれるようになればいいなー。

Mさんもブラッシングはあまり好きではなかったですが、膝の上ではなされるがままだったので。
Rくんもそうなってくれると良いなあ、と思います。

皆様のおうちの猫様はどんな手触りですか?
きっと、みんな違うんだろうなあ。
そして、みんな違ってみんないい。
猫様の手触りは最高の癒しであることだけは、共通しているはずです。

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