ヤクザの本質って何
最近よく裏社会系の話題をネタにするユーチューバーや逸れた食いの動画やショートを観るのにはまってる我です。
その中で最近、印象残った話題を共有しようと思います。皆さんは山口組っいう暴力団組織の組長をしている司忍さん(さんつけていいのか笑)っていう方がいるんですけど、その方が私たちが想像するヤクザ像からあまりにかけ離れているのです。
皆さんはヤクザと聞くとどんなイメージを持ちますか?恐らく「乱暴で粗野で暴力的で、王様気取りで私利私欲を求めて派手な生活をしている」そんな印象が持てるでしょう。しかし彼の生活や考え方はこのイメージから大きくかけはなれているのです。
どんなかと言うと、彼はまず酒やタバコは一切嗜まないらしいです。それとは相反して健康的な和食をよく好むらしいです。私はこれをはじめてきいたときに正直驚きました。さらに、普段から運動で体を動かしたりと鍛錬を怠らないそうです。
なぜこういった健康志向なのかというと、健康でないと清浄な判断ができなくなってしまう、そしてもしそうなってしまうと組のメンバーや家族を護ることが出来なくなってしまうかららしいです。
そして自身が鍛錬に励んでいる姿を見せることでそれをみたメンバーは刺激を受けてさらには組織が活気付くのではという考えがあるそうです。
とても自分にストイックで仲間思いなヤクザって聞いたことがなあったので、食戟でしたが武力制圧的な価値観が広まっていたかつての時代ではなくなってきているからこそなのかもしれないし、組織や自分の周りの状況をしっかりと理解して俯瞰してみれるリーダーって素敵だなって思いました。
けどそんな人格者的な一面があるのにもかかわらず、極道の道へと進んでしまったのは一体なぜなのだろうかとその事実を知った際に疑問に思いました。皆さんもそう思うでしょう。
「もっと違う生かし方があったのではないか」なんかそう思ってしまいました。勿論彼の意志決定には周りの人々や彼がいた環境が大きな影響を与えているのは確かだとは思うが、なんだが残念だなって考えてしまいます。
ヤクザに入る人の家庭環境はほんとろくな教育も与えてないし、場当たり的な躾が横行していることが基本なので。もしソンな家庭で育てられなかったら、司忍さん含めて極道に羽目を外している人等はもっと健全な生き方が出来たでしょう。
そして、道理に反したこと、違法なことを正当化する余裕なんてないでしょう。
これまでの話を踏まえて、ヤクザの本質って何なんでしょうか。根源的な部分は反抗期の延長線上にあるのが極道や暴力団にあたるのかな~って勝手に思ってます。
ある程度もう人として成熟した大人をそういった道に誘い込むのって難しいから、まだ本当の社会を知らない純粋無垢な若い子や、今の生活に疲れた子ども、そういった反抗期まっしぐらな10代、20代が狙われてるのである。
これは歌舞伎町にいる東横キッズやグリ下にいる若者にも通ずる話でもあるが、方向性の善悪は勿論あるけれど、彼らも必死にもがきながら社会という彼らにとっては見えない敵と戦っている。
そう考えるとそういった悪い道を歩まない若者を増やさないようにするために、「悪いから排除する」という一方的な考えではなく、「なんでそううことをしていまうのだろうか」という疑問を持って、彼らのバックボーンにもっと焦点を当てられるべきである。
メディアは、彼らを悪者扱いしている。勿論、悪いことをしたのは事実であるけどそれだけで終わらせてほしくないっていうのは内心感じました。
最後までご一読ありがとうございます。