【無料ブログ診断Vol.9】Mama Nicoppe
こんにちは。ごーどん(@take_404)です。
無料ブログ診断第9弾として、二コッペさん(@keora85200898)のブログを見させていただきました。
サマリ
ahrefsで見る限り、オーガニックトラフィックはまだほとんど出ていないようです。
狙っていないかもしれませんが、表記揺れも含めた「ダサい家」で上位表示しているのは確認できました。
検索ボリュームの高くないキーワードなどでは、順位がついたり上位表示できるポテンシャルを持っているので、記事コンテンツの質としては問題なさそうです。
今回のお題
「ハウスメーカー 選び方」で次の記事を上位表示させる。
◼︎現状
100位以内にはランクインできていません。
ちなみに「ハウスメーカーの選び方」であれば、70位あたりにつけています。
◼︎キーワード選定について
「ハウスメーカー 選び方」で上位表示するのはどれほど難しいのでしょうか?Ahrefsで調査してみます。
上位表示されているサイトに対する被リンクの数を見てみると、かなり多くの本数ついていることがわかります。
また、狙っているキーワードはYMYL領域に入っているため、信頼する情報ソースとしてGoogleにみなされないと上位表示は厳しそうでしょう。
YMYL系キーワードを狙おうと思った際には、ぜひ検索結果上位のページを見て、ドメインの強さやページへの被リンク数を確認してください。
◼︎YMYL領域での個人ブロガーの戦い方
YMYLとは下記です。
人々の健康や幸福、安全、経済的安定など人生に大きな影響を及ぼす情報を含むページのことをYMYLページと呼ぶ。
以前の同じくハウスメーカー系のアフィリエイターの方のSEO診断をしてそのあたりのことは述べましたので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
ちなみにその記事でおすすめしたYMYL領域での戦い方は次のようなものです。
・キーワードをずらしてYMYL系キラーコンテンツに送客する
・企業が手を出しづらいキーワードで戦う
・サイトや書き手に信頼性をつける
個人的にはYMYL領域を個人ブロガーが狙うのはおすすめしません。ただ、その領域に対しての知識に自信があれば、上述のような方法で戦ってみても良いと思います。
◼︎オンページSEO
オンページSEOの諸々について分析をしていきます。
▼タイトル・ディスクリプション
タイトルに関しては、キーワードを詰め込みすぎている気がします。
「ハウスメーカー 選び方」で上位表示されているサイトのタイトルを見ると、狙っているキーワードは「ハウスメーカーの選び方」のみです。
実際に上位表示ページへの流入キーワードを見てみても、そこまで莫大な数のキーワードを拾えていません。
↓「ハウスメーカー 選び方」
↓「転職サイト おすすめ」
「ハウスメーカー 選び方」の上位表示ページが拾えているキーワードが少ないことがわかるでしょう。つまり、検索キーワードをシャープにしないと獲得できない領域なのです。
タイトルはよりシャープにしてみても良いでしょう。
ディスクリプションに関しても、まだ検索結果にほとんど表出していないので大丈夫ですが、impressionがで始めたタイミングでGoogleが適当に切り取ったディスクリプションを表示するようになってしまってはCTRが毀損する可能性があるのでもったいないです。
ぜひ記載するようにしましょう。
◼︎見出し
見出しに関しては無理にキーワードを突っ込みすぎている感はあります。ここはどのSEO思想を信じるのかによりますが、個人的にはh3以下にはキーワードを詰め込んでも意味ないのかなと思っています。
ただ、詰め込んでいるからマイナスになることはSEOの観点ではないと思っているので、一旦このままでもいいかもしれません。
UXの観点からはおそらくスリムな見出しの方がユーザー行動がよくなるかと思いますので、アクセスが集まり始めたタイミングで検証してみてください。
▼文字数
5,500字くらいあり、上位表示されている競合サイトと比較しても引けを取らないので問題ないと思いました。
▼内部リンク
ここが今回もっとも持ち帰って欲しいポイントです。
サイトをパーっと見た感じ、特にこの記事に向けて内部リンクを飛ばしているような記事は見当たりませんでした。
内部リンクをこの記事に飛ばすことは、SEO的にもユーザー的にも良いことです。
今回のお題の記事は、おそらく「タウンライフアフィリエイト」の高収益を狙った記事だと思いますので、このページがマネタイズにおいてのキラーページです。
このページへの流入を獲得するには、大きく分けて下記の2つの方法があります。
①Googleからの直流入を獲得する
②他のページから送客する
(もちろんSNSからの集客とかもありますが今回は割愛させてください)
Googleからの直流入を獲得するには、このページの評価をあげる必要があります。
今回の分析でわかったこのページの順位をあげるために必要なのは「被リンクの獲得」です。これは難易度が高く、一長一短でうまくいくものではないです。
被リンクの獲得についてはこの記事がもっとも詳しく書かれていると思いますので、もし英語が読めたら読んでみてください。
被リンクをこのページだけで獲得するのは至難の技です。その時に重要になる考え方が「リンクジュース」と「Page Rank」です。
詳しい説明は割愛しますが、サイト全体が持っている評価をどのように配分するかを考える際に重要になる思想で、リンクによってサイト内での相対的重要性を分けることになっています。
簡単にいうと、サイトの中で被リンクが集まっているページはGoogleからすればそのサイトで重要とみなされているページだと考え、評価をあげます。
そういった意味でも、キラーコンテンツには内部リンクを集める必要があるのです。
また、上の方で述べましたが、相談者さんが狙っているキーワードはYMYL領域です。
つまり、そう簡単に今回相談があったキーワードで上位表示することは現実的にできません。
なので、内部リンクでSEOパワーを渡すと同時に、シンプルにユーザーも送客しましょう。
これはロングテールキーワード戦略と相性が良いですが、競合性が低いキーワードで流入を稼ぎ、その流入をキラーコンテンツに流すのは個人ブログでYMYL領域を戦うのであれば必須の戦略です。
例えば、「ダサい家」といったロングテールキーワードでそれなりに流入が稼げていると思いますので、そのページをチューニングして今回のキラーコンテンツに自然とユーザーを送り込んであげるなどすると良いでしょう。
トラフィックが流れることで、送り込んだ先のページの評価が上がると言った考えもありますので、すべての観点においてやるべき施策になると思います。
まとめ
YMYL領域での個人ブログの戦い方を紹介しました。
質の高い被リンクを集めたり、サイトや書き手の信頼性や権威性を高めるのは時間も労力もかなりかかります。むしろ狙ってできるものではないのも事実です。
やはり、個人ブログがYMYL領域で戦っていくにはロングテールキーワードをうまく獲得しながら送客をしたり、サイトのボリュームが大きくなりSEOパワーが溜まってきたところで内部リンクでキラーコンテンツの評価をあげるなどすると良いでしょう。
ぜひ頑張ってみてください。検索結果でお会いできることを楽しみにしています。
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