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【無料ブログ診断Vol.5】ワーママ主婦のとことん時短家事
こんにちは。ごーどん(@take_404)です。
bosyuで募集している「無料ブログ診断」の第5弾として今回も頑張って書いていきます。
今回診断したのは下記のブログです。Kaori@やりたいことを全部やる!!さん(@kaoriyt1)のブログになります。
サマリ
ahrefsで見ると、SEO流入が順調に伸びていっていますね!
綺麗な右肩上がりをしています。
被リンク・被ドメインも順調に付いていっているのでこの調子です。
個人的には、せっかくたくさんのフォロワーがいるので、instagramにもブログへのリンクを設置した方がトラフィックと被リンクの両面から良いのではないかと思いました。
nofollowだからリンク関係ないよって意見もありますが、僕個人の考えとしてはかなり関係あると思っています。
流入キーワード分析
1位もいくつものキーワードで取得できています。
検索ボリュームが80程度で競合ドメインも強くないキーワード、いわゆる「ロングテールキーワード」が狙って取れているなら、かなり筋がいいですし、僕のSEO分析もこの先読む必要ないかと思います(笑)
ロングテールキーワードで上位表示をしているのは非常にSEO的にこの先戦っていきやすいです。
例えば、1位表示できているページから特定の対策したいページに内部リンクを飛ばしてあげれば評価が飛び先に少しだけ渡るようになるので、キーラーコンテンツの順位を上げるための伏線は引けています。
その辺も含めて、後の具体的なオンページSEO対策の箇所で紹介します。
今回のお題
下記の記事の順位を上げる
狙ってるキーワードはいただかなかったですが、「Tマガジン メリット」で狙っているのかと思いました。
・tマガジン メリット:検索なし
このキーワードだと検索回数がほとんどないのでたとえ1位になったとしても流入が見込めません。
SEOの目的は特定のキーワードを上位表示することだと勘違いされがちですが、上位目的としては流入数を最大化させるために検索エンジンに対して最適化するという意味があります。
今回の例でいえば、検索キーワードがあるのは下記のようなものたちになります。
tマガジンの検索結果上位を見ると公式サイトやオーソリティサイトばかりなのでまず上位表示することは不可能です。
そうなってきたときにここに載っているようなキーワードでは流入が稼げないことに気づくはずです。
そうしたらキーワードをズラします。
あまりTマガジンを理解していない前提で、僕だったら、「雑誌読み放題」の方のキーワードで狙えるものがないかを考えます。
成約率的に考えても、「雑誌 読み放題 おすすめ」などを狙いに行きたいので、もしかしたら「雑誌読み放題ならTマガジンがおすすめ!」とかにするかもしれません。
ただ、まあ検索意図的にはリスト型コンテンツ(いくつもの雑誌読み放題サービスの比較やランキング)が求められているので難しいでしょう。
そこで、逆にこの記事へのSEO流入は諦めて、ユーザーにとって読みやすく、またゴリゴリにセールスライティングをしてCVが生まれるようにリライトします。
記事単体としての完成度をあげて、その上位階層のページへの内部リンク要員にすれば、SEOの目的も果たせるし、CVと言うさらに上位目的も果たせます。
まとめると、
検索ボリュームがあるキーワードでの上位表示は難しいので、CV用のコンテンツにする + 上位階層のページに評価(難しく述べるとPageRank)を渡すためのコンテンツにする
と良いかと思いました。
ただ、今回はSEO診断になっているので、仮に「Tマガジン メリット」で上位表示させるためにはどうしたらいいのかを考えていきたいと思います。
現状分析
現在は、「tマガジン メリット」で相談者さんのブログは5位です。
相談者さんより上位表示されているページを競合分析してみると、外部要因的な要素(被リンクとか)で負けているわけではなさそうなので、オンページのSEOさえきちんと行えば逆転できるでしょう。
タイトル
現状のタイトルは下記です。
メリット満載のTマガジンが1カ月無料で読み放題【解約方法も記載】
キーワードも入っていますし、バランスよくCTRを向上させるような文言も入っているので文句なしのタイトルだと思います。
見出し
必要なコンテンツは網羅されている気がします。
見出しの階層構造もきちんと整っていたり、対策キーワードも(ちょっと強引にではあるものの)きちんと入っています。
ただ、一つ一つの見出し配下のコンテンツ量が少ない気がします。
Googleは構造的にページを把握する際に、見出しごと(正確に言うとHタグごと)にコンテンツとヘッダーの内容が合致しているかを判断していると思います。
そうなった時に、もう少し文字量を足したり、関連性のあるページへの発リンクをしたりしといた方が確実にテーマ性を認識させることができるのでやった方が良いかと思いました。
コンテンツ量
競合ページと比較してコンテンツの量も負けていません。
特に問題ないでしょう。
リンク設計
ここがもう少しテコ入れできる部分だと思いました!
問題としては以下2点かと思います。
・内部被リンクがない
・発リンクがなり
前提として、SEOにとって内部被リンクはめーーーーっちゃ重要です。
内部リンクの重要性としては、
・クローラビリティを上げる(Googleに発見されやすくする)
・テーマ性をGoogleに伝えて順位を上げる
・サイト内の重要度を伝えて順位を上げる
今回の例で言うと、下2つが足りていないかと思います。
具体的に述べると、
・Tマガジンやその親概念である「雑誌読み放題」のコンテンツとリンクで繋がってない
・サイト内の重要度で言うと、Topページにある4カテゴリは強いが他は優先度が付いていない模様
似たテーマ性のサイトとリンクを繋ぎ合うのは非常に重要です。もし自サイトにコンテンツがないのであれば、権威性の高い他サイト(できたら競合ではないようなところ)に発リンクするのもありです。
また、下記の4カテゴリはユーザーフレンドリーだし、SEO的にも質の高い内部被リンク(TOPからのリンク)をもらっているので良いと思います。
他のページでも注力したいページがあるなら、そのページへの内発リンク数と質(Googleに評価されているページからのリンク)を意識してください。
簡単に見るのであれば、Googleサーチコンソールの「リンク」>「内部リンク」のところを見ると、降順でリンクの数がわかり、そのページがどんなページからリンクされているのかがわかります。
Wordpressの作り上勝手にリンクされる箇所(ヘッダーやフッターにあるリンクなど)もあるので、きちんと見直してみても良いかもしれません。
この辺りは、リンクジュースとググってもらえると詳しい内容がわかると思いますが、100点の持ち点をサイト内でどのように配分するのかを内部リンクによって決定付けるイメージです。
セールスライティング
ライティング力もかなり高いと思いました!
特に、ユーザー側の視点に立ってメリットを伝えられているのがGoodかと。
個人的にはCVボタンで「行動心理学」的な視点を用いてマイクロコピーを書けているのがさすがだなあと思いました。
個人的な意見にはなってしまいますが、マイクロコピーのセオリーとしては、
ボタンの中
・遷移先ページの内容と確実に合わせる
ボタンの上
・ボタンクリックへの心理的ハードル(時間、お金、エネルギーへのコスト)を下げる
ボタンの下
・ボタンクリック後にリスクがないことを伝える
ですので、無料期間中に解約すれば一切お金がかからないと言う記述はボタンの下でもいいのではないかなと思いました(個人的意見です)
ユーザーが読んでいく中での心理変化を考えた時にも、下かなと個人的には考えます。
マネタイズをどうするか
相談者さんはinstagramのフォロワーが5万人います。しかもターゲットユーザーです。(すごすぎ)
つまり、SEOで戦わなくても基本的にはマネタイズにつながる可能性が非常に高い優秀すぎるビジネスモデルになっています。
個人的にはですが、instagramで十分な収益が稼げているのであればわざわざSEOにチューニングしすぎて、文章の良さや内容の良さを減らす必要はないのかな、と。
ただ、もし僕が相談者さんだったらinstagramのフォロワー数を生かしてSEOにレバレッジを書けてもっと稼ぐって思考で考えます。
例えば、ソーシャルから記事へのトラフィックが流れると順位が上がりますので、順位をあげたいページに関しては定期的にポストしたりするでしょう。
また、フォロワーさんの中にブログをやっているママが入れば、寄稿ブログをしてそのブログにちょっとだけでも記事を書かせてもらって自分のブログへの被リンクを貼らせてもらいます。
いわゆるリンクビルディング施策ですね。(SEOで被リンクは命です)
フォロワー数からしても、相談者さんから連絡がきただけで相手の方(たぶんファン)は喜ぶと思います。
instagramだとサイテーション(ブログ名や相談者さんの名前)が発生しづらいので、フォロワーさんと親密にコミュニケーションを取りながらSEOにレバレッジを書けていくのが良いのではないでしょうか。
まとめ
今回は、基本的なSEO項目をチェックし、instagramをうまく利用したSEO強化についてお話しさせていただきました。
特にリンク設計や見出し下のコンテンツボリュームは意識してみてください。
また、検索結果でお会いできることを楽しみにしています。