法則一覧①ーお笑い
こんにちは!World One研究所です。
本日から、World One研究所のデータベースの一部を一挙公開します。データベースの公開の第一弾は、お笑い。
お笑いにはどのような法則が存在するのでしょうか?
その中の7個を厳選してご紹介します。
基礎理論
まず、お笑いの根本にあるものは、裏切りです。緊張と緩和と言われますが、これも張り詰めた中で、次に同じような張り詰めたものが出てくると思わせて、それを緩和することでお笑いが生まれるのです。この根本的なお笑いの原理を理解することで法則が生み出されます。
ちなみに、この法則一覧は、100発100中のお笑い論ではなく、これを使いながら会話をすることで、必然的にお笑いの確率が上がってくるという、極めて学問的なアプローチを取る事とします。
1.タイミング
人は通常答えるのに時間を要します。しかし、それを予想を上回る速度で返すことで、それ自体がお笑いに繋がります。
2.急にトーンダウンする
大きい声で話ていたのに、もしくは勢いよくかなりのスピードで話していたのに、急に小さい声になったり、遅くなったりする。
3.声は大きく・明確に
人が笑うには、笑いを生み出す情報を受け取ることが必要になりますが、これが一番簡単に出来る状態を作り出すことが重要です。声を大きく確実に届ける事と、明確に発音することで、相手にお笑いにつながる情報を伝えることができます。
4.感情的になる
笑いのふり幅は、理論と感情の起伏により起こります。つまり、理論的にサプライズを生み出すことと同時に、感情的なサプライズを生み出すことが重要です。そして人の感情は、目の前で話している人の感情によって、プラスにもマイナスにも影響されてしまうことが分かっています。これを利用し、自らが感情的になることで、相手の感情を動かすことが出来ます。
5.普通を伝える
話の展開の中で、普通どうなるかを伝えることで、相手の予想を裏切ることがより容易くなる。例えば、「バナナの皮があり、そこを人が歩けば、ふつう滑るよね?」とふつうはどうなるかを伝えておくことで、実際に起こった全く違う出来事がかならず予想を裏切ることが出来る様になる。
6.共通で知っている情報で例える
「あるある」というのは、皆が共通でしっている日常の出来事である。もしくは、有名人や動物に人やしぐさを例えるのも、共通で知っているものを使って人々の記憶を呼び起こしている。これは、共感によって生まれる笑い。自分たちが共通で知っているものが無いと思う中で、急に共感できるものが生まれたことで笑いが生まれる。
7.映像化する
人々の感情を左右したり理論に訴えかけるのには、映像に訴えるの一番効果的となる。なぜなら、人は情報の7割を視覚から得ているからだ。つまり、話している時にジェスチャーを使い情報を追加したり、話をするときにみずから映像を見ながら話して、それらを表現することでまるで目の前に起こっているかのように映像化出来るようになる。