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【FIRE達成への道標】いくら貯めたら仕事をやめられる?

この「問い」は多くの人々に強い関心を呼び起こすテーマです。しかし、答えるのは一筋縄ではいきません。人それぞれのライフスタイル、価値観、生活費、将来の目標によって必要な金額は大きく異なるからです。

一般的には、リタイア後の生活費を見積もり、その25倍の金額を貯めることが推奨される「4%ルール」というものがあります。例えば、年間の生活費が300万円なら、300万円×25=7500万円が必要だという計算です。しかし、この計算方法が全ての人に当てはまるわけではありません。資産運用のリスクや予想外の出費、医療費なども考慮する必要があります。

本来の問い:「この仕事、いつまで続けなきゃいけないの?」

実際には、多くの人が「いくら貯めたら会社員をやめられるか?」と問う時、本当のところは「この仕事をいつまで続けなければならないのか?」という問いに直面しているのだと思います。この問いに置き換えれば、答えは比較的簡単です。

もう続けなくて良い。なんとかなる。

この答えが出せる背景には、いくつかの重要なポイントがあります。

1. 自分の価値観を見直す

まず、自分が何を求めているのか、何が幸せなのかを明確にすることが必要です。よく聞く言葉ですが、お金は手段であり、目的ではありません。何のために働いているのか、自分の人生における本当の目標は何なのかを見つめ直すことが大切です。

例えば、家族との時間を大切にしたい、趣味に時間を使いたい、地域貢献をしたいなど、人それぞれの価値観があります。それらを実現するための手段として、どれくらいの資金が必要かを見極めることが大切です。

2. 現実的な生活費を把握する

次に、自分の現在の生活費をしっかりと把握することが重要です。固定費や変動費を見直し、無駄な出費を削減することで、必要な資金を具体的に算出できます。また、リタイア後の生活費をシミュレーションし、将来の生活費を見積もることも重要です。例えば、車や民間保険、ホントに必要でしょうか。国の社会保険はかなり充実しています。その内容をまずは把握して、民間保険が本当に必要なのか確認してみるだけでも固定費が大幅に削減できる可能性が出てきます。

3. 資産運用の計画を立てる

資産運用は、リタイア後の生活を支えるための重要な手段です。株式、不動産、投資信託など、自分に合った投資方法を見つけ、計画的に資産を増やすことが必要です。また、リスク管理もしっかりと行い、無理のない範囲での投資を心掛けましょう。信用取引や個別銘柄への集中投資してないか、インデックスでよいのではないか、現金はどの程度保持していればよいのか、考えることは多いですが、年利5%程度で欲張らずに構えることが大事だと思います。

4. 収入源を多様化する

会社員としての収入に頼るだけでなく、副業や趣味を生かした収入源を持つこともリスク分散の一つです。例えば、ブログやYouTubeでの収入、不動産投資、フリーランスとしての仕事など、収入源を多様化することで、経済的な安定を図ることができます。今は、微々たるものですが、SNS関連の収入が少しづつ増えていて、60歳には月10万円程度を目標に必要最低限の労力で無理なく増やそうと考えております。

5. メンタルの準備をする

経済的な準備が整ったとしても、実際に会社を辞める決断をするにはメンタルの準備も重要です。社会的な繋がりや日々の充実感をどう確保するか、自分自身の心のケアをどうするかも考えておく必要があります。リタイア後の生活を充実させるために、新たな趣味や人間関係を築くことも大切です。
大事なってくることは、可能な限り「会を主催しましょう」ということですね。主催をすれば、一定程度周りから頼られる存在となり、自分の存在価値を感じれること間違いないと思います。

6. シミュレーションを繰り返す

リタイア後の生活をシミュレーションすることも重要です。収入と支出のバランス、予想外の出費、資産運用のリスクなどを考慮し、複数のシナリオを想定して計画を立てることが必要です。定期的に見直し、必要に応じて調整することで、安心してリタイア生活を迎えることができます。


これらの項目を確認することで、「この仕事をいつまで続けなければならないのか?」という問いに対して、「もう続けなくて良い。なんとかなる」という答えを自信を持って出すことができるでしょう。

経済的な準備だけでなく、メンタルの準備やライフプランの見直しも大切です。自分の人生を豊かにするための準備をしっかりと行い、自分自身の未来に向けて一歩を踏み出しましょう。


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