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サイドFIREして、4年が経とうとしている53歳の近況

1. FIRE後の変化と心境の変化

53歳、サイドFIRE生活を始めて4年目に突入しています。これまで24年間にわたりJTCでキャリアを積み、サイドFIRE後は便利な離島に移住し、高校生に勉強を教えながら3年間過ごしてきました。

FIREを実現したときには、自由な時間やストレスのない生活を手に入れることを夢見ていましたが、現実はどうだったのでしょうか。

「FIRE後の生活がどんなものになると思いますか?」という問いを皆さんに投げかけつつ、私自身の経験を振り返ってみたいと思います。


2. 達成感と予想外の課題

サイドFIRE生活の最大のメリットは、圧倒的な時間的余裕です。

長年、忙しい日々を送ってきた私にとって、自分のペースで生活を送れることは大きな喜びでした。

朝の散歩、読書、地域のイベントへの参加など、日常が豊かになったと感じています。

一方で、予想外の課題もありました。
特に目標喪失感は想像以上に大きなものでした。

サラリーマン時代は仕事を通じて成果を実感できましたが、FIRE後はその実感が薄れがちでした。

そのため、新しい目標を設定する必要性を強く感じました。

当初は資格取得に時間を使っていましたが、次第に社会とのつながりも重要だと感じ、次世代の子どもたちへのサポートを通じて充実感を得るようになりました。


3. サイドFIREならではの生活スタイル

完全なFIREではなく、サイドFIREを選択した理由は、少しでも社会とのつながりを保ちたいという思いからでした。

現在はほぼ毎日高校生の学習サポートを続ける一方で、自分のペースで時間を使える自由を満喫しています。

また、大学入試のサポートや英検、簿記検定のサポートをする中で、生徒たちとの交流や彼らの日々の成長を感じ取ることが大きなやりがいとなっています。

経済的には、家計管理を徹底しつつ、投資収益や副収入を活用することで安定した生活を維持しています。

大きな変化としては、入金力を上げるよりも得た収入をなるべく使い切ることを意識するようになりました。

特に体験への投資には積極的にお金を使うようになりました。


4. 4年間で感じたこと:人生観の変化

サイドFIRE生活を通じて得た最も大きな気づきは、「自由とは責任でもある」ということです。

時間の自由は素晴らしい反面、日々をどう使うかはすべて自分次第。

そのため、計画性や自己管理能力が問われます。

また、社会とのつながりの大切さも改めて実感しました。

趣味の活動やボランティア、教育活動を通じて、他者と関わることの喜びを再認識しています。


5. 今後の展望

これからは、新たな挑戦として執筆活動を本格化させたいと考えています。

例えば、50代のライフスタイルやFIRE後の生き方についての記事執筆や、教育分野でのオンライン講座の開設も視野に入れています。

また、これまでの経験をもとに、同じようにセカンドキャリアを考える人たちへのアドバイスを届けたいと思っています。

読者の皆さんにも、「FIREを目指している方々へ」という形で、共感やヒントをお届けできる内容を発信していく予定です。


6. 締め:FIRE生活を振り返って

サイドFIRE生活の4年間は、楽しいこともあれば苦労もありましたが、私にとっては間違いなく最良の選択でした。

自由を手に入れることは、同時に新しい挑戦と成長の機会を得ることでもあります。

これからも、自分自身のペースで人生を楽しみながら、新しい目標に向かって歩んでいきます。

そして、この経験を通じて得た知見を、同じようにFIREを目指す皆さんと共有していきたいと思います。

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