HATADOKORO～The Last Answer～
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verse1
この街に生まれ、この街に育ち
目を凝らし、もがきながら振り払う帳（とばり）
こそばゆい言葉に踊り踊らされる
一過性の戯れじゃ生かせないだろ
この街の地の利は
観光産業ならハナから乗り上げてた暗礁
危機感ゼロで響かない半鐘に込めた祈り
腑抜けた行政は相も変わらず虚勢で個性主張し
上がらない業績に露呈する無能さ
焚き付ける地元メディア
見透かされる内も外も
しどろもどろ
白け切った人々の目には
何度でも言ってやるよ
良く聞け
イズムなきジャーナリズム
どこまでもどこまでも深く深く沈む
愛でたい筈が御目出度い三つ巴
狙うお山の大将
所詮は商売、付けたがる勝敗
後退する産業、荒廃する街
溜まる老廃物
あの頃の面影は今やもう無い
hook
見えるか？消える街の灯りが
見晴ら（三原）しは
ボヤけて霞む輪郭と品格
聞こえるか？この街の悲鳴が
織姫が流す涙
見兼ねる天神と稲荷
見えるか？枯れる桜木
荒れた堤と濁る清瀬
その広さは？（広沢）
HATADOKORO
飾る錦昔話
悪手で搾取
行きづりの街
verse2
憑りつかれた悪魔の数字ほくそ笑む
6と黒く染まる6とロクデナシの6は続々と目論む
安易に手を出し魂をトレード
資本の奴隷となり
聞こえるノイズだらけの八木節
前言撤回に続く撤退
なのに続ける手痛い接待
玩具（おもちゃ）にされて
飽きたら掃き溜めへ
大抵は売名の再生
メディア・バライティー
破壊に近い不可解な連なりに
向ける目は疑い
盛り上げたのは
丼と皿で中身は粉と米なのに
それ口に運ぶ人々はどこへ？
漂う異臭はB級の香り
モリモリ織りなす
端から浅はか
向かう先は逆さまな墓場
儚く散るは風花の運命（さだめ）なら
見定めるのはこの街の行方
排他的な外野は踊り狂え
力の有る者が強いなら
俺はビートに舌転がした
ここが俺のＡＲＥＡ ＡＲＥＡ
hook
見えるか？消える街の灯りが
見晴ら（三原）しは
ボヤけて霞む輪郭と品格
聞こえるか？この街の悲鳴が
織姫が流す涙
見兼ねる天神と稲荷
見えるか？枯れる桜木
荒れた堤と濁る清瀬
その広さは？（広沢）
HATADOKORO
飾る錦昔話
悪手で搾取
行きづりの街
verse3
粉物で乾き切ったこの街に
団扇（内輪）で煽る伝統は偽りのまま
ぬるま湯を振る舞う
償う時には手遅れの解れ
伝統伝統連呼する現象
文化の冒涜に遠のく人並
営みの中で築いた筈だろう？
粋でイナセな上州桐生
腐敗の具合は日増しに具体化
人口減少・少子高齢化
問題提起に得られない返答
消滅可能性都市
ここがHATADOKORO
hook
見えるか？消える街の灯りが
見晴ら（三原）しは
ボヤけて霞む輪郭と品格
聞こえるか？この街の悲鳴が
織姫が流す涙
見兼ねる天神と稲荷
見えるか？枯れる桜木
荒れた堤と濁る清瀬
その広さは？（広沢）
HATADOKORO
飾る錦昔話
悪手で搾取
行きづりの街
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