群馬やよいひめ 今回ご紹介するのは群馬県が生み出した品種 [やよいひめ]前回ご紹介した[薮塚小玉すいか]に引き続き群馬が誇るもう一つの代表作だ
4月に入りすっかり春めいてきた
冬を代表する果物と言えば間違い無く
[いちご] だろう
日本人の好きな果物ランキングで
不動の一位を断続し続けている
そんな[いちご]も終盤に差し掛かった今
記事にするには些か時季外れの感も否めないが
この時季に書くには訳がある
今回ご紹介するのは
群馬県が生み出した品種 [やよいひめ]
前回ご紹介した[薮塚小玉すいか]に引き続き
群馬が誇るもう一つの代表作だ
[やよいひめ]は群馬で産声を上げ
2005年に品種登録された
群馬の完全オリジナル[いちご]だ
その特徴は、その名前に隠されている
[やよいひめ]は漢字で書くと[弥生姫]となる
漢字で表した方がその特徴を
顕著に示されている様に思う
通常いちごは2月を境に品質が低下し始める
その点[弥生姫]は、その名が表す様に3月を過ぎ
4月に入った今でもその品質を保ち続けている
むしろ今時季の方が味が乗っている様にさえ
思える
近年、福岡県の[あまおう]を筆頭に
各県を代表する新品種を含めた[いちご]の
生産が著しい
各県を代表する物をいくつか挙げてみる
栃木県[とちあいか] 埼玉県[あまりん]
茨城県 [いばらキッス] 千葉県[紅つやか]
宮城県[もういっこ] 静岡県[きらぴ香]
香川県[さぬき姫] 徳島県[さくらももいちご]
奈良県[古都華] 長崎県[ゆめのか]
佐賀県[いちごさん] 福岡県[あまおう]
熊本県[ゆうべに] 等
上記したのは、ほんの一部
細かく挙げればキリがないので割愛させて頂く
仕事柄、記した品種は全て食べ比べをした
流石は各県を代表する品種だ
風味の違い、果肉の硬さ等
それぞれにしっかりと個性があり
甲乙は付け難い
そんな中でも[やよいひめ]は決して
どの品種にも引けを取らない程の品質を
誇っている
記事を読んで下さっている方の中で
県外の方がいらっしゃれば
群馬県産の[やよいひめ]を
是非、召し上がって頂きたい
いちご王国として名高い
お隣、栃木県
群馬と栃木は合わせて両毛地域と
古くから呼ばれ,、何かと比較されがちだが
いちごの生産量に関して言えば
栃木県は全国1位
群馬県は全国15位 と隣県でありながら
その差は圧倒的だ
そんな両県だが、[やよいひめ]誕生には
いちご王国栃木県が大きく関わっている
[やよいひめ]は栃木県を代表するいちご
[とちおとめ]を親に持っている
つまり[やよいひめ]は両毛が生み出した
高品質[いちご]と呼ぶに相応しいだろう
両県に店舗を構えた経験がある者にとっては
非常に感慨深い
※現在は群馬県のみ営業中
王国の味を秘めた
群馬生まれの[やよいひめ]
シーズン中に是非一度お試しを
最後まで読んで頂きありがとうございます
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