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【ラビュリンス】を考える
はじめに
お久しぶりです。私も豚の端くれなので可愛い女の子テーマのラビュリンスは組むかずっと迷い続けていましたが、発売前日にTwitterにて公開された《白銀の城のラビュリンス》の設定画が決定打となりました。
【#遊戯王OCGモンスター設定画】
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) March 18, 2022
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3/19(土)発売
『デッキビルドパック タクティカル・マスターズ』
◤収録カード◢
『白銀の城のラビュリンス』
モンスター設定画を公開❗️
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✅商品HPhttps://t.co/iLwWMl4jTU pic.twitter.com/FPXqYzvm3O
かわいいですね(ニチャア)
ラビュリンスは様々な汎用罠カードとの親和性が高いのでガチ構築にして環境テーマと渡り合うのみならず、カジュアルなフリー対戦でも何か面白いこと出来ないかなぁと思案中です。今回はデッキを考えるために相性の良いカード等を書き連ねていく趣旨の記事ですので、ラビュリンスを大会で使って勝ちたい!と思って見に来た方は他を当たってください。
また、各カードにそれぞれ効果を記載していくとキリがないので効果が分からない場合はググってください。調べやすいように括弧内は正式名称で書いておくので。
テーマとしてのラビュリンス
いわゆる罠型テーマのひとつですが、ラビュリンスは主に通常罠の効果でモンスターが場を離れるのをトリガーにアドバンテージを得る効果を有しており、リソース確保にも長けたテーマとなっています。《強制脱出装置》や《激流葬》、ラビュリンスと同パックに登場した《悪魔の技》などは特に好相性です。また、《白銀の城のラビュリンス》の②の効果で毎ターン好きな通常罠を使い回せるのが強みです。除去によるアド稼ぎだけでなく、《次元障壁》のような圧力の強いカードを維持しながら戦うことも出来るみたいです。
それでは本題に入りましょう。
相性の良いカードたち
TwitterやYouTubeを見渡した感じ、カテゴリ単位でよく挙がっているのは悪魔嬢ですね。通常罠に関する効果を持っているのでラビュリンスのサポートとして見るからに優秀です。あとは悪魔族の繋がりで《ウェルカム・ラビュリンス》の縛りに影響されないイビルツインを絡めたレシピもいくつか見かけました。《白銀の城の召使い アリアーヌ》が下級悪魔族を広くサポートしている事からリゾネーターを主軸にしたレッドデーモンのレシピもありました。エルドリッチなんかも見かけましたが悪魔族の縛りでエルドリクシルが使いづらそうです。そうは言ってもデッキからエルド1枚掘れていれば運用は出来ますし実際どうなんでしょうかね。
カテゴリではなくカード単位で見ていくと、素早く白銀の城の家具たちを墓地に集めるための《魔サイの戦士》や、通常罠の手数を増やせる《絶対王 バック・ジャック》はコストとしてかなり優秀です。また、《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》はエンドフェイズの遅さがあるものの、サーチ先である《白銀の城の竜飾灯》はフリーチェーンでラビュリンス魔法罠をセットする効果があり、遅さをカバーしつつリソース確保に繋げることが出来ます。他にも悪魔族サポートを共有できるものとして《白銀の城の魔神像》や《悪魔の技》にアクセスできる《トリック・デーモン》も採用を検討できると思います。
変わったところだと《魂の造形家》も面白いなと思いました。攻守の合計が一致する組み合わせとして、先程挙げた悪魔嬢と《白銀の城の火吹炉》が2000、《白銀の城のラビュリンス》と《白銀の城の魔神像》が4800、《魂の造形家》自身と《白銀の城の召使い アリアンナ》が3700といった具合で組み合わせが複数あり、状況に合わせて幅広い動きが出来そうです。《悪魔嬢アリス》をリリースすればさらにアドが稼げるのも美味しいですし、《魂の造形家》は天使族なので《聖邪のステンドグラス》を最大限に活かせるのもポイント高いですね。
個人的に最も注目してるカード
《竜嵐還帰》です。
《白銀の城のラビュリンス》の②による通常罠の使い回し効果について、シンプルに除去効果持ちの罠を使い回すのも良いですがこのカードがなかなか噛み合いが良さそうだなと思いました。
エンドフェイズに手札に戻るのをトリガーに竜飾灯や火吹炉が墓地から出てきて、そのまますぐそれらのコストに充てれば竜嵐還帰で出したモンスターは墓地に行きます。例えばこれを《絶対王 バック・ジャック》や《ネクロ・ガードナー》のような能動的に墓地から除外できるモンスターにしますと、家具の効果でセットした《ウェルカム・ラビュリンス》から《白銀の城のラビュリンス》を出し(場にいれば他のラビュリンスをリクルートでOK)、②の効果で竜嵐還帰を再セット、で擬似的にループするようになります。
似たような動きは《戦線復帰》等の蘇生や帰還させる通常罠カードでも出来ますが、竜嵐還帰はバウンス効果を含んでおり単体で各種ラビュリンスのトリガーになれることや、除外させる必要札は増えますが《大天使クリスティア》のようなお互いにデメリットのかかるカードもエンドフェイズのバウンスにより、相手ターンにのみ効力を発揮させることが出来るのが竜嵐還帰の個性です。
竜嵐還帰の対象にするモンスターは特殊召喚成功時、フィールドに存在する限り、フィールドを離れた場合、手札からコストで墓地に送られた場合などなど、利用できる効果の幅が広いので色んなサブギミックも絡めた上で運用できそうなのが面白いです。
まだまだ探せばありそうですがこの辺で
僅かながらですがこれらをヒントにオリジナリティのあるデッキビルドの参考程度にでもなればなと思います。他にもこんなのどうだろうとか、良さげなのあればこっそり私にも教えてください。
追記(04/06)
https://twitter.com/take1pad/status/1511399217772003329?s=21&t=JN_kBwye_5KkMF-_yuKPqw
追記
当記事の執筆当初にはまだなかった【ラビュリンス】の遊戯王wikiが整備されました。遊戯王wikiの方が情報量も多く更新頻度も高いので今後はそちらを主に参照していただければなと思います。