セルフバウンス型捕食植物の現在

はじめに

お久しぶりです。今回は以前に紹介したセルフバウンス型の捕食植物デッキについての記事です。レシピの全てのカードがマスターデュエルにも実装され、ソロモードで一人回ししたり、YouTube等でカジュアル対戦会を開催しているマスターデュエルの配信を探して遊びに行ったりもしてます。狙う動きは相変わらず、ドゥローレンでプランターを使い回して爆発力で戦うスタイルですが、ブラッシュアップしてレシピも変わっているので現在の構築や変更点について解説していきます。

現在(2023/04)のデッキレシピ


せっかくなのでマスターデュエルの画像で

※2023/04現在のレギュレーションだとオフリスの枚数が紙とマスターデュエルで違います。

主な変更点とその理由

ナチュルコスモスビートの採用

このカードは植物族でレベル2のチューナーとしての採用。レッドリゾネーターを引けなかった際にジャスミンからリクルートして使います。紙の方では行きつけのカードショップに無かったのでウィードで代用しています。ジャスミンに関しては、初動の融合素材を手札から供給して場のオフリス等を残したり、プランターを素引きしてたりで場に植物を3体並べるのは容易なので、1枚挿しておく事によってドゥローレンへ繋ぐ展開の安定感を底上げしてくれます。素引きした場合はコストにしてからクロシープでの蘇生を狙います。

捕食植物スパイダーオーキッドの採用

こちらはブフォリキュラと上下スケールを揃えてのP召喚の導入が主な目的です。プランターによる蘇生は効果が無効化されてしまうため、バウンスしてからP召喚する事でキンジーやオフリスの効果を使用する事ができます。同じく捕食植物で上スケールのトリアンティスにしなかった理由としては、セルフバウンスする都合でPゾーンのカードも融合素材にできる効果は使わないのと、レベルが高くてプランターで蘇生できない点です。スパイダーオーキッドは手札からの融合素材やコストで墓地に送った後にプランターで蘇生し、バウンスしてPゾーンに置く動きができます。

沼地のドロゴンの採用

こちらはレアフィッシュとの入れ替えです。レアフィッシュはかつて採用を検討していた簡素融合にも対応している名残で採用していましたが、簡易融合に対応するレベル4の水属性としては基本的にこちらの方が優秀です。そしてこのデッキでは正規召喚も狙えます。ダーリングの素引き等で簡易にアクセスできない場合は捕食植物+ライオット等で出す事もできます。キンジーやブフォリキュラでは融合先に闇属性の縛りがあるため出せないのには注意が必要です。持ってなかったのでレアコレで再録されて助かりました。

2枚目の融合再生機構

長く存在すればするほどアドを稼げるカードなので早く引けるに越したことはなく、被ってもコストにすればいいので無駄にならない範疇で増やしました。初動の融合手段にアテがあれば、展開で使用するオフリスとアンブロメリドゥス計2枚のリクルート先のダーリングともう1枚が自由になります。融合する手段が無い場合はキンジーを出すしかありませんが、そこでセラセニアントを出して1ターン目から使えるプランターを増やしたり、ドロセーラで捕食カウンターをばらまいたり、ビブリスプでサーチに繋げたりで上振れ要素になります。

その他エクストラ

ガーディアンキマイラ、ヴァレルソード、サロスが新しく入っています。マスターデュエルのカジュアル対戦会なんかに参加してると様々なデッキと戦うため、盤面解決の幅を拡げるために入れ替えました。

終わりに

こんなところでしょうか。消費の激しい融合テーマでありながら、シンクロや大型リンクも組み込めて楽しいデッキになっています。捻りを加えた捕食植物ですと対戦会に持ち込んだ時に少し物珍しそうな反応をされるのも嬉しいです。テーマ内で完結しているデザイナーズコンボも年々クオリティが高くなってると感じてはいますが、こういうデッキも楽しいので手持ちのデッキのブラッシュアップもしながらまたなんか色々考えたいですね。

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