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シェアハウスで共に子育て

TVで前までよく見ていた「テラスハウス」は6人の男女が同じ家で暮らしながら、恋愛や様々な出来事をオープンにしていく没入感ある番組でしたね。

同じ家に暮らして家事を共同で行うことは、肉体的なメリットだけでなく、精神的なメリットもあると思います。

若者にはだんだん受け入れられている「同居」という暮らし方にも最近は幅が出来てきました。

そのなかでも注目されているのが

コレクティブハウス

です。

共働き世帯など負担を軽く

というメリットをみながら

*親子で暮らすことが出来る主な共同住宅
*コレクティブハウスのメリットとデメリットは?
*共同生活への行政が後押し、助成金も支給へ
*海外は多世代型共同住居スタイル

という項目でチェックして

日本は収益を考え不動産業者が運営している. 福祉の観点も必要だ

という今後の方向性みたいなことにも考えを深めていきたいと思います。

*親子で暮らすことが出来る主な共同住宅

今は、核家族化が進んでいる中で共働きが増えて、どうしても余裕のない中で子育てをしている家庭が多いと思います。

その中で、共同生活というスタイルの中で助け合いながら子育てや家事を進めていくことに注目が集まっているのです。

では共同生活で今どういう形で暮らしていけるか?みていきます。

まず1つ目が
シェアーハウス です。

数人がプライバシーのある個室を持ち、トイレや浴室、台所を使いあって住む大きな家のことです。

一般的には単身の若者世代の利用が多いですね。

さらに最近は
母子専用シェアーハウス も出てきました

シングルマザーとその子供が対象になるます。

これは福祉的な観点での設立で、群馬県や大津市などで実施されている、自治体や夜会福祉法人による運営がなされています。

群馬スマイルライフ ホームページ

https://smilelife.pref.gunma.jp/childrearing/sharehouse/

最後に最近注目されている
コレクティブハウス です。

コレクティブハウジングは、北欧発祥の住まい方
1970年代にスウェーデン・デンマークで生まれで、現在では北米などを中心に世界中に広まっている暮らし方です。

シェアハウスとの違いは

◉台所やトイレ、浴槽は個々の住宅に完備されてプライバシーが守られていること
◉住まいの延長として食堂や皆で使えるキッチン・リビングがあること
◉共用部分の掃除や庭の手入れなど、係を決めて協力し合うこと

があげられます。

コレクティブハウスの目的は

弱者が一人ぼっちにならないように

という思いがあります。

*コレクティブハウスのメリットとデメリットは?

コレクティブハウスのメリットは?

◉女性の単身者でも安心の暮らしができる。
◉高齢者が孤独感を抱くことなく生活できる。
◉子育ての悩みを共有できる。
◉時には食事を共にすることができ、人の温かさを感じる。
◉プライバシーが適度に保たれている。

といった点ですね。

核家族や世代を問わない単身者の孤独が社会問題になっている現代の日本社会では、人とのつながりが得られる環境というのは最大のメリットです。

コレクティブハウスのデメリットは?

◉積極的な関わり合いがなければ強い孤独を感じる
◉役割分担を負担に感じる
◉人間関係で揉めると居づらくなる

という点です。

積極的に人に関わる姿勢や、協調性などが住むに当たって必要とされてきます。

*共同生活への行政が後押し、助成金も支給へ

そもそも、シェアハウスやコレクティブハウスには、生活弱者が支え合えるシステムなので、福祉の側面も持ち合わせています。

そんな事もあって行政が後押しをする場合も出てきています。

低所得者への住居を補償する制度

住宅セーフティネット制度 

の改定して

ひとり親世帯の入居を可能にしました。

1月に募集を始めた事業者のマンションなど共同住宅の改装には

キッズルーム・砂場・家庭菜園・遊具などの設置に最大500万円の補助

を出すことが出来るようになりました。

*海外は多世代型共同住居スタイル

海外、特にヨーロッパでは、

社会福祉の一環として子供を含む多世代型の共同住宅整備が進んでいる

と思います。

これは、福祉に対する考え方や、SDGsのように「誰も取り残さない」という理念が文化として根差している気がします。

フランスは認可を受けた一般家庭で、障害者や高齢者を受入れ、自宅のバリアフリー改装費を政府負担するというものです。

ベルギーは母子家庭と高齢者専用の「カンガルー住居」は、ソーシャルワーカーが高齢者を巡回するなどして、入居者の負担やトラブルを解消するシステムを作り上げています。

日本は収益を考え不動産業者が運営している. 福祉の観点も必要だ

という現状があります。

お金も大切ですが、支え合う福祉が最初に来てハッピーがお金を生むという順番を日本が意識しないと、長続きしない気がしました。

フィリピンも長屋感覚で子供が他人の家でご飯をご馳走になることなんて本当に普通にあったから、人を支えることを社会が支えることが大切だと思います。

「世界の助け合い」から学ぼう (PDFファイル)
丁 志映■ 千葉大学大学院工学研究科 建築・都市科学専攻 助教

https://www.kenchikushikai.or.jp/data/senko/kaishi/KAISHI_201607_SEKAI01.pdf

#シェアハウス #コレクティブハウス #共働き #助け合い

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