サウナの次は銭湯か?大阪で若者に照準
先日広島の出張の時に大浴場のあるドーミインに宿泊しました。
昨今のサウナブームに全く乗り遅れていて、
「整う」
が癖になるともっぱらの評判だけど経験していない私はとてもエキサイトしていました。
視力が悪い私は銭湯では眼鏡をしながら入浴することが多いので、サウナも眼鏡をして入ってしまいました。
5分もすると眼鏡が非常に熱くなって外して手に持っては何とか「整う」を目指していました。
そして水風呂を出て眼鏡をかけると、傷つき防止のコーティングが溶けて表面がパキパキにひび割れてしまいました(実話)
私のブームはより安全な銭湯になりそうです、、、、
実は大阪府内の銭湯は利用者の減少や経営者の高齢化などにより減少傾向が続いています。
1970年前後には2300軒を超えていたが、現在では約300軒にとどまるそうです。
そんな中で、40代店主らが組合を組みながら、
銭湯の活性化のために、
湯上りに一杯!
近くにテレワーク拠点
など新事業として取り組んでいます
今日はそんな取り組みを
*朝日温泉 田丸正高さんのチャレンジ
*昭和湯 森川晃夫さんのチャレンジ
*銭湯+○○で活性化 若手でイベント企画
でみていきながら
府内の銭湯は利用者の減少や経営者の高齢化などにより減少傾向
若者のアイディアで歯止めを!
という関西発信で元気になりたいと思っています。
*朝日温泉 田丸正高さんのチャレンジ
田丸さんは3代目の銭湯の店主です。
でも新しい取り組みをしてこなかったと振り返ると、利用者は大晦日には300人が利用した銭湯は100人程度まで落ち込んでいたそうです。
そこで、2021年10月、銭湯の向かいの建物で飲食店「朝日食堂」を始めたそうです。
夜は地元の和食店の協力のもとで居酒屋として営業して、銭湯の利用者には最初のドリンクを100円引きで提供することを始めました。
田丸さんは「風呂上がりの一杯を楽しんで」と話しています。風呂上がりのビールは最高ですからね。
昼間はハンバーガー店に店舗を貸し、「ババンババンバーガー」と称したバーガーを風呂おけに入れて提供すると、インスタなどSNSで話題になったそうです。
*昭和湯 森川晃夫さんのチャレンジ
森川さんは、2016年から「ゲストハウス木雲(もくもく)」を運営しています。
元々は長屋だった建物を改装してゲストハウスとして運用を始めました。
宿泊者は銭湯を無料で利用できるのですが、10月からゲストハウスの一部をテレワーク用に変更して、3時間1000円で宿泊客以外も使えるようにしました。
テレワークの利用者は有料ですが
「仕事の合間に銭湯を利用してもらえたら」
と期待しているそうです。
長屋だった建物はノスタルジックな雰囲気があり、さらにロビーや客室に「ブラウン管テレビ」や「黒電話」などを置いて、雰囲気を盛り立てています。
*銭湯+○○で活性化 若手でイベント企画
田丸さんと森川さんは、大阪府公衆浴場組合の事業委員会「for-U(湯)」の委員を務めています。
メンバーは30~40代を中心に若手店主17人でアイディアや企画を持ち寄っています。
「開運小判の湯」「シークワーサー湯」「ボンタン湯」
などが行われたみたいですね。
銭湯だけではじり貧だったビジネスも、飲食や宿泊と組み合わせながらニーズを掛け合わせているのが特徴です。
今どきのSNSで発信していき、若い世代へを取り込んでいきたいとかんがえているようです。
大坂府内の銭湯は利用者の減少や経営者の高齢化などにより減少傾向にあります。
だからこそ、従来にない若者のアイディアで歯止めを!
図ることで代々続く文化を継承していって欲しいなぁと思います。
寒い冬は銭湯で温まる、ゆず湯が恋しくなってきました。
フィリピンの情報サイトを立ち上げました。
幅広く情報発信しています。ご覧くださいませ