マナブさんの音声配信が長いのに飽きない、分かりやすい理由
最近、面白いし勉強になるなと感じるのが、「マナブの引きこもりラジオ」です。
マナブさんはフィリピン英語留学のエージェントをされていたこともあって、ずっと気になる方でした。
最近音声配信の番組をフォローして聞きだしたのですが、他のパーソナリティが10分前後の配信が多いなかで、マナブさんは大体20分前後と倍ぐらいの尺です。
でも聞いていて「長いなぁ」と全く感じさせません。どんどん聞き入ってしまう感じです。
なぜかな?と思った時に、マナブさんが話していたのは
PREP法+告知+繰り返し
というフレームワークで話されていると感じました。
では、説明していきます。
1. PREP法+告知+繰り返しは最強
この章でいいたい事は、マナブさんはPREP法にそって話すチャプターの前にこれから話す事の内容に触れて、次のチャプターに移る前に、その章のまとめを改めて伝えているから、分かりやすいということです。
分かりやすいように説明します。
皆さんはPREP法ってご存じですか?
私はしゅうへいさんのオンラインサロンに入るまで知らなかったし、話し方に対して意識が足りなかったと思います。
PREP法は文章を書くときのフレームワークの一つで
P=Point(ポイント=話の要点・結論)
R= Reason(リーズン=理由,なぜ?)
E= Example(イグザンプル=事例)
P= Point (ポイント=最終的な結論)
という構成で文を組み立てることです。
このPREP法を修得すれば、
要点をつかんだわかりやすい文章が書けるようになる
説得力のあるプレゼンテーションができるようになる
を発揮できます。
マナブさんの配信は長いので、ここにひと工夫を感じました。
改めていうと、章の入る時に告知と、章の終わりに繰り返しをいれることで、飛躍的にわかりやすくリスナーに伝える事が出来ています。
2. 長い話には、ひと工夫で差がつく
次に、告知と繰り返しの工夫がどれだけ有効かをみていきます。
PREP法は結論を先にいうことで、これから話す内容をおおむね把握することで、その人の伝える事をより理解しやすくするフレームワークです。
でも、実は人間の脳は弱い部分もあって、ドイツの心理学者「エビングハウスの忘却曲線」と呼ばれる理論では人間は、聞いたことを20分後には42%忘れるそうです。
これを防ぐ方法があります。
それが反復学習です。繰り返し聞く事です。
なので、工夫として繰り返し聞いたり話したりすることで記憶への定着が進みます。記憶と記憶を結び付けて理論だった理解が深まり、伝えたい事を正確に理解してもらえる確率がぐっとあがります。
3. 飽きない話し方を使いこなす
この手法で正しいことを伝えることは、まるで自転車を補助輪なして乗りこなす過程に似ていると思いました。
私たちまだ模索しながら進めている人は、初めて補助輪を外した自転車を上手く乗りこなせません。
時にはふらつきながらこけてしますこともあると思います。
でもそこで怖くなって止めてしまうと、永遠に自転車は乗りこなせません。
一方で自転車は、一旦乗りこなすと少々乗らなくてもいつでも自由に乗れます。
マナブさんの配信は、昔からほとんどこの様な手法で話を進めていて、どの配信も理解がしやすかったです。自転車の様に無意識で乗りこなせている感じですね。
相手に伝えるときは、何度も繰り返しながらPREP法をベースに伝える事が大切と実感しました。
今日のお勧め本
ヤフーアカデミア学長にしてグロービス講師で、孫社長にも一目置かれた伊藤さんのメガヒットの著書です。
1分という短い時間でも、20分という長い時間でもPREPというフレームワークが十分働くということですね。
音声配信の内容を文字お越しして要約しました。
良ければ音声配信もお聞きください
合わせて聞いて欲しい過去放送
1月14日配信
ロジカルシンキングを身につけたい
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