年始めにはマネーの勉強「お年玉」事情
もういくつ寝るとお正月♪
という時期になってしまいました。
クリスマスからお正月にかけては、子を持つ親にとっては支出がかさむ時期で色々とマネーの計算でお金の大切さを実感します(笑)
一方子供にとって、お小遣いと違っておじいちゃん、おばぁちゃん、叔父さん,叔母さんと尋ね歩けば、大人もびっくりするぐらいお金を手にすることが可能なドリームタイムです。
でも、単にお金をもらう、ゲームを買う、ってだけではもったいないですね。
マネーの勉強をするチャンスになりそうです。
そして今は時代背景でキャッシュレスも増えているらしい、、、
そんなお年玉マネー事情を
*お年玉年齢別相場
*現金か?キャッシュレスか?
*どんなマネー教育を学ばせるか?
*知られていないマナー
とみていきながら
元々は御歳魂(おとしだま)と呼ばれる鏡餅を
分け与えて、1年元気で過ごす事を願ったもの
というお年玉の本来の意味を理解しながら
お金を渡すだけの風習ではない!思いやりと
感謝を忘れずに、元気で過ごせるようにと渡すモノ
という有意義な経験に変えてあげたいと思います。
ピンチの時にはお金貸してね!と今から子供に哀願している我が家の年末風景です。
*お年玉年齢別相場
リサーチでも多くの家庭の親が知りたがっていたのが、お年玉の相場
でした。
せめて人並みには渡してあげたい!という親心なのか?渡しすぎならもったいないから減らしておこう!という厳しい台所事情からなのか?(うちの家庭だけ??)
調査の結果は以下の通りでした。
小学生以下 1000円以下
小学生低学年 1000円~3000円
小学生高学年 3001円~5000円
中学生以上 5001円~10000円
(住信SBIネット銀行「お年玉に関する意識調査2021」より)
そして家庭での平均支出額は26,206円
平均で渡す人数は3.8人で
自分の子供と甥っ子、姪っ子に渡すことが多いようです。
コロナ禍で世帯年収は世帯数の3割が減ったと答える中で、お年玉の相場は昨年と変わらない世帯が殆どだそうです。親心健在ですね。
お年玉は現金で渡す家庭が一番多いのですが、中には投資信託や株を買う家庭も出てきてマネーの勉強という意味合いが強くなっている家庭が増えて来たそうです。
*現金か?キャッシュレスか?
コロナ禍で衛生的視点から、キャッシュレスを政府も推進しています。
中国や韓国なんかはかなり数sんでいますよね。
その波はお年玉にも押し寄せているのでしょうか?
*2022年はお年玉をどのようにあげますか?
という問いに対して回答は
現金であげる=75%、
キャッシュレスであげる=10%、
あげない=15%
でした。
15%があげないって意外に多いのだとびっくりでした。
そして
■「キャッシュレスでお年玉」をあげる理由
・お年玉をあげる側が便利だから(15人)
・お年玉をもらう側が便利だから(13人)
・時代にあっているから(12人)
・新型コロナウイルスによる帰省自粛で現金のお年玉を渡せないから(9人)
・キャッシュレスに慣れさせたいから(8人)
・新型コロナウイルス対策として衛生面で安心だから(7人)
・すでに子どもが キャッシュレス化しているから(7人)
・現金を持ち歩かせたくないから(5人)
・利用履歴を確認しやすいから(4人)
という理由ですが、コロナで進んだって感じですね。
どうやって事も②キャッシュレスでお年玉をあげるか?
■「キャッシュレスでお年玉」の手段
・スマホQR決済 (PayPay・LINE Payなど)(36人)
・図書カード(7人)
・交通系ICカード (Suica・PASMO・PITAPAなど)(5人)
・QUOカード(5人)
・デビットカード(3人)
・プリペイド型電子マネー (nanaco・WAONなど)(2人)
・その他(1人)
でした。もう小学校でもスマホを持っているのですからスマホ決済も当たり前になってくるんですよね。
「キャッシュレス社会になると、金融経済教育のあり方が変わる(さらに重要になる)と思いますか?」
という質問に対して内訳は
とてもそう思う=22%、
まあそう思う=59%、
あまりそう思わない=16%、
全くそう思わない=3%
約8割の人が「そう思う」と回答し、キャッシュレス化に伴い子どもの金融経済教育は今まで以上に必要だと感じている人が多くいることがわかりました。
ファイナンシャルアカデミー「キャッシュレスとお年玉」に関する調査を実施より
*どんなマネー教育を学ばせるか?
せっかくまとまったお金を手にするわけですから、どんな「マネーの学び」を経験できるか?
か投げてみました
ひとつは
予算内で好きなものを買わせてみる
というお金を使わせる勉強です。
お金は使っった時にその価値を表します。
1万円札を冷静に見たら、単なる紙切れです。
でも、紙製の1万円で指輪を買えば貴金属の価値と同じになります。
お金は使わないと価値を実感できないモノなのです。
だから有意義に使う勉強はとても大切です。
学べる事は「お金の交換機能」
と言えます。
次に
子供名義の口座で管理する
ということです
自分でATMで入金をさせる体験もさせてあげます。
銀行がなぜ必要なのか?どんな役割をしているのか?
上級生なら日銀と一般の銀行の違いなど色々金融のことを勉強できるきっかけになります。
お金の保存機能と金融の役割
について学べます。
いずれにせよ、体験させた後でちゃんと話して学ぶ時間をとることが大切です。
*知られていないマナー
ここで雑学的な、お年玉の知られていない常識 を1つ
目上の方の子にお年玉はNGで、お年賀としたりモノで渡すことが一般的です。
それには理由があります。元々のお年玉の意味を知ると理解が出来ます。
お年玉は元々は御歳魂(おとしだま)と呼ばれるお正月の飾りの鏡餅を家の家長が他の家族に分け与えて、1年元気で過ごす事を願ったもの
なのです。だから本来はお年玉を渡せるのは家長だけ。
目上の人の子に渡すことは出来ないのです。
そして、家族の健康を願う親が子に与えるのは
お金を渡すだけの風習ではない!
思いやりと感謝を忘れずに、元気で過ごせるようにと渡すモノ
そんあ元気の元を話題に、年始めに和気あいあいと将来役立つお金の勉強を家族で学ぶのはとても縁起がいいなぁと思います。
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