Z世代のイノベーションマインドを徹底分析する
ときおりマスコミに登場する「Z世代」ですが、年齢が25歳を超える人が出てきています。
年齢で○○世代と区分されているのですが、おおざっぱには
1960~1970年代生まれ X世代
1980~1890年代生まれ Y世代(ミレニアム世代)
1995~2010年生まれ Z世代
と区分されています。
社会人として活躍して収入も得てくると、ますます小穂を支えるキーパーソン世代として注目が高まりますよね!
そこで今日はよりZ世代のことを知ってみたいと思い
*関心のある社会課題
*SDGsなど社会問題に取り組む企業の印象
*働き方で関心あること
*働きたい職場の環境トップ5
*「ダイヤモンドの卵」と呼ばれているZ世代
という切り口で
就職の不安も少ない
自分本位で競争意識も低い
SNSで承認を求める
という特徴を持つ彼らの
「まったり(chill)」という価値観
収入は8ポケット(両親*祖父母*叔父・おば)
という点から
SDBsを自分ごととして感じて行動できる
平和を愛するまったり仲良しZ世代
と位置付けることを解説していきます。
Z世代の皆さん、ちょっとぐらい違っていても温かく見守って下さいね!よろしくお願いします(爆)
*関心のある社会課題
日経新聞がZ世代にアンケートを行い、彼らの素顔に迫ってみました。
アンケート結果から抽出したものから、彼らの価値観に迫ってみましょう!
まず社会の課題についてです。
Z世代では
1位「年金問題」、
2位「貧困問題」、
3位「所得格差」
4位から7位までの
「人種差別」
「飢餓・栄養不足」
「ジェンダー不平等」
「LGBTQ(性的マイノリティー)差別」
が他の世代では見られず、Z世代の特徴と言えそうです。
この世代で大坂なおみ選手も積極的に発言しています。一般的にテニス選手は、コーチなどから社会問題や政治問題について発言しないよう奨励されてきたのですが、臆する事なくストレートにBLMを訴えている姿が印象的でした。
きっと、ジェンダー不平等やLGBTQ差別は当事者の存在も含めて、身近で考えやすいテーマだからだと思います。
この社会問題はSDGsに掲げられている問題であり、高校や大学で、力を入れて教えられていることが影響してそうです。
*SDGsなど社会問題に取り組む企業の印象
Z世代とY世代以上の
SDGsなど社会問題に取り組む企業の印象
回答を比較してみました・
その結果、Z世代は
「好感が持てる」
「製品・サービスを利用したいと思う」
「働いてみたいと思う」
のすべての項目で
「とても当てはまる」
がY世代以上よりも高かったのです。
この点からもSDGsへの関心の高さ、さらには「自分ごと」と捉えている意識が見て取れることが分かります。
2020年から文科省が学習指導要綱の変更でSDGsへの担い手を育てると明記して入り事が要因になっていると考えられています。
*働き方で関心あること
コロナ禍の中で、取り上げられる新しい働き方として、
「週休3日制」
「副業、パラレルワーク」
「転勤のない働き方」
「女性管理職3割目標」
「ワーケーション」
「45歳定年制」
の6項目を挙げ、Z世代とY世代以上の回答を比較してみました。
すべての項目でZ世代の方が関心が高いのですが、その中で最も高いのが
「週休3日制」
でした。
「転勤のない働き方」はY世代以上の関心も高く、両者の差が最も少なかったです。
きっとZ世代は仲間との別れを嫌がり、X世代は介護や子供の学校のことを考えると転勤は好ましく思わないと思われそうですね。
一方で、「45歳定年制」はY世代以上の関心が最も低く、Z世代との差が最も大きいです。
Z世代には実感も少なく、それまでにキャリアアップで転職や起業などを考えているのではないでしょうか?
*働きたい職場の環境トップ5
「働きたい職場」について聞いた回答をみていきます。
結果は
1位「職場の雰囲気が良い」
2位「年収が良い」
3位「福利厚生などの給与面を除いた待遇の良さ」
3位「将来性がある」
5位が「雇用の安定と安心」
でした。
Z世代の彼らは学生時代アベノミックスなどで売り手市場ででした。アルバイトも選べる立場だったことからそれなりに収入もあったはずです。
又、中国のように日本も少子化で若いZ世代の人数は少なく、一方で高齢化で祖父母は長く健在なので、お小遣いは、祖父母、両親、叔父・叔母 などかなりあってお金にはさほど不自由していないと考えられるのです。
収入は確かにどんな状況でも大切ではあるのですが、1位にはならなかったのはそんな背景があると思います。
*「ダイヤモンドの卵」と呼ばれているZ世代
まとめてみると
Z世代は少子化と高止まりしている有効求人倍率の中で
「ダイヤモンドの卵」
ともいわれています。
就職に対する不安も少ないため、
自分本位で競争意識も低い「まったり」した環境にいるともいえます。そしてそれを心地よく思っているでしょう。
そして彼らの環境や価値観を考えると
就職の不安も少ない
自分本位で競争意識も低い
SNSで承認を求める自己承認欲
ことから
初めてグローバルで共通して暮らせる
チル(まったり)&ミー(私をみて) 世代
であり
SDBsを自分ごととして感じて行動できる
平和を愛するまったり仲良しZ世代
だといえそうです。
その特性を把握して共通点を探したり、意見を交わし合うことで相手の役に立ったり、良いヒントをもらえるといいなぁと思います。
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