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ジョンソン首相が辞意 英報道

今日、突然にイギリスのジョンソン首相が「辞任」したというニュースが流れてきました。

コロナ禍でのパーティスキャンダルを何とか乗り越え、権力にしがみついていたのが、ついに力尽きたという感じです。

それも今回は閣僚が60人近く辞任して首相続投にNoを突きつけるという、前代未聞の出来事で政権が幕を下ろしたのです。

うそつきは泥棒の始まり、、、

嘘をついてまで、首相という座を手元にとっておきたかったのでしょうか?

そして早くも次の首相に関しては

与党・保守党は党首選へ スナク、トラス両氏が有力

と報道されています。

それ程嫌われてうんざりされていたんでしょうかね?

そんなスキャンダルまみれのジョンソン首相を

*不祥事相次ぎ引責
*英与党60人ちかくが役職辞任
*ジョンソン政権への視線は厳しい

とみていきながら、最終的には

69%の国民が「辞任すべきだ」と答えている

という民意には勝てないことを、日本の政治家にもしっかり学んで欲しいと思います。

*不祥事相次ぎ引責

英主要メディアは7日ジョンソン首相が辞任する意向を固めたと報じました。

新型コロナ対策でイギリス全土で行動規制下での首相が自ら参加したパーティー開催問題などの政権の不祥事が相次ぎ、国民の支持を失ったことが辞任の1つめの原因です。

ジョンソン首相は就任当時から、ユーモアのある独特の性格とやや強引な政治手法で国民の支持を集めていました。2019年末の総選挙で大勝して勢いを増した政権は、2020年1月末には懸案だったEU離脱を実施してイギリスの転機を踏み出したのです。

ただその後も英領北アイルランドを巡りEUとの摩擦が続いているほか、英北部スコットランドでは独立問題がくすぶるなどEU離脱の余波の案件が山積だったのです。

そこの例の内政ではパーティー疑惑で支持率が急降下してしまいました。

さらに直近では2つ目の原因で今回の引き金になった「過去に痴漢行為の苦情があった議員」を党幹部に起用したことが発覚するといった不祥事がおきてしまいました。

*英与党60人ちかくが役職辞任

実は今回の議員スキャンダルがきっかけとなって、6日までに副大臣級を含む40人超の与党議員が役職の辞任を表明しました。そしてその結果、複数の閣僚が6日、ジョンソン首相に辞任を求めたのです。

なぜ、これほどの議員がジョンソン首相を見切ったのでしょうか?

それはこの議員の痴漢疑惑が出た当初は、首相を含む政権側はこの事実を知らなかったと説明していました。

そこで突然ジョンソン首相自身が、事前に報告を受けていたと説明を覆したのです。

こんな事をされたら、首相をかばうように知らなかったと発言していた身内議員の面目を潰されてしまい、堪忍袋のおが切れてしまいました。

そして、5日にスナク財務相とジャビド保健相がジョンソン氏が政権運営を批判して辞任がきっかけに多くの議員が2人に追従する形で辞任に歯止めがかからなくなってしまったのです。

6月に実施した信任投票では続投が認められたものの、「不信任票」が党所属下院議員の4割超に達していましたから、先月は首の皮1枚で繋がっていたのに、自ら墓穴を掘ってしまったのです。

*ジョンソン政権への視線は厳しい

最初に述べたように、言動が型破りで失言も多いジョンソン氏保守党内でも好き嫌いが分かれていました。

そもそも敵が多かった政界で、6月末に痴漢行為で保守党の副幹事長を辞任した議員に対しての説明が、二転三転したことが「不誠実だ」との批判が高まったことが一番悪い結果になりました。

失敗は誰でもあるし、それをしっかり国民に詫びて糧にして国民のために真摯に仕事に向き合えば、返って国民は政権に期待をしたと思います。

何よりも悪いことは「バレる嘘を簡単について、おたおた釈明し発言が二転三転する」ことです。

一貫性がない人を信用しろ、国のかじ取りを任せろという方が無理な話です。

69%の国民が「辞任すべきだ」と答えている

ことが、バレる嘘の怖さを物語っています。

自戒もふくめて

「ありがとう」と「ごめんなさい」を言えない人は信用されない

と子供に言い続けています。

今回それに付け加えるなら、「ありがとう」と「ごめんなさい」というタイミングを見誤らない事。

嘘をついてバレたあとの「ごめんなさい」は逆効果もあるのだということから「嘘はつかない」を心がけます。

私に話しかけて、返事がなければ「怪しい」と思って下さい、、、、

#ジョンソン首相 #辞任 #不祥事 #日経新聞

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