老後にペットを飼い始める心構えは…
私がセブ島に行く前にウエルシュコーギーを飼って、両親に癒しを与えて欲しいと託してフィリピンへ旅立ちましたた。
そして家族で日本へ帰ってきた時も私たちを迎えでくれて、14歳の誕生日の1か月前に天国に旅立ちました。
家に来た初日から旅立つ最後の日まで両親とともに過ごしてくれました。
本当に感謝しかなく、思い出すだけでも涙腺が壊れそうになりますが、今も犬の写真に大好きだったイチゴをお供えするのを見ると、ペットの持つ力はすごいと強く思います。
昨今、ストレスの多い老後の生活の中で、心の癒しを求めてペットを飼う人が増えているそうです。
しかし、一方で自身の健康や金銭的な問題も付きまとうので、しっかり考えて決める事が大切だと思います。
飼育代行、万が一に備え
をしっかり考えながら
*ペットを飼うメリットは?
*寿命が延びるだけでなく介護予防の効果あり
*ペットを飼う前にちゃんとチェックして
*老後にペットを飼う心構えは…
*老後にペットを飼うことへの不安
という項目で老後に飼うペットのことを考えて
リスクがあるので安易はいけないが、癒す力は生きがいになる
という一番の贈り物をちゃんと受け取る資格があるかを考えたいと思います。
*ペットを飼うメリットは?
ペットを飼うことは、命を預かる事なので大変な責任が生じます。
でも、それに勝る嬉しいことがあるので、老後にペットを飼う事に魅力を感じる人が多いのだと思います。
まずは原点となる、老後にペットを飼うメリットをみていきましょう。
◆その1:認知症の予防になる
高齢になればなるほど、日々の生活に目的を失い、閉じこもった生活をしがち…。
働いていたときと比較すると、家族以外の人と会話することも減るものですよね。
人との会話が減り、「笑わなくなった」という老後を過ごす人も多いようです。
ペットとの生活は、単調な日々に目的をもたらしてくれます。
変化を感じる日々を過ごす事が、脳を使い活性化させることになります。
それが認知症予防に大きく効果があるといわれるゆえんです。
◆その2:心を元気にする
ペットには見ているだけで温かな気持ちにしてくれる不思議な力があります
愛くるしい表情や思わず笑ってしまうしぐさなど癒される瞬間を何度も何度も経験していく内に、心が元気になっていくと思います。
◆その3:運動不足を解消できる
ペットと散歩やじゃれ合ことで体を自然に動かして運動不足を補えることになります。
犬の方が相対的に散歩などで運動量が多くなると思います。無理なく体力アップにつながるかもしれませんね。
◆その4:生活環境を綺麗にしようと いう気持ちが生まれる
清潔な環境で育てるために部屋を掃除する気持ちになります。汚い部屋ではペットが可愛そうですよね。
そして食べ物や食器やカトラリーなども出しっぱなしでは、ペットが怪我や誤飲するかもしれません。
自然に片づけをすることが増えます。
◆その5:人との会話が増える
結婚生活が何年も続くと自然に会話が減ってくるケースが多いとよく耳にしますよね。
さらに、子供達も独立して家からいなくなれば、夫婦2人だけの生活になり、朝から晩まで一緒にいることもあるでしょう。
そうなれば共通の話題はグッと減るかと思います。
そんな時ペットのことを話題にすれば、夫婦で会話をすることも増えるのではないでしょうか?
世話を一緒にすることで2人の距離もぐっと縮まりそうです。
*寿命が延びるだけでなく介護予防の効果あり
犬を飼っている60代の割合11.7%にも上ります。
犬を飼いたいという飼育願望がある人は17.3%もあります。
猫を飼っている60代の割合10.8%です
猫を飼いたいという飼育願望がある人は14.6%になります。
寿命が延びるだけでなく介護予防の効果あり
というデータもあるようです。
*ペットを飼う前にちゃんとチェックして
ペットは生き物です。ご飯も食べれば、ワクチンを含めて病院へいくこともあります。
両親が本当に可愛がっていたうちの犬も、最後は椎間板ヘルニアとすい臓がんになって1年近く治療を受けながら天国に旅立ちました。
一緒に暮らす中で
一定の餌代と病院代がかかります。
必要な期間は犬猫の平均寿命である15年が目安です。
概算で飼育代で200万円程度かかります。
15年後の自分の体調も考えておくことも必要です。
*老後にペットを飼う心構えは…
犬は毎朝晩と散歩が必要になりましすよね。
そうなれば簡単に旅行も行けないようになることもあります。
自分の体力は落ちていく一方です。
だからしっかりした「覚悟」と綿密な「計画」が必要です。
では、ステージごとにみていきましょう。
◉飼い始める前に
もしもの時の預け先を確保
怪我や入院などは年を取ればリスクが高くなります。
それは突然なるものなので、身近にいなければいけません。
息子・娘などの家族や飼育代行業者など
としっかり話をつけておくことが求められます。
◉飼い主に介護が必要になったら
ペットと入居できる老人ホームも
最近人気があがっているようです。それ以外に面倒が見れなくなったペットの里親を探すサービスも出て来たそうです。
◉死亡時に
ペットのために遺言状を
自分の資産をどれだけ使って誰にどう面倒見てもらうか?しっかりした計画と意思を書く残すことが大切ですね。
ただ遺言など死んでからしから確認できないのなら、問題も起きそうなので、生前にある程度の同意など根回しも必要だと思います。
ペットのためにしっかり準備しないといけません。
*老後にペットを飼うことへの不安
ペットが欲しいけど飼わない人の理由は
「最後まで世話をする自信がない」
が3割を占めるそうです。
飼い主が要介護や死去で飼育放棄になる場合もありますが、自分の病気や死ぬ予定は誰も分かりません。
だからペットを飼うには、
① しっかりした飼い続ける意志とお金
② もし飼えなくなった時どうするか?プランBの準備
が必要です。
プランBでは
老犬・老猫ホームが急増しています。
16年は91施設でしたが、21年には205施設と2倍になりました。
ホーム申込利用者の7割が自身がホームに入居してしまったので、
週1回会いに来て絆を繋ぐスタイルを取っているそうです。
リスクがあるので安易はいけないが、癒す力は生きがいに
私も老後はフィリピンで過ごしたいのですが、その時に面倒をみてやれなかった犬を飼いたいと思っています。
犬と一緒に穏やかな老後を夫婦で過ごしていくのが、マイドリームです。
フィリピンの情報サイトを運営しています。
幅広く情報発信しています。ご覧くださいませ