コロナで自宅療養になったとき気を付ける3つのこと
本当にコロナ感染がなかなか収まらないですね。
毎日2万人を超える新規感染者が続いていて、病床ひっ迫が毎日のように報道されています。
コロナに掛からないようにするが、モチロン基本なのですが、可能性としてコロナに感染して自宅療養を言い渡された時のことを考えることは必要です。
そして、何を気をつけないといけないか?をあらかじめ知っておくことは大切だと思います。
家族がいる場合と一人暮らしでは随分対応が違うので自分がどういう環境かを考えて準備しないといけないなと思いました。
そして一番大切だと思ったのが
隔離されながらも誰かとマメに連絡を取り合うことです
それは、デルタ株は病状が急速に悪化することがあるからし注意しないといけないからです。
今日は自宅療養を言われたときのためにチェックリスト代わりに
*感染を広げない
家族への感染防ぐ8つのポイントとは
*こまめな体調チェックのポイント
<表情・外見><息苦しさ等><意識障害等>について
*不安を抱え込まないために
繋がりを保つこと、正しい物差しで情報共有すること
を整理しておきたいと思います。
*感染を広げない
家族と暮らそうが、一人暮らしであろうが、いずれにせよ感染を防ぐことが求められます。
家族への感染防ぐ8つのポイントとは
▼部屋を分けること(難しければつい立で対応)
▼感染した人の世話をする人はできるだけ限られた人にすること
▼感染した人や世話をする人はお互いにマスクをつけること
▼こまめに手を洗うこと
▼日中はできるだけ換気をすること
▼手のよく触れる共用部分を掃除・消毒すること
▼汚れたリネン・衣類を洗濯すること
▼ゴミは密閉して捨てること
です。
一般的な感染症対策ですね。特に目新しいことをするわけではなく、この1年半言われ続けていたことを改めてやっていくだけです。
ただ自宅なので、本来看護師がして下さったことを自分たちがやらないといけないのです。
だから、かなり負担が増えてしまいますね。
なので、医療崩壊しないように感染を抑え込まないといけないのです。
*こまめな体調チェックのポイント
自宅だと医療に詳しくない家族や自身で体調を判断していかないといけないのです。
なので、重症化のサインを挙げておきます。
こういう症状が出れば必ず誰かに相談して、医療関係者へ最終的に報告した方が安全です。
<表情・外見>
顔色が明らかに悪い(※)
唇が紫色になっている
いつもと違う、様子がおかしい(※)
<息苦しさ等>
息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
急に息苦しくなった
日常生活の中で少し動くと息があがる
胸の痛みがある
横になれない・座らないと息ができない
肩で息をしている・ゼーゼーしている
<意識障害等>
ぼんやりとしている(反応が弱い)(※)
もうろうとしている(返事がない)(※)
脈が飛ぶ、脈のリズムが乱れる感じがする
※は介助者がチェック
全部大切ですが、ボールドで太くしている項目は深刻度が高い可能性があるので要注意です。
*不安を抱え込まない
自宅療養は発症から10日経過かつ症状軽快から72時間経過が必要になります。
つまり最低でも10日間、良くなってきたと思ってもそれから3日間は隔離されることになります。
かなり長いですよね。熱があるとしんどくて心細くなるのに、極力接触をさけないといけないという罰ゲームのような病気です。
だから多くのコロナ患者が「死」を意識したといっているのですね。一人で悩んでいたら悪くも考えたくなります。
だから、感染予防はしっかりしつつも周りが支えてあげることが大切だと気が付きました。
同居者は不安解消の声がけを忘れずに!
1人暮らしは保健所に繋がらなくても友人や親族とガジェットを使って体調報告を定期的に!
繋がりを保つことが大切です。
そして、正確な体調を周りが知る事が大切です。
パルスオキシメーターで血中酸素濃度を常にチェックして、正しい物差しを使った情報共有をすることも重要です
医療ひっ迫で保健所も入院も厳しくなってきているから、今までにないような「病人の孤立」が起きています。
一人で抱えこまないで周りを頼る、人とのふれあいが病気に打ち勝つキーワードだと思いました。
音声配信の内容の要約になります。
良ければ音声配信もお聞きください
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6月25日放送
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