フェースブックをきっかけに子供のSNSとの付き合い方を考える
フィリピンではパソコンを持たない子供でも、ネットカフェなどに行って、フェースブックなどSNSのアカウントを作ったりしています。
フィリピンのインターネット利用者数とフェースブックの登録アカウントが事情に近いと言われるぐらいSNS大国でした。
そんなフェースブックに今激震が走っています。
元従業員の内部告発によって、子供の安全より利益を重視している、と非難されているのです。
今日はそんなSNSの抱える問題である
13歳未満がSNSを使うリスクを知る
を考えるために
*世界でSNSの利用状況をみてみたら
*No1利用者数フェースブックが抱える闇
*13歳未満がSNSを使うリスクを知る
という切り口でみていって
嘘が隠し通せない世に中になったからこそ、清廉潔白を大切に動くこと!
を心がけれるように学んでいきたいと思います。
*世界でSNSの利用状況をみてみたら
今世界でSNSの利用者は約38.8億人いるといあれています。世界人口が78.75億人ですから、実に48%の人がSNSを使っているのですね。お年寄りや幼稚園以下の幼児の事を考えたら、ほとんどのネットを使える人がなんらかの形でSNSを利用してそうです。
世界のSNS月間利用者数をみると
■1位:Facebook 24億9,800万人
■2位:YouTube 20億人
■3位:WhatsApp 15億人
■4位:WeChat 11億6,500万人
■5位:Instagram 10億人
■6位:TikTok 8億人
■7位:Linkedin 6億7,500万人
です。
フェースブックが世界一なんですね。日本ではLineなどが人気でフェースブックは人気が低めですが、私たち50代にはまだまだ不動の人気です。
では世界でのフェースブック利用者をみてみると
出典:Facebook Q1 2021 Earnings
となります。
アジアでは伸びているですが、その他の地域は鈍化していて、フェースブックの発信地アメリカは認知100%利用70%なので、利用者もう伸びないと言われています。
*No1利用者数フェースブックが抱える闇
この利用者数が伸びないというのが、悩み尾なのですが利用者が伸びないと困るのは、ビジネス活用などで広告を伸ばせなくなる恐れがあるからです。
その対策として出ていた新しいマーケット層は
13歳以下のマーケット取り込みへ
でした。
既に2020年4月に、コロナで中々人と会えない状況を打破することも理由として、世界70カ国以上でメッセンジャーキッズの提供を開始し始めています。
親の管理機能はあるのですが、子供がどっぷりSNSの世界へ染まっていく可能性もあると思いました。
そしてより利用者を伸ばしていく為に、13歳以下の子供に女子に人気の高いインスタで利用者取り込みを目指していたのです。
問題になっているのは、ユーザーや人権擁護団体、議員から子供への影響を心配するこえがかなり上がっていることです。英王立公衆衛生協会(RSPH)は2017年、インスタは若者の心の健康に最も有害なソーシャルメディアプラットフォームだとする報告書を公開しました。
そして、タバコと同じで、悪いと分かっていてもやめられない、と例えられています。
*13歳未満がSNSを使うリスクを知る
そんな流れの中で、米公聴会でフェースブック元従業員のフランシス・ホーゲンさんが米公聴会で証言しました。
彼女は米ウォール・ストリート・ジャーナルに対し、フェイスブックが提供するサービスの児童への悪影響などに関する内部資料を提供してきたそうです。
フェースブック社内調査では3点の悪い点を指摘しています。
1つ目は
10代の少女の32%は、自分の体形に不満を感じている時にインスタグラムを見ると、さらに自己嫌悪感が強まるというデータが取れたこと。
2つ目は
アルゴリズムで何度も同じような投稿を見させてしまうことも指摘されました。
3つ目は
フェースブックの運営サイドは、有害コンテンツを判断しきれないと認識していることです。
つまり一定量の子供たちに取って悪い影響を及ぼす投稿があるけど、把握できないから対策が取れないことを意味足ます。
そして更に大きな問題なのは、この不利益な調査結果を
公表せず隠していた!
事でした。
ホーゲンさんは、「これまでの規制の枠組みでは不十分だ」と議会に対応を求めています。業界を取り巻く規制が25年前から変わっていないそうです。
フェースブックの子供が自制が着く前に習慣化させたいという囲い込みの狙いは、これだけお金より人間の関係の価値が上がってくると言われ始めた今ズレている気がしました。
フェースブックが人と人とを結びつけて、コミュニケーションの価値を上げていくというSNS本来の役割から生まれたのに、利益重視になっていると批判されるのがなんとも皮肉だと思います。
コロナで人を繋ぐ社会を作る事への意義が高まっている世の中で、人のために、子供のためにを優先して考えていく人が評価されるシステムが必要ですね。
フィリピンの情報サイトを立ち上げました。
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