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売らない百貨店 NYから日本へ

売らない百貨店、って聞いてどう思いますか?

関西人なら「なんやねん、それ?」って感じだと思います。「ふざけてへん??」

実は今売らない百貨店が注目されていて、今年の夏にニューヨークから日本に乗り込んできます。

売らないで、どう商売するの?
それは、コロナ禍で加速がついたECサイトからの注文になります。

「じゃぁ何で店舗出すの?」関西人の疑問は続きます。

「それは世界観を体験してもらうため」

?????

今日はそれをしっかり理解しようと売らない百貨店

ショーフィールズ

について調べてみました。

今日は

*話題のショーフィールズ 日本進出計画
*百貨店とどう違う?ショーフィールズの特徴
*RaaSがもたらす実店舗への意味を考える

とみていき

ネット通販が伸びる中で実店舗の意味と「売らない店」の意味が問われてる

という疑問に答えれるようにしたいと思いました。

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*話題のショーフィールズ 日本進出計画


米ニューヨーク発のショーフィールズが、2022年夏に日本上陸すると発表がありました。

ショーフィールズはニューヨーク・ノーホー地区に18年末にオープンした「売らない百貨店」です。
現在、米国内にはニューヨークのほか、マイアミ、ロサンゼルスの計3店あります。

同社には21年4月に日本を代表する総合商社「双日」が出資することが決まり日本進出が形になりました。

一部報道にあるように、今夏までに売り場面積150〜300平方メートルの小型店舗をまず都内の商業地にテスト的に出店します、

その後22年度中に1200平方メートル規模の旗艦店を出店する予定だそうです。

出店候補地は原宿・表参道・銀座 などが考えられているそうです。

将来的には10店舗以上の出店を目指しています。

*百貨店とどう違う?ショーフィールズの特徴

では、売る百貨店と売らない百貨店の違いをみていきましょう。

百貨店の特徴は

1.有名ブランドの力で集客
2.売上は店舗で販売、売上手数料支払い
3.百貨店営業日数で売上左右

が考えられます。

私がサラリーマンで有名なケーキ店で働いていた時も、百貨店に何店舗も出店していました。

百貨店には認知のある有名な店舗を誘致するのです。
ともかく百貨店迄足を運んでもらわないと始まらないから、有名どころを集めてその店を目当てに人を集めます。
その上で他の商品も買ってもらえる様に売り場づくりを考えて魅力ある店舗を目指しています。

出店したお店は、百貨店が立つ一等地で集客してくれる中で販売を行います。そして売上の額に応じて販売手数料を百貨店に支払う形です。
だから百貨店は、食料品、衣料品、宝飾、などバラエティ豊かなラインアップが人集めに重要になります。

様々な分野の商品を実店舗で販売・購入

してもらう形ですね。

強いブランドは手数料が安く、そうでない店舗は手数料が高いのです。

店舗で販売するので、コロナのように人流抑制で休業要請されてしまえば、その分だけ売上に直結してしまいます。

コロナ禍前でもネットショッピングが増えて行く中、苦戦を強いられていました。

ショーフィールズの特徴は?

1.D2Cの実店舗のない店の商品体験
2.売上は出店料と来店データ提供
3.購入はECサイトだから営業日関係なし

という特徴があります。

B2C=ダイレクト・コンシューマーに打ちかける販売形態をとっています。
流通業者などの他社を介さずに、自社で製造した商品を自社チャネル経由で消費者に直接販売をするのです。
アパレルや美容系の業界で多く見られて、ショーフィールズも衣料や化粧品のメーカーが多いのです。

売上は出店料に加えて、施設内に設置されているカメラでお客様の商品を前にした滞在時間、行動軌跡までもが情報となります。
消費者の関心度合いをデータにすることでメーカーの商品開発にも役立てる事が出来ます。このデータ提供を有償で行います。

店施設内の1か所で複数のネット専門品を試す事も魅力のひとつですね。何店舗も歩き回る必要がありません。

東京出店に関しては20ブランドを集める予定だそうです。

注文はECサイトで出来るので、手持ちのスマホなどからも好きな時に注文できます。

衣料品と化粧品中心に体験やブランドとの出会い

が売りの百貨店がショーフィールズの特徴です。

*RaaSがもたらす実店舗への意味を考える

ショーフィールズでは、ブランドや商品の世界観を体験出来て置いてある商品はECで購入できる体験型ショールーミングストア RaaSが今注目されています。

RaaS(Retail as a Servise=サービスとしての小売り)の先駆け的存在だといえそうですね。

百貨店で試着や化粧品のお試しは、買わないと気まずいですよね。相当欲しいがなければたどり着けません。

新しいブランドとの出会いにお試しは大切ですよね。

そういう意味では、その場では買わないが前提になっていて、気軽に試せる環境なら本当に自分に合うものを探していけそうです。

NY発のショーフィールドに対して、シリコンバレーも同じような体験ができるベータ(BBTA)も生まれて広がりを見せていきそうです。

ショーフィールドのコンセプトは

THE MOST INTERESTING STORE IN THE WORLD
世界で一番面白い店

です。

ネット通販が伸びる中で実店舗の意味と「売らない店」の意味が問われてるように思います。

実は既に西武渋谷店は21年9月に、メディア型OMO(オンラインとオフラインの融合)ストアをうたう

チューズベース シブヤ(CHOOSEBASE SHIBUYA)

大丸東京店は同年10月にショールーミングストア

「明日見世」

をオープンしています。

これからも注目を集めそうですね。


ショーフィールド・オフィシャルサイト(英語)

#ショーフィールド #RaaS #百貨店 #ECサイト

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幅広く情報発信しています。ご覧くださいませ



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