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マンチェスターシティのオフィスに飛び込み営業してきた。

どうも、キックコーチ武者修行旅と題して1ヶ月間海外を飛び回っている田所剛之です。

ロンドンでの滞在を終えて今日からマンチェスターにやってきました。

ロンドンにいるときに次はマンチェスターに行くんだと現地の人たちと話していたらマンチェスターはめちゃくちゃ寒いし雨もたくさん降るから気を付けなと脅されてびびっていましたが、実際来てみると暖かいし雲もほとんどない晴れでした。

ロンドンの皆様が嘘をついているのか、それとも僕がツイているのかどちらなんでしょうか。


ヨーロッパでアポを取るのは難しいのか?

ロンドンではいくつもトレーニング指導の機会をいただくことができて様々な経験を積むことができましたが、マンチェスターではアポを取ることができませんでした。

ロンドンは平日で滞在期間も5日あったので向こう側としても予定を合わせやすかったのかもしれませんが、マンチェスターは3日しか滞在できなくてしかもそれが金土日なので試合に被ってしまったのが良くなかったようです。

実際に2チームは返信が来ましたが、2件とも週末は試合に行ってしまうので難しいと断られてしまいました。

とはいえ、60件程度のメールに対して2件返信がきているので割合としてはかなり良い方だと思います。

実際にやってみる前は門前払いのような感じになるのではないかと思っていましたが、キックコーチという存在がこちらにもないようでそこに興味を持ってもらえたり、日本人選手がどんどんこっちで活躍するようになって日本人というのも少し評価してもらえている(単純に珍しいのもある)のではないかと感じます。

とにかくやってみないと分からないもんですね。

次回はもっと日程に余裕を持ってロンドン、マンチェスターともにがっつり挑みたいと思います。

初めてのエティハドスタジアム

という訳で今日は特にやることがなかったので、マンチェスターシティのエティハドスタジアムに行ってきました。

感想はとにかくデカい。

そして、僕は国内海外問わず特に応援しているチームはないのですが、Amazonプライムのall or nothingを観て少しシティのことが好きになった超ミーハー男なので、あの映像で観ていたスタジアムが目の前にあるだけでかなりテンションが上がりました。今度は試合観に来たいな。


今回の滞在で、ロンドンでスタンフォードブリッジ、エミレーツスタジアム、マンチェスターでオールドトラッフォードにも行きましたが、これらのスタジアムと比べた時のエティハドの特徴はスタジアムだけでなく練習場がすぐそばにあることです。

エティハドスタジアムから一本道路を渡るとエティハドキャンパスと呼ばれるエリアがあり、そこに何面ものコートがありました。

エティハドキャンパスのマップを見つめる僕

入り口はいくつもありますがどれも厳重に警戒されていて、当然極東の島国から来た得体の知れない僕のような人間は立ち入ることはできません。

とはいえ、その入り口からでもおそらくオフィスと思われるような建物が奥の方に見えたので、せっかく来たなら少しでも爪痕を残そうと思ってしまいました。

マンチェスターシティのオフィスへ突撃

てな訳でやることはシンプル。まずは入り口からの正面突破です。

ゲート脇で警備をしているおっちゃんに話しかけて、日本から来たキックコーチで誰かと話したいから通してくれととりあえず吹っかけてみるとメールからアポを取れと当然の門前払いを受けました。

当然僕もネットで出てきたシティの窓口にメールは送っていたのですが、受信側のメールボックスがいっぱいで届かないというエラーが発生していたのでその旨伝えてそのおっちゃんから中の人に話を通してもらえないか頼みましたが、それでももちろんダメでした。

続いて、作戦を変更して違うゲートに行ってみたところ、ゲートの中から出てくる二人組を見つけました。

彼らはシティのジャージを着ていなくてしかもゲートからの出方に手間取っていたので、これは確実に外部の人間だと見てどういう用で入ったのかと聞くと、シティの映像制作を手伝っている人たちのようで受付窓口の場所を教えてくれました。

言われた通りそこに行って、日本からきたキックコーチで〜という話を再びすると、これまたメールからアポを取れと言われてしまいました。

ただ、こちらはアポを取ろうとしたのにそっちの都合で受信してもらえないんだと伝えてなんとか食い下がると、履歴書があれば上の人に見せておくよと言ってもらえました。

僕はこの旅に向けて初めての名刺を作って来たので、それを渡すことに成功しました。

初めて渡した名刺がマンチェスターシティの受付になりました。

リアルな話、僕の名刺は速攻でゴミ箱行きだったんだろうとは思いますが、今の自分にできることはできたと思うので完全に自己満です。

自分の足を使って貪欲に頑張ります。

シティアカデミーの超絶エリートを目の当たりにした話

また、エティハドキャンパスの周りをうろうろしていると、アカデミーの子供たちが続々中に入っていくところに遭遇しました。

小学校低学年くらいの子達でしたが、みんな全身水色のユニフォームで車で連れられて来ていました。

両親両方で送り迎えしたり、兄弟も連れて一家総出で来ていたりして、ものすごく熱量を感じました。

僕もこういったハイレベルで熱量を持った選手たちの役に立てるように頑張りたいと思いました。

なんとなく頭でイメージするのと現実にその相手を目の当たりにするのではやはり気持ちの入り方が全然違います。

だって、あのちっちゃい子たちがトップチームのバケモノたちの練習場と同じところに入っていくんだから本当に夢がありますよね。


僕もでっかい夢を持ってこれからも頑張ります!!



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