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キックコーチ・田所剛之ついにイギリスに辿り着く。でっかい夢叶えたります。

どうも、キックコーチ武者修行旅と題して1ヶ月間海外を飛び回っている田所剛之です。

今日はついにロンドンに辿り着きました。
かなり前から海外で仕事がしたい、特にサッカーの本場であるイギリスで勝負がしたいという気持ちはぼんやりと持っていましたが、その目標を現実に変える時が来ました。

今回は、今僕が持っている夢について書いてみます。


僕の夢

最初に一言で言ってしまうと、僕のキックコーチとしての夢は、

上達を望むすべてのサッカープレイヤーに良質なキックトレーニングを提供すること

です。

特に”上達を望むすべての”という部分にこだわりがあって、高いモチベーションを持っているのにも関わらず適切な指導を受けられていないがために伸び代を残して(食い潰して)サッカー人生を終えてしまう選手を減らしたいと思いがあります。

それはプロになれる素質がある子供を育て上げたいと言うような意味ではなくて、それがたとえプロ選手であろうとプロは目指すつもりのない初心者の子供であろうと、あるいは急にサッカーがやってみたくなってしまったおじさんであろうと、サッカーが上手くなりたい!と強く思う全てのプレイヤーに対して、少なくともキックの技術単体に関しては最短経路に近い経路を提示してあげたいと考えています。

昔は日本代表の選手や世界のトップオブトップの選手を教えたいという思いが強かったのですが、最近はそこが目標ではなくて僕の中ではトップレベルの選手も初心者の小学生も本気で上達を望む気持ちがあるのであれば価値は全く同じです。

ではなぜヨーロッパに来たのか?

では、レベルの高い選手を教えたいというわけではないのに、なぜわざわざヨーロッパに来たのかと言うと、自分のキックコーチとしての認知度を世界に広げるためです。

先述の自分の目標の達成には自分がとにかく有名になってしまうことが近道だと考えています。

僕が熱意ある選手と向き合って良い仕事をしていますと言ったところでその影響が及ぶのは自分が今見ている選手の周り数人、せいぜい数十人であって、上達を望むすべてのサッカー選手という目標には到底及びません。

そもそも僕の存在、価値を世界に知らしめないと、いくら自分が自信を持ったものを提供していたとしても誰も受け取ってもらえない訳で、その認知度をアップさせるための最適な手段はヨーロッパで結果を残してしまうことだろうと考えたのが、ヨーロッパ進出を決めた理由です。

正直英語はあまり真剣にやって来なかったので言葉の問題はありますが、トレーニングのクオリティに関しては絶対に戦える自信があります。

それだけのことは日本で積み上げてきているので本場のヨーロッパ人相手にもぶちかましてきたいと思います。

これからのプラン

今回は、イギリス・スペインにそれぞれ約10日間ほどしかいないお試し期間のようなものなのでまだ本格進出ではないのですが、現時点で思い描いているプランを書いておきます。

まず、先ほども述べた通り海外進出の目的は自分の存在・価値を世界に知らしめることなので、この先もイギリスやスペインでより大きな仕事を作れるようにヨーロッパに来る機会を増やしていきます。

こう言うと日本ではトレーニングを受けられなくなるのかという心配の声が上がりますが今のところはそういう予定はなくて、2年キックコーチとして活動してみてなんとなく見えてきた2月、6月、10月という閑散期を利用して1ヶ月ずつ年3回ほど渡航することを考えています。

これに関してはどうなるか自分でもわからないほどにこれから次第ですが、日本での活動も当然続けていきます。日本で今教えている子どもたちはみんな大好きで彼らの成長は見届けたいのでやめるつもりはないです。

そして、そうした認知度アップに加えてより広範囲へのアクセスを可能にするためにAIコーチの開発を進めます。

僕は現在大学卒業後大学院に進学せずにキックコーチとして起業する道を選びましたが、実はギリギリまでイギリス留学をするか悩んでいました。

イギリスの留学先の候補はImperial College LondonのComputer scienceのコースで、スポーツ科学というよりはAIコーチを実現する上でボトルネックになりうる技術開発についての知識を深めるための勉強をしたいと考えていました。

その当時、さまざまな論文を読む中で僕のAIコーチ開発に繋がる内容で衝撃を受けた論文があって、その論文の著者にダメ元でメールしてみたところなんと水曜日に会うことになりました。

ほんとに言ってみるもんですね。

AIコーチを用いることで、自分1人では年間に数千人の指導で限界なのが、一気に上限を取っ払うことができるし、1人あたりに充てられる時間も無限にすることができるので、これが僕のキャリアの目標の終着点だと思っています。

このAIのサービスが完成すれば、それは他の分野にも応用が効くと考えているのでとても意義のある研究、開発になるのではないかと思っています。



以上が僕の夢、目標、これからのプランです。

実は一年以上前から言っていることはほぼ変わらないのですが、実現に向けて動き出すためにかなりの時間を要してしまいました。

ただ、今回こうして外に出てみたことで全然遠い世界ではないことが身をもって実感できたし、コツコツやっていけば自分ならできると本気で思っています。

この自信を潰されずに調子に乗ったまま突き進めるように頑張っていきます。

明日は早速一件トレーニングのアポを取っているのでとても楽しみです。

それではまた明日!


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