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1年前に手に入れた"コーチの帽子"を先月捨てることにした話  〜インテグレーションジャーニーを1周回って気づいたこと〜

想定読者

今コーチングを学んでいる皆さん

「たけちゃん、コーチの帽子捨てたら?」

先月コーチの中井 茉由子さんからこう言われた私は、Zoomの前で "きょとん" とした顔をしていた。

コーチの帽子という表現は、コーチングをする時の自分を表現したもので、1年前に手に入れてから都度使っていた。

「コーチの帽子をかぶることで、意識して日常と切り替えられてる!」
「クライアントに教えるときは、コーチの帽子を脱ぐようにしている」

この日もコーチの帽子を用いて説明することでしっくりきた説明をする私。
それに対して中井さんは、笑顔でこう問いかけてくる


中井さん:たけちゃん、今日もコーチの帽子の話をしたけど、帽子を大切にしたいの?そもそもコーチングで何をしたいんだっけ?
私:本気のクライアントを後押しをしたいです
中井さん:コーチの帽子捨てたら 笑
私:えっ
中井さん:コーチの帽子を捨てても、たけちゃんの中にコーチングに大切なものはもうそこにあるよ!帽子があることで自分に制約をかけているようにも見えて、帽子を捨ててクライアントを後押しできることをもっと広げることを考えたら?
私:あはは(苦笑い)

その直後、私の頭の中では帽子を"ペーン"とやっている。ダチョウ倶楽部の上島さんがやっていたあのイメージ。

私は中井さんの問いから30分後に、1年前に手に入れて使ってきたコーチの帽子を捨てることを決めた。

それは、自分がコーチングを通じて、本当に何を成し遂げたいのか改めて気づけた時間だった。その上でコーチングは、自分が成し遂げたいことに向かうための手法の一つだと。

そこに気づくまでの過程について、インテグレーションジャーニー(人生のプロセス・統合の旅)に沿ってお話します!

帽子を捨てることにした理由

私がコーチングで成し遂げたいこと。それは「本気でやりたいことがある人をサポートして、笑顔の輪を広げていく」ということだ。

コーチングを学びはじめた当初の「上司とのコミュニケーション悪すぎるからなんとかしたい・・・(藁にもすがる)」からここまでたどり着きました。

コーチングの学びはじめてからここまでの想いは

  1. 上司とのコミュニケーションをよくしたい

  2. コーチング学び始めよう

  3. コーチングの練習たくさんしよう(コーチの帽子を手に入れる)

  4. コーチングするとクライアントが喜んでくれる

  5. もっとクライアントを後押ししたいな

  6. ちょっと待てたけちゃん、後押しする人は誰でもいいのか

  7. 本気で何かをやりたい人を後押しして、成し遂げてほしい

  8. 特にチームを組んで何か成し遂げたいリーダーを後押ししたい

  9. 最初のippo(一歩)を踏み出せるように ← 今ここ

私がやりたいことは「目の前の本気でやりたいことがある人をサポートすること。特に最初のippo(一歩)を踏み出せるように後押しすること」です。

中井さんからの一言により、私がやりたいことはコーチの帽子をかっこいいものにすることではなく、クライアントが踏み出すために私ができることはなんでもやるということに気づけました。

1年前からの推移

コーチングを学びはじめてからの推移をインテグレーションジャーニーにあてはめてみたい。突然の横文字で申し訳ない。

インテグレーションジャーニーとは、僕らが人生を歩んでいる間、いつもこの図中の7つのステップのどこかにいる、という考え方

この図は時計まわりに、日常→旅立ち→拒絶→出会い→試練→成長→帰還とすすみ、また日常へと戻っていく。先に進んでも、また前のステップに戻ることもある。進みが早すぎて一瞬で通り過ぎることもある

まーさんnoteより
インテグレーションジャーニー

まずは「日常」からスタートする。

日常(現在地を明らかにする)

2021年4月 転職して2年目の私。環境にも慣れてきたし、ここで仕事をもっと頑張るぞ。

旅立ち(ビジョンに呼ばれて"何かが始まる")

2021年5月-6月 上司とのコミュニケーションに嫌な気持ちを感じる。私がスキルを身につければ、もっと自分の部門の環境が良くなるのではないか。自問自答してTHE COACH Academyでコーチングを学びはじめる。

拒絶("内なる妨害者"が表出する)

2021年8月−9月 コーチングを身につけたい!という願いに沿って、コーチの練習に明け暮れる毎日。「お前、上達してないんじゃない?」という内なる妨害者が出てくるも、当時コーチについてもらっていたまーさんと共に対峙する。

まーさんから言われた忘れられない問い
「たけちゃん、何人練習セッションしたらコーチング身についたことになるの?」

出会い(自分のリソースを自覚的に選択する)

2021年10月-2021年12月 自分の中にはたくさんのリソースがいることに自覚的になる。その中に

  1. 誰とでもすぐ話せるわたし

  2. ガハハと笑って全てをおさめるわたし

  3. 柔軟性を持って、目的のためには手段を選ばないわたし

がいることに気づく。この3人のリソース、私が社会人になってから「たけちゃんうるさい、やること変えすぎ」と言われすぎて、心の奥で隠れて暮らしていた。
「この3人をもっと前面に出してもいいのでは!」と気づく。

出すならプロコーチのセッションを誰よりも受けてみよう!そう思い、気になったプロコーチに片っ端から連絡を入れる。この後プロコーチ30人からセッションを受けることになる。(いつでも最後はガハハと笑えうリソースが大活躍)

試練(シャドウや感情と向き合う)

2022年1月 THE COACHの友人まーちゃんから受けたのコーチングで「急にひとりぼっちを強く感じて寂しくなる」自分に気づく。これは小学校の時にいじめられていた自分との再会であった。

丁寧にその感情と向き合うと、私が派手な行動をした時、みんなに無視される、罵られた経験からまた同じことが起こるのでは?と恐れを感じる自分がいた。
「大丈夫、そんな世界線はあなたの周りではおこらない」そう自分と向き合う。

成長(否定していた自分を自己受容・癒し、統合する)

2022年1月 コーチの林健太郎さんからのコーチングで気づいたこと。派手な行動をしている自分に対してよく言われる「たけちゃん何言っているの?」という言葉。これ、私が言われて一番嬉しい言葉だってことに気づく。

自分が知っている事を話す人に「何言っているの?」とは絶対に言わない。「知らないし、なんだそれっ!?」てなるときに出る言葉。それは新しいことにチャレンジしていることを証明している言葉だと気づいてワクワクする自分がいる。

そう捉えると自分の内側から嬉しさしか出てこなくなってきた。

コーチのすずちゃんに「たけちゃん、何言っているの?でも面白そうだからやってしまえー!」という言葉にいつも励まされて爆速で行動する。

林さんとのセッションででた自分をひろのさんに書いてもらいました

帰還(自分の物語を繰り返し、意味が生まれる)

2022年7月 このnoteで振り返ることで本当に多くの人に助けてもらった。
大丈夫私は一人ではないし、笑顔の輪は確実に広がっている。

まーさん、すずちゃん、中井さん、みのりん、林さん、かのこのっち、ひろのさん、みさきさん、みずちゃん、早織さん、もっち、ふるぽん、さきえるさん、めいちゃん、ゆりさん、まなみさん、りみさん、ゆっきさん、さきさん、かおさん、パトちゃん、そちゃん、けんしさん、おだちゃん、こばかなさん、のだまゆさん、しのぶさん、MMPの同期、そしてまーちゃん、THE COACH基礎14期のみんな、会社のコーチングサークルのメンバー私のクライアントのみなさん。

そしてコーチング受けることを認めてくれた奥さん!
(まだまだ名前上げてない人が多すぎる・・・!!!)

コーチの帽子を捨てて手に入れたもの

私は1年前に手に入れたコーチの帽子を先月捨てました。それは自分がコーチングを通じて、本当に何を成し遂げたいのかに気づけたから。

気づいてからの私は、コーチングで約束した時間でなくても、目の前に本気で何かをやりたい人がいるときはコーチとして話を聴いてます。
相手がippoを踏み出せるならいつでもどこでもコーチになります。

私が帽子を脱いだ先には、確実に笑顔の輪が広がっている。

さいごに

今回はアドベントカレンダー、人生の旅路「インテグレーションジャーニー#THECOACH」の初日を担当しました!
ファーストペンギン最高。

企画者のりみさん、まーさんありがとうございました!


私のTwitterはこちら
https://twitter.com/take0327take

私は「徹底的に自分のことだけを考える」コーチングを行っております。
興味がある方はnoteをご確認ください!

またお会いしましょう。

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