ミュージシャン実は真面目(芸能あるある)
頑張る若手(ではないか)というか新プロジェクトを動かしだしているアーティストとガッツリミーティング。
初対面だしライブを一度観た程度だが、某レーベルの営業マンだった経歴を持つ変わり種というか裏方マインドのあるアーティストだったので、大変面白い時間であった。
そこで思い出したというか彼はガッツリマニアックというか例えるなら東京で営業するきしめん屋さんやわんこそば屋みたいなもので認知はあるが実は食べられないっていうマニアックな音楽業界の専門家。
こっちはどっちかと言えば「お金になるならなんでもやるぜ」というゲスの零細企業。言語は共通だが価値観や方法論は全然違うの。
それで思い出したこと何ある。
ミュージシャンって実は真面目
だってこと。
よく世間のイメージではドラッグだとか刺青だとか酒だとか、そのビジュアルから【ミュージシャンは不良】のイメージがあるがこれって実は間違い。
だってミュージシャンは楽器の練習して、バンド練習して、曲作ってミーティングしてライブして、今だと配信してMV作ってって本当に時間がなくて忙しい。
ちょっと人気出てもリリースやライブの規模も全国に変わって行き、過酷なハイエースなどでの機材と一緒の移動。遊ぶ時間なんてないの。
逆を言えば1000人くらいの集客出来てるアーティストで遊んでるのは、曲は作らず、バンドは人気あっても本人は人気ないから本人はラテにも呼ばれずお休みの『じゃない方』メンバーのみ。
一方でタレントさんは板に立つ予定がなければ時間には余裕がある。
※超売り出し中は別。
お金出してくれる人も多いし隠れ家的な店舗に出入りしてる人も多い。
取り巻き連れて遊んでる人も多いし。
実は素行不良はミュージシャンではなく、他の芸能人さんが多い。
だってチヤホヤされるのよ、ちょっと人気出ると。
それを我慢して質素に生きるなんて若者には無理！
だから抑えるマネージメントが必要だし、マネージャーが重要なんだけど、ミュージシャンは時間が無い。
自分で曲を書いて、ライブやって、練習して。これに底辺時代は低時給でアルバイトしてって、そりゃ安くて強い酒を短時間で飲むくらいしかスイッチ切り替える方法ないよねとも思う。
楽器も高いしね（笑）20代の子で2、30万の楽器持ってる子も普通だし必要なのは竿だけじゃないし日々のリハーサルスタジオ代だってかかる。
じゃあちょっと売れてリハスタ代とか事務所が出してくれるようになったら、今度は拘束時間がどっと増えるし、ミュージシャンはとにかく悪さする時間がないの。実は真面目じゃないのかも知れないけど悪さする時間がないから結果的に真面目になっちゃう（笑）
そして真面目に音楽やってるから微妙に世間からも取り残され気味になるから、遊びも下手になりがち。
結果ありがちな異性トラブルもある。
これ遊び慣れてる人だと予防線を二重三重に張るのでトラブルもない。それだけミュージシャンは音楽に向き合うことで世間知らずだってこと。
トップイラストの通りでイカついファッションの男どもが真剣にコード譜や歌詞の世界観とか真剣に打ち合わせているのは世間のイメージとは違うけど珍しくない。
逆に言えば売れていないくて集客出来ない底辺ミュージシャンには時間も予定もないので遊ぶし金銭的余裕もあるの。
売れていない底辺ミュージシャンほど、それっぽいのは売れない未来が決まっているか、パートナーっぽい(パートナーと本人は思ってる)人が必死に貢いでいるだけで実はミュージシャンではなくミュージシャン風。
そういう人がミュージシャンのイメージを悪くさせている。
真面目で世間知らずの修練の塊が『ミュージシャン』だったりする。