屍を百三十六夜越えて〜薄情屋さんのnote遍歴〜
エクストラスランプに陥る。
こんな事は初めてではないし、何度だってやってる。書けねぇなら、休みやいいやん。そう思う己も居ますが、敢えて書こう。結果素振りをしなければ本当の一撃は撃てん。ならばこのテーマが最もよい。
私のnote遍歴を書きます。
まずはっきりさせます。私は1ヶ月前とか、そんな産まれたてホヤホヤのnoteユーザーではない。書きまくったり休んだり、毎日更新してみたり、そんな長期間をやってきたnoteユーザーとして、残しておく事が何かの種になればいい。そう思います。
2016.7月-9月 ボルダラーとして開始
嘘だろとか思いますがnote開始時はなんと4年前です。その時のスタンスは、ボルダリングあれこれ。巷の草の根クライマーが書く日記みたいな話を載っけようとして開始しました。そんなの跡形もない。
ちなみにわけわからんポエム打ち出していたので、今に繋がる片鱗が見える。
ちなみにブログ自体は初めてではなくて、Googleのbloggerでやっていたところがマジのマジの起源です。
その時は貧乏旅行記ブログやってました。読者、いねえよ。
noteに変えたきっかけは、創作向きです!みたいな言葉をどっかで読んだから。そんな事をしようとは露ほども思っていなかったのですが、そんな感じもあったらええやん、と万能機能ブログサイトのつもりで登録しました。あと今なら言える。『小説家になろう』は、ファンタジー要素全くないので無理!と思ってました。すごい偏見。登録すらしてねえ。
(この時期のnote)
『note始めました』
『ボルダリング始めてみました』
『雷は降ってくれない』
2017.8月-11月 創作エッセイ黎明期
なんで1年近くも間が空いてるんだよ。
この空白期間、いうなればモヤモヤ期、ボルダリング活動とその他の間で唸っていた時期。
日常系エッセイと剣に惑っていた時期、小賢しくもハッシュタグ使い始めたのもこの頃。
今と違って、ボリュームもクオリティも圧倒的に低いけど、この時期に読んでくれていた読者がつき始めたのは、少しこそばゆかった。今は真面目に聞いてみたい、あの黎明期、私の何が良かったんや?
喧嘩腰みたいになりましたが、感謝してます。あれ、noteって意外と読まれるやん、と思った頃だったので。
創作もちょいちょいやった。お気に入りの一本がこの時期に出来ているし、クソ長い上に一生未完のものも出来ている。趣味から一歩引いた考えを持つようになったのもこの頃。note自体も黎明期で、今おすすめに上がっているnoterさんはほとんどいなかった。でもこの時期からずーっと書き続けている方はいて、真面目にやっておけばそれなりに今、ええこと書けてたんじゃないの?なんて反省は尽きない。
(この時期のnote)
『優しさとの対峙はいつも辛い』
『普通の日常に没入する』※秒殺エッセイ
『武の二律背反』
2019.1月 唐突に再始動。いきなりポエム。
2年開いてます。しかもなんで1月に唐突にこんな微妙なポエムをnoteでやろうと思ったのか分からん。多分闇期。
なんかすげえ仕事に熱中して燃え尽きた後の焼死体みたいなもんです。
(この時期のnote)
『あんぱん待ち』
2019.5月‐7月 準毎日更新期。いきなり日常系疾走。
この時期から定期更新が常になってきました。なんで?というと、ワークライフバランスまじで取り始めて、自分の生活面が収まってきたから、ですかね。色々小賢しくも手を広げていた趣味を一旦バサッとやって、普通に生きていきましょうよ、って記事をクソ量産した時期。若干この時期から、記事の中に、外面ではないおのれが出るようになってきて、お仕事関係の話まで書き始めた。創作はこの時期仕事と創作合わせ技が非常に多くて、自分のスタンス模索する時期、です。
一読者としては、この時期から真面目に読み始めたのですが、黎明期に比べて、創作(特にエッセイ)で頭角を表しているお方や、ガチガチビジネス記事で頭角を表しているお方がポーンポーンと追って、全体のクオリティがすごかった。少し知恵がついた。
(この時期のnote抜粋)
『潤いの前に野暮天をやめよう』
『蛇骨』
『すべての黒を打ち据えて』
『88世代の地獄道』
2019.7月‐現在 エモい記事量産、暗黒時代成仏期、もういい直接乗り込む期
もうええ加減にせえよとか言われそうな時期。
とあるお題企画にほだされて、本気の悪辣思考を放出したり、無駄にエモい記事を作ろうと頑張った時期。ターニングポイント。
思えばこの時期から本気のステートメントを出すようになってきたと思う。良くも悪くも、ガチ評価が下される記事ばかり書いた。開き直ってpiece of cake社にも何度かお邪魔した。読者とのコメント交流が出てきたのもこの頃。遅いわ!
結構身を削る系の記事が多く、創作もエッセイもカロリー高め。砲丸投げぐらいの重量はある。黎明期からの読者はマジで振り回されていると思う。でこの時期からの読者も割と振り回されていると思う。
このあたりから超絶自分勝手、天上天下唯我独尊みたいなスタンスを取り始め、note街から人里離れた山に住むまじやべえ辻斬りみたいになった。記事だけね、記事だけ。
一読者としては8月辺りからnoteダイナミズムみたいなのが始まっているような気がして、ぞわぞわしている。べっつに関連性はないんだろうけど、みんな一つかそれに付随したテーマについて書き、同時多発的に起こるからそれが超巨大トピックみたいなね。そんなことねぇんだけど。
(この時期のnote抜粋)
『すべての花を焼き捨てて』
『何故飲食は選ばれないのか』
『天下のpiece of cake社で堂々と酒を飲んだ輩の話』(説明とタイトルが合ってない!と話題の記事)
『夏物語(川上未映子)感想』
『telecasterの外の夢』
『破壊的な恋愛を完全否定したい』(美談になりがちな常識に対して傲然と喧嘩を売った記事)
以上、何回やったか分からんnoteアーカイブでした。今回は全部網羅した。これからについては、分かりません。適当に開き直っていきます。あと割と、直接行くこともありますので、平によろしくお願いします。