海外旅行専門店スタッフによる新型コロナウィルス奮闘記 .vol8
本日は7月20日。
旅行会社にとって待ちに待った「GO TO トラベル」が、こんなに中途半端な形で国民の七割が反対の中、強引に始まることになるとは思ってもみなかった。
コロナが収束したらみなさん楽しみましょうねー!というコンセプトはどこに行ったのか。。。
それでも「GO TO トラベル」に参加せざるを得ない観光業界。。。
早く《普通》に旅行に行けるようになることを切に願います。
さて前回の続きです。
何とか移動手段を確保し、あとは行ける国を楽しんでもらえればいいなと会社を後にした翌日日曜日、お客様から「ブルガリアからハンガリーに行く便がまたフライトキャンセルになってます」というメール。
・・・本当に僕はもちろん全員、新型コロナウィルスをなめていた。
突発的に起きた戦争やテロでもないのに、時間単位で鎖国が始まる。。。
すぐにお客様と連絡を取り、相談をしたところ、もう帰国をしたいとのことだったので、ホテルに延泊の依頼をし、航空会社に変更を掛けるも、今日は日曜で変更が出来ないとのこと。
翌日に営業を通して、日付&日程の変更を依頼し、日本時間の火曜日にハンガリーを経ってフィンランド経由で帰国することに。
またここでもフィンランドまでの飛行機がキャンセルになって別の便に乗るのだが、お客様も慣れたもので、ご自身で処理をして何とか日本に辿り着きました。
旅行会社の手配として不可抗力とはいえ、こんなにバタバタした道中になったのに、このお客様からはお礼のお言葉までいただきました。
本当にそのお礼の言葉に救われました。ありがとうございました。
長々と一つのトラブルを書いてしまって、中だるみをしてしまいましたが、憎むべきはこのコロナ!ってことで次回からいよいよ、コロナ時代を行く抜くプロジェクト編に入ろうと思います。
続く。