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人生という名前の切り絵

キャリアコンサルタントの近澤です。日々の職業についての相談の中での気づきを綴っています。

人生の前半において、”自らは何者か?”
その問いに対して
様々な出会いや経験の中でその輪郭を時間をかけて知っていく

失敗、回り道、うまくいかない事 などを通じて
適性に気づいていく 輪郭を知るにはトライ&エラーが重要

それはまるで1枚の紙から鋏で切りだされた造形のように
自ら特徴を作っていく過程に近い
何ができるのか?まずは可能性を絞り込んでいくもの 
その際、残した部分、切り捨てた部分 どちらにも無駄ではなく、いずれにも価値がある

この時点では往々にして切り取った部分(自分自身の形)に注目をする
それは同時に、どうしたいか?将来の目標を決める事にもつながる

では、人生の後半はどうだろう?
まさに切り絵の例えの様に、輪郭の外側である背景の部分(自分が選ばなかった世界)であり
いままで意識しなかったところにどんな意味があったのか?
通ってこなかった道筋が気になり始めるもの

それは、切り捨てられた側の紙にはどんな役割があったのだろうかという問いになる 

とはいえ、他人の人生を歩く事はできない
1枚の紙から切り取られる作品は唯一無二のあなた自身

無数の可能性の中から、自らがとりうる生きざまはオンリーワン
その事実を受け入れ想像しうる未来に向けて悔いなく鋏を入れる事

一期一会に感謝し、どうあれ肯定していく 時に第三者の力を借りても良い
なんとでもなる、知ったことか、偶然は必然、止まぬ雨は無い

It`s my life!

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