結婚式という幻想未来への希望を見つけた日

2024年10月2日 00:18

結婚式なんて必要ないと思ってた。

でも、そこには想像以上の温かさがあった。

僕は結婚式なんて必要ないと思っていた。入籍を済ませてからしばらく同棲してきたし、結婚の前後で何が変わるわけでもないと考えていたから。正直、結婚式の涙がどんな感情なのかも分からなかった。

しかし、実際にその瞬間を迎えてみると、どの瞬間も多幸感に溢れていた。

友人の子供たちが裸足で走り回るアットホームな結婚式会場。これまでに味わったことのない穏やかな時間が流れていた。

偏見と幻想を超えて心を開くことの大切さ

30数年しか生きていない、僕のちっぽけな頭で理解していることなんて、大したことではない。

偏見や見栄、決めつけ、眺望、抑制、比較といったもので作り上げた幻想に過ぎなかった。

そういうものとは次元が違う。

今ここにいることを、みんなに囲まれてお祝いしてもらっていることを心から幸せに思った。

結婚式は単なる儀式ではなく、人と人、自分と周り、自分と世界との絆を再確認する場だった。

昔は生きる理由が分からなかった。

だから未来への希望も持てなかったし、人生イベントが怖かった。

でも理解しなくて良い。生きる理由なんて考えなくても良い。

生きる理由がないということではない。そんなことを考える前に、僕は生きている。

そしてそれでも、生きることは僕に、生きることで何を期待しているのか問いかけてくる。

それは、ただ、心身健やかに生きることだろう。

シンプルだ。大事な物・人・ものを大事にして、自由にシンプルに生きれば良いのだ。

結婚式は僕にとって小さな革命だった。

それは人生の新しい章の始まりであり、自分自身を見つめ直す機会だった。未来への希望を見つけたこの日を忘れず、大切な人たちと共に歩んでいこうと思う。

人生はシンプルであるべきだ。そしてそのシンプルさこそが、本当の幸福につながっているのだと信じたい。