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自伝 ”光の啓示「第6章ファーストミッションコンプリート『技法の完成』」

こんにちは、現在は世界初の新技法「ホログラムズコラージュ」のパイオニアとして活動しているTakayuki Hibinoと申します。

定期購読マガジン「光の啓示」では、1989年の夏、私がアート活動を始めたきっかけになった光の啓示から現在に至るまでの経験や出来事を記憶にある限り綴っていく実話です。

世界情勢が急激に変化していく中で、16歳からきびしい世の中をサバイバルしてきた私の経験が少しでもあなたにお役に立てれば幸いです。

私のHPはこちら
http://takayuki-hibino.wixsite.com/takatyuki-hibino

第6章  天の邪鬼(あまのじゃく)。のつづき ファーストミッション コンプリート

バリ島の「光の啓示」からはじまったアート活動も、
25年の月日がたった。

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25年といえば半世紀
絵画をはじめ、いろんな表現や技法の研究、
国内外の展覧会の開催など、
いろんなアート活動に挑戦できた。

その間は紆余曲折(うよきょくせつ)ではあったが、
「光の啓示」の御加護もあって続けることができた。

ここまで私のアート活動を支えてくださった方々には、

感謝しかない。

この25年で
考案した新技法ホログラムズコラージュ技法の
バリエーションも6つに増えた。

他の技法や表現も、ペインティング、
オブジェ、陶芸、彫金、彫刻、
キャラクター、フィギュア、
CG、ビデオアート、ARアートとスキルも増えていった。
しかし、まだ解決しなければならない課題はたくさんある。

生みの苦しみは、自分自身しかわからない。
制作している時は、
孤独との戦い。
自分との戦いでもある。

アーティストの仕事は、
依頼の制作や展覧会やワークショップなどの
イベント以外は、
与えられてする仕事はまずない。

会社勤めのように、
毎日与えられた仕事をすることがない。

つまり、作品を作り出すだけではなく、
アートに関わる仕事も己で作り出さなければならない。

社会に対する問題提起も、
解決しなければならない課題も、
すべて自分から生みだし、解決しなければならない。

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私のコレクターに、
創業者や実業家が多いことも、
「生みの苦しみ」を知っているからである。

この25年間で、
その「生みの苦しみ」も、
だいぶ慣れてきた。

ホログラムズコラージュ技法も、
最後の課題、
樹脂の研究開発を残すところとなった。

この樹脂の役割は
素材としても使用でき、
作品の表面を保護するだけではなく、
世界標準の美術品としてのクオリティーを
証明するものでなければならない。

日本の自然環境とまったく違う
海外での展覧会などで、
どのような環境で展示されても
最高級の美術品として成立しなければならない。

開発した樹脂で制作した作品を、
国内外でテストを重ね、
納得がいくまで改善し続けた。

そして開発を初めてようやく5年後の、
2019年の春、
ホログラムズコラージュ専用の樹脂が完成した。

光の啓示01

これで「光の啓示」のファーストミッションがコンプリートした。

これからは、セカンドミッションを実行に移す。
しかし、ファーストミッションがコンプリートするまで、
30年もかかった。

セカンドミッションをコンプリートするまで
やりきらなければならない。
それが、光からの真の啓示だからだ。

いままでの30年間は、
そのprologueにすぎない。

これからも天命にしたがって、粛々と精進するのみである。

つづく


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