これはラストチャンスなのだ
自転車を漕ぎ出す時、ウンと力を入れて漕ぎ出さないと進まないように、
何か新しいことに挑戦する時、ウンと力を入れてそれにリソースを割く必要性に駆られることってあると思う。
極端な例を出せば、「ソーシャルネットワーク」でのマークがそれ。
はたまた、キングコング西野さんなんかもそれ。
極端に、自分のやりたいこと・挑戦したいことに夢中になり、
一日中それにリソースを割く。
具体的に、作業めいたものを一日中やるって人もいれば、
何か別の仕事を普段はしていて、でも頭の中はやりたいことでいっぱいという人もいる。
リソースを割くとは、時間あるいは思考、もしくはその両方を投下すること。
僕はこの夏、新たに2つのことに挑戦する。
1つは「SDGs推進の仕事」への挑戦。
もう1つは「近い将来の起業に向けた具体的なアプローチに入る」こと。
SDGsについては言わずもがなだとは思うが、
今回の仕事内容は簡単にいうと「SDGsをビジネスと絡め、SDGsの側面から企業のコンサルティングを行う」仕事。
この仕事をさせていただくにあたっての経緯や流れは、もう1つの挑戦のそれとも関連するので後述する。
もう1つの挑戦、「近い将来の起業に向けた具体的なアプローチに入る」。
僕は以前から、ぼんやりとではあるものの将来起業したらやりたいことは決まっている。
それは「アーティストにしっかりビジネス知識やマインドを教育し、地方でも、自力でも食っていけるアーティストを育成するビジネス」をすること。
アーティストはイベンターやプロデューサー、マネジメント企業におんぶにだっこという図式なのが珍しくない。
実際、今の日本の音楽業界の流れを見てもそうだ。
地方だってその図式だし、かつそれなりに有名もしくは権力者の下に所属していないと、大きなイベントなどへの出演は叶わないことが多い。
それ以外のアーティストは「趣味」扱い。
「いい趣味を持っていていいね〜」と馬鹿にされる。
お金をもらおうとしたら嫌な顔をされる。
「無料で」パフォーマンスを披露することが当たり前だろという風潮がある。
ちょっと前までは許容されていだが、今では投げ銭すら煙たがられる始末だ。
しかしながら比較的大きなイベントへの出演であっても、「オーディション形式」で完全無名アーティストにある程度門戸が開かれている場合もある。
ただ、出演が叶ってもギャラはない場合が多い。
「出させてやっただけありがたいと思え」という主催者の本音がもろに見える。
また、有名音楽プロダクションがオーディション大会を企画している場合もある。
首都圏では当たり前の光景かもしれないが、地方となるとそのチャンスは年に1回あるかないか。
しかも(今、全てのオーディションがそういうことをやっているとは限らないので、あくまで僕の体験によるもの)
オーディションによっては、事前にグランプリになる人が裏で決められていたりする。
それを僕が一度経験したのは8年前。
あるオーディションで福岡に行った。
一応演奏をする時間は与えられるが、その本番前、
主催者・審査員のミーティングをたまたま見てしまい、そこで「今日のオーディションは、本番で何かない限り、グランプリは〇〇さんでいく」という打ち合わせがなされていた。
僕を含め一緒に出演していた他のミュージシャン仲間は、みんなそれとは別の人のパフォーマンスがいいと思っていたが、
運営サイドの「台本」通りに事は進んだ。
そうか、いくら頑張っても、いくらパフォーマンスが魅力的でも、
プロダクションの思惑通りにやってくれそうな人しかメジャーには行けないのか。
いくら個性的な表現をしても、結局は会社の指示通りにしなきゃいけないのか。
何がオーディションだ。グランプリが最初から決まっているなら、ここに呼ぶな。
意味ないだろこの時間。「やってますよ」というアピールのためか結局は。
グランプリに選ばれなかったことではなくて、「形だけ」のオーディションにまんまとノセられた自分が悔しかった。
色々意見はあると思うが、僕はこの流れ・風潮に一石を投じたいと思った。
そして同時に、こんな思いをするミュージシャンは、長崎で僕が最後でいいとも思った。
そのために必要な事は何か。
とにかく書き出した。
そして、「表現者自らが、イベントなどを企画運営し、自分のパフォーマンスを自分で売っていける知識とスキルを身につける事」「そのような表現者を増やすこと」に行きついた。
しかし、そのような知識やスキルはどのようにして習得するのか・・・・
実際にイベント運営の裏側を見てもらい、企業やイベンターは介入させず、
出演アーティストだけで音楽イベントを作り、出演者はパフォーマンスだけでなく全てを見て一緒にやって学んでもらったらいい。
そうしたら、知識・ノウハウ・動き方を”現場レベル”で習得してもらうことができる。
そんな思いで「∞Nagasaki」(インフィニティーナガサキ)というイベントを立ち上げた。
数回の開催を重ね、100人規模のイベントに成長したが、
中心メンバー以外の出演者のマインドは以前のまま。
完全に「おんぶにだっこ」だった。
そしてそれを脱却できる術を、僕らは持ち合わせていなかった。
このイベントは頓挫した。
その後、結局以前のような毎日を過ごしていた折、
前回の記事にあるようなことが起こった。
その出来事はこちらから
https://note.com/takayukihayashi/n/nf85cb6365025
最悪だったが、それを機に新たな出会いにも恵まれ、
前述のSDGsのお仕事、そして、長崎を代表するベンチャー企業「KabuK Style」と長崎市・FFGベンチャーパートナーズが主催する起業家育成事業「コッコデショ」への参画も決まった。
先日、その「コッコデショ」の第一回のミーティングが開催され、
長崎市長をはじめ様々な企業・投資家の方々、メディアの方々もいて
「なんかもの凄いモノに参加しちゃったな・・・」
と、いい意味で圧倒された。
しかしこの「環境」こそ、僕が求めていたものだ。
サポートしてくださる方、その人脈、作業する環境、仲間
全部揃った。
あとは自分がやるだけ。
そして、これが一番重要だと思うことがある。
これはラストチャンスなのだ。
この規模のチャンスは、この年代で、このタイミングで、
もう二度と巡ってこない。
しがみついてでもこのプログラムに付いて行かなくてはいけない。
無料で、長崎を代表する起業家の方から直に起業について学べ実践できる環境は、これを逃すと永遠にない。
それの記念すべき一期生なのだ。僕らが今後の基準値になる。
ここで圧倒的基準値を示さなければ、2期生3期生は生温いものになる。
ひいては「やっぱ長崎はそんなもんじゃん」と他県から舐められる。
30代になってこのチャンスがある事は奇跡の中の奇跡。
しかし、20代、はたまた10代で巡ってきたとしても、一生に一度のチャンスである事は明白だ。
なんだか悲壮な覚悟だなと思っただろうか。
その悲壮な覚悟を持って僕はこれに挑戦する。
そして確実に、参加メンバーの中で圧倒的1番の結果を持ってプログラムを終える。
と、いうか
これまで結果を残してきた方々は、このようなチャンスをしっかりものにしてきたから今があるのだ。
絶対にモノにする。
リソースを割くとは、時間あるいは思考、もしくはその両方を投下すること。
極端に、自分のやりたいこと・挑戦したいことに夢中になり、
一日中それにリソースを割く。
これからの1年、自身の起業に向けてリソースを割いていく。
長崎から、世界を変えにいきます。