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プラネタリウム施設をめぐってその2

大阪出張のついでに足を延ばし、最新式プラネタリウムが導入された倉敷科学センターを訪問して上映を見学してきました。昨年、2019年3月にリニューアルされたばかりで、直径21mの傾斜ドームスクリーンに1億個の星を投影できる最新式プラネタリウムと、デジタル投影システムが導入されています。公式サイトはこちら。

「見せてもらおうか?トップメーカーの最新式プラネタリウムの実力とやらを」

というわけで、潜入です。

と意気込んでいた私の目をくぎ付けにしたのが、エントランスに飾られていた花火の展示でした。現物台の花火玉の模型が真っ二つになって展示されています。見入る私。中心の「割薬」がもみ殻に火薬がまぶされている様子、そして「星」が二重になって整然と配置されています。まるで本物の花火玉のような質感。何故そんなことが分かるかというと、実は私は子供の頃に打ち上げ花火をこっそり自作したことがあるのです。火薬の配合、作り方、全部わかります。※危険なのでまねは絶対しないでください。

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上映開始間際、早く入りましょうとせかす同行スタッフを横目に館の職員に恐る恐る尋ねます

「中の火薬はホンモノですか?」

「いいえ、模型です」

それは当然ですね。愚かな質問をしてしまったことを悔いた私は、スタッフに促されるまま、いよいよドームに。ドームやや前方に陣取り、上映を待ちます。館の職員に、上の方の席もまだ空いてますよと促されます。こうした傾斜型プラネタリウムでは上の方が特等席というのが通念らしいのですが、私は投影機の仕組みを間近でじっくり観察したいので、その勧めを拒んで前方に陣取るのが通常なのです。コロナで座席は間引かれ4割程度に抑えられていましたが、ちなみにこの回ほぼ満席でした。

さて、それではいよいよ本番上映開始です。


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