KYOGE 4th RING-合掌-
みなさん、はじめまして。
「KYOGE」というアクセサリーブランドのデザイナーをしております。
タカと申します。
KYOGE初のプロダクトとなる5種類のリングの中から、四作目についての記事になります。
自己の驕りを断ち、願いに真っ直ぐ邁進する姿勢
四作目のリングとなる【合掌】は、
掌を合わせ、素直で謙虚な心で己を見直し前進する
といったイメージからデザインしました。
我々日本人の日常に深く根付く「合掌」を見つめ直し、改めて大切にしていくべきものであると感じています。
合掌は、インドから仏教を通じて日本に持ち込まれたとされる文化です。
仏教では、右手を仏、左手を衆生と表現しており、両手を合わせることで仏と衆生が一体となって成仏を願うという行為が本来の意味ですが、
日本人の皆さんもこの行為を
日常の至る所で行なっていると思います。
・誰かに感謝する時
・食事の際の「いただきます」「ご馳走様でした」
・誰かに謝る時
・誰かにお願いをするとき
以上のような状況で、掌を合わせる「合掌」の動作をしている方が多いと思います。
これらの状況で共通していることが
「思いやり」の感情が内包されているということだと思います。
何気ない動作ではありますが、
そこには感謝や敬意、自己の驕りの反省といった文脈が根底として備わっているのではないでしょうか。
【合掌】を身につけることへの意味
僕は、日本人にある精神性をアクセサリー等に落とし込むことによって、
再考・再認識してもらい、
身につける人自身にとっての拠り所(よりどころ)となっていただくことが最大の目的です。
そんな中で、【合掌】を身につけることが、
その人が願う理想像や叶えたい目標を目指す上で、自己との対話の機会を作り、感謝と敬意を持ちながら邁進することにつながれば幸いです。
ひたむきに努力を積み重ね、成功を願うすべての人に【合掌】が届きますように。
今回も最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
ぜひ今後ともnoteやKYOGEのチェックをよろしくお願いいたします。