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ダブルワークについて考える

宮古島日記「南の島で考える」編、今回は「ダブルワーク」です。
ちょっと気になって「ダブルワーク」でググってみました。

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「正社員などの本業の給与を補填するための収入を得るという考え方」・・そうなのか!驚

なるほど、安部的にはどこ(何)に「コミット」するか?の視点だったので、すこしずれていました。

複数の仕事をする際に気をつけていること

現在、gCストーリーとRuGuという2社で仕事をしているのですが、前者は2012年4月に中途入社する形で入社し、2018年10月までは正社員として、同年11月からは業務委託という形で関わっている会社です。

一方でRuGuは2018年5月創業。手伝い始めたのは同年8月、本格的に参画したのは11月です。

ダブルワークといいつつも、関わるまでの経緯も関わった時期も全く異なります。
それら背景の違いや所属するコミュニティそのものに流れる時間、文化を認識し、関わること、を特に意識している気がします。

なので、前述の「正社員などの本業の給与を補填するための収入を得るという考え方」は、考え方からしてちょっとずれていました。
(「給与」という観点からのダブルワークではない点が。)

どこ(何)にコミットするか?

自分のキャリア(人生)に選択責任(オーナーシップ)を持った場合、ベースの志は同じですが、2社への関わり方は全く異なります。

そのどこ(何)にコミットするかでできる仕事も見える世界も変わってくるような気がします。

gCストーリーの仕事(広報・ブランディング)

gCストーリーでは、そもそも7年近く事業や組織の変遷に関わってきました。
そこにいるメンバーもいないメンバーも含めて、とても大好きですし、自分の力が何らかの役に立つのなら、企業というかそのコミュニティの在り方そもののアップデートに貢献していきたいと思っています。

その1つの貢献の仕方が広報・ブランディング周りだと考えています。
そして、その方向性で集中すると、不思議と今までやりたくても中々できなかったいくつかの仕事が実現しています。

1つ目はオウンドメディア。
特色のある会社なので、何らかの定期的な発信をしたいなーとは思っていましたが、中々実現する方法や工数が取れず・・3年ほど後回しになっていました。

結果としては、メンバーにも恵まれ、noteというツールで費用もかけないで実現する方法論ができたので、タイミングはちょうど良かったのかもしれません。

2つ目はコミュニティ。
理念色が強く、コミュニティとしての結束が固いが故に外部との接触が減りがちなベンチャー新卒あるある(自分の新卒時が原体験です。)を解消したくて、「組織・価値観・働き方」をテーマに他社との越境コミュニティ「ソトシルprj」(社外同期を作って自社を再認識しよう、みたいな感覚)を進めています。

社内外含めて、割と好評で、まずは10社との個別セッションを開催後、大きなイベントを開催しようと思っています。

3つ目がアルムナイ。
繋がり(いわゆるエンゲージメント)が強い会社なので、辞めた理由は人それぞれですが、志には共感しているので、だからこそ、継続的に繋がる何かが欲しいなと思っていました。
(どんな理由であれ、辞める側はなんだかんだ気まずさもあったりするので、まずはgC側からアプローチする手段が欲しいと思っていました。)

ちょうど、自分自身が役割(執行役員→エグゼクティブフェロー)を変えて関わるタイミングになったし、インターンを受けてくれていた学生からもgCOB(ジーコブ)という名前でOBOGと繋がった方がいいですよ!とアドバイスも貰っていました。笑

そんな中、note編集部の佐藤くんが提案してくれたgCOBインタビュー。

とてもいい企画です。なかでも意識したのは、ただのインタビューにしないこと。
「gCに何で入って、gCで何を得て、gC卒業後に何が活かされているか?」
みたいなことって、所属しないと分からないし、何より読んでてあんまり面白くないなー(個人の所感です。)と思い、「志は何で、そのプロセスに人生や仕事はどう関わっている?」というある意味gCらしいコンテンツで進めています。

インタビューする側も「かつての上司」とかだったりするので、熱が入っていい感じに仕上がります。

RuGuでの仕事(経営・事業運営)

一方でRuGuは2019年4月開業のグランピングリゾート。2018年5月創業前(2017年12月位)からの準備期間約1年半を経て、ようやくグランドオープンしようとしています。

こんな形でいい感じの記事にはしていただいていますが、企業としては、まさにカオス。
何もないから何でもできる!というスタンスで臨まないと神経やられます。w 

日々、資金繰りについて経営陣(といっても2人)で状況確認したり、まもなくやってくる初の決算対応で諸々行ったり、とはいえ、2月3月とモニター期間ということで一部お客様に実際に宿泊していただいたりとドタバタです。

なので、仕事は何?と言われてもそんなに計画的に役割分担できるものでもありません。汗
だからこそ、元々のコンセプト(まだまだ理念というところまでは至ってませんが・・)を軸に目の前にある様々な課題やタスクをこなす日々となっています。

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「RuGu Way」と呼んでいる6つの項目にはRuGuの軸となる考え方が詰め込まれています。

実際に運営が始まるとどうしても日常に追われがちですが、だからこそ、時に立ち止まって思い出すことが必要だなと感じています。

ダブルワーク(働く)って何だろう?

ダブルワークに限らずですが、「働く」って、没頭することだな、と最近感じています。
没頭の対象が「好きなこと」でもいいと思うし、「歯を食いしばってでも成し遂げたいこと」でもいいと思うし、「誰かに喜んでもらえること」でも「自分が納得するスキルを得ること」でもいいと思います。

だからこそ、その「働く」ことの「どこ(何)にコミットするか?」が重要です。

人のフェーズによって誰か(人)のためだったり、自分のためだったり、それが見えなかったり、様々です。
でもそこに納得感があれば、それはきっと「好きなこと」に繋がるし、楽しい事だと思います。
(それが複数あるとダブルワークになったり、パラレルワークになったりするんでしょうね。)

納得してどこ(何か)にコミットして、楽しく働く。
そんな人生を送っていきたいと改めて思います。

次回からは、新シリーズ宮古島日記「南の島で悩む」を開始します!
南の島(ローカル)で暮らすって、楽しいことばかりじゃないよ!という現実をお送りします。笑

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