“しっとり” 生活 宮古島
宮古島は基本的に高温多湿。
内地(本土)にいた時は冬どころか夏も1日数回はハンドクリームを塗っていたのに、
こっちに来てから手の乾燥があまり気にならなくなった。
ちなみに、
沖縄では沖縄出身者を「ウチナーンチュ」、
内地生まれを「ナイチャー」とか言う。
もともと手先を使う仕事だったこともあり、指先や手の甲の乾燥が気になって
よくクリームを塗るクリーム男子だったわけだけど、
宮古島の多湿な環境はその習慣すら変えるほどだった。
気象庁によると年平均湿度は77%で、月平均でも70を下回ることがなく、
最適湿度とか言われる40〜60%の上限を
10も上回る “しっとり” 具合。
これだけ空気がしっとりしてるんだもの、ハンドクリームが不要にもなるのも納得な気がする。
そういえば、こっちに来た2月から、誰も塗ってる人を見たことがない。
クリーム不要の生活はかなり楽ちんで、手を洗った後に塗らなくても平気だし、
物に指紋がべったりつかないのも、とても良い。
おそらく、全身の乾燥肌に効果があると思うから、気になる人には移住もオススメかもしれない。
はい、まあ、当然デメリットもありますね。
同僚の数日干しておいた服がカビだらけになった。
おそらくその間、乾いたり湿ったりを繰り返したんだろう。
それ以降、洗った洋服を、着用するまでハンガーに着せておく習慣は途絶えた様子。
最適湿度にはそれなりの理由があって、
人間にとっては快適、かつ細菌やダニなどにとっては不快な範囲になっている。
次にどこかに行くなら是非とも、人間にとっての快適湿度な環境がいいなと思う。