コロナ禍に「日系大手」を第二新卒で辞めた話
前職は古き良き「ザ・日系大手」の末端社員。
会社に守られながら、決められた枠組みの中で仕事をしてきた。
優秀な同期や先輩と働いて、劣等感を感じた日も少なくない。
面接時にきいていた条件と異なるところもあり、「そんなことってあり!?」と会社を疑ったこともあった。
そうした中でも約2年半会社を続けてきたのは、友達のような同期の存在と社会から守られている安心感があったからだ。ずっと好きだった化粧品に関する仕事だったし、少しずつでも管理栄養士の資格を活かせていたから、「恵まれた環境」にいたのも事実だ。
苦手な仕事に向き合い「もうだめだ」と思ったこともあったけど、転職を決めた1番の理由は、自分のことを大切にしてもっと好きになりたかったからだ。
顔色を伺って、気を遣うことに疲れた。お給料が良くても、ストレスで身体を壊して医療費がかかったら元も子もない。
無心で仕事をするようになった自分が嫌いになってきた。ちょうどやりたい仕事もあった。
そして、コロナ禍でおうち時間の良さに気づいたから、長期出張で家族や彼氏、友達と過ごす時間が少なくなることが嫌だった。
給料が下がってもいいから、好きな仕事をして、自分を大切に、小さな幸せを感じながら生きたいと思った。
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