プロ野球観戦記 8/7 楽天━日本ハム

友人がチケットを貰ったということで誘ってもらいました。久しぶりにプロ野球を観たので観戦記を。

岸(楽天)━山崎福(日本ハム)という好投手同士の対戦で楽しみにしていました。岸投手は今期3勝7敗と4つの負け越し、一方山崎福投手は7勝3敗とチームの中心選手。試合前は投手力で日本ハム優勢かなと予想。

試合開始直後、日本ハムの先頭打者、松本剛選手が2ベースヒット。やはり今期の成績どおり岸投手はやや不調かと思いきや、無死二塁を難なく乗り切りさすがの一言。一方の山崎福投手は危なげなく三者凡退の立ち上がり。

その後は両投手の好投が続き、得点するなら本塁打頼みかなと思わせる投手戦。岸投手は本当に負け越している投手とは思えない低めに丁寧に投げ込むピッチング。一方、山崎福投手は球数が多いものの左右のコーナーを投げ分けるピッチング。これはますます一発で試合が決まる可能性が高そう。

そして6回表日本ハムのマルチネス選手のライトへの大きな打球!行ったか?と思いきやフェンス際まで飛ばされつつもライトフライ。少し岸投手の球に力がなくなってきたか?

7回表の岸投手は3人で抑えるも全て外野フライを飛ばされる。う〜ん、球数ももうすぐ100球とそろそろ交代かなと予想。私が監督ならここで交代。ただ、0━0という状況でここまで好投してきた岸投手に勝ちが負けが付くまで試合を任せたい気も・・・。

そして7回裏に試合が動く。一死一塁からのヒットエンドランがセカンドのベースカバーの逆をつく幸運で一死一三塁と楽天の絶好の好機。ここで打者鈴木大がスクイズの構えをしたところに頭部死球!山崎福投手は危険球退場。楽天一死満塁。しかも日本ハムの生田目投手は緊急登板。これは点が入りそうな気配満々。
しかし、生田目投手、捕手の伏見選手の強気なリードに応え、150km超のストレートを高めにコントロールして二者連続三振で満塁のピンチを凌ぐ。なかなか迫力あるピッチングでした。

8回表は岸投手続投。個人的には前の回で一杯かなと思っていただけに監督が岸投手の好投に試合を託したのだろう。そしてピンチの後にはチャンスありとはよく言ったもので日本ハムは送りバントで一死二塁のチャンスを掴む。ここでバッターは清宮選手。こういう所で打てれば一流選手になれるんだけどと思っていたらその初球のストレートを打った瞬間それと分かるライトスタンドへ一直線のホームラン。新庄監督が三番に起用している理由に納得。

9回裏。日本ハムの田中正義投手が観れると楽しみにしていたところマウンドに上がったのは柳川投手。え?今期1セーブも挙げていない投手を2点差で抑えに?と疑問を持つも、生田目投手に負けず劣らずの150キロ超の力強いストレートを高めに投げ込む本格派のピッチング。初セーブおめでとう。甘く見てごめん(笑)

日本ハムの伏見捕手のリードも見事。投手によってリードを使い分け、ワンバウンドへの対応も丁寧で投手に安心感を与えるいい選手だと思いました。ただ、田宮選手という打てる捕手がいるだけに出場機会は少ない(基本的に山崎福投手専属)のが残念。しかし、山崎福投手、伏見選手と日本ハムはいい選手を補強していますね。リーグ2位争いを続けている原動力になっています。

久しぶりの生観戦楽しかった。また機会があればいいな。


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