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【1期生募集中】日本発、世界に通用する『サウナプロデューサー養成講座』始動

2025年から、新しいことをはじめます。日本から世界に通用するサウナを作るための「サウナプロデューサー養成講座」です。2025年4月より1期生の講座を開始し、説明会を経て、最大3ヶ月におよぶ講座を提供いたします。

なぜ突然、このような講座をはじめることになったのか?
そのきっかけと動機について、こちらのnoteで書いていきます。

どうすれば、世界に通用するサウナを作れるか

実はサウナについての何かを、誰かに伝えるという経験ははじめてではありません。3年前にサウナのための会社をつくり、気付けばサウナを通じて、日本のサウナをよりよくするための活動に、自分の時間と魂を、そのときそのとき出逢った人たちにお返しするということを、ずっと続けてきました。

2022年、サウナシュラン2023を受賞した『ぬかとゆげ』が、世界初の温浴施設を作るというミッションのもと、私はフィンランドを訪れ、国際サウナ協会会長リスト・エロマー氏にご協力をいただきました。バリアフリーサウナをつくるというプロジェクトが始動し、日本独自のサウナが誕生しました。

リトアニアサウナ協会会長達が運営するウィスキングスクールご協力のもと、ウィスキングマスターを日本に招聘し、リトアニアのウィスキング研修を主催しました。ぬかとゆげには、私が現地で体験した本格的なウィスキングサウナがあります。京都北部には今も、リトアニアの魂が宿っています。

2023年、フィンランド「式」ではなく、フィンランドサウナそのものの体験を日本で再現すべく、日本の一級建築士数十名をフィンランドにアテンドするという企画に取り組みました。そしてフィンランド屈指のサウナ専門家ラッシ・リッカネン氏との出会いにより、建築手法の言語化に挑戦しました。

さらに2024年、ラッシ・リッカネン氏の来日をアテンドし『フィンランドサウナ設計の教科書』を出版。秋には温浴施設を伴い、ドイツオランダのアウフグース視察研修に同行。いま日本でも広まり始めているアウフグース世界大会の最前線を訪れ、そこで得たものを日本に持ち帰る試みをしています。

その瞬間、瞬間、ただただ無我夢中で、その時々で必死に取り組んできたのですが、自分自身の心の奥底にあったのは「日本のサウナが世界に通用するにはどうしたらよいか?」という思いだけでした。日本はまだまだ進化できる。ただそれだけを願って、自分にできることをいつも考えてきました。

「サウナのプロデューサーがより必要だよね」

しかしそれでも、自分個人にできることには限りがあり、さらにサウナの文化はヨーロッパや日本だけではなく、世界各地で『Well-Being』の流れも相まって、先月訪れたニューヨークでは日本のサウナブームを追随するような現実に直面します。自分の在り方を、根本的に見直すような出来事でした。

ニューヨークから帰国後、日本のサウナシーンで活躍する諸先輩方と、自分が世界で見てきたこと、今の日本について思うことを喧々諤々と話してきました。そんな中、世界に誇る森實敏彦社長のサウナにお邪魔した時にふと交わした会話が、ずっとふわふわしていた私の胸の奥に突き刺さりました。

「日本には、サウナのプロデューサーがもっと必要だよね」

『ととのう』という概念から端を発した日本のサウナブーム、その火付け役となったゼロ世代、そして第一世代、第二世代。彼らには彼らの間で成立する、共通言語と考え方がそれぞれ存在します。私自身はサウナシーンをリードしてきたトップランナー達と、ニューカマーの人達の間を、どちらにも属することもなく、その狭間をずっと漂ってきたような感覚がありました。でも、その共通言語は下りてきているようで、まだまだ下りてきていない…

私などがその名を口にするのも僭越すぎるのですが、日本サウナ・スパ協会には協会なりの役割があり、今も最前線で日本のサウナシーンをリードしていると認識しています。時代をリードしてきたトップランナーの諸先輩方、温浴業界の有名施設、それぞれがお役目を全うされているのだと思います。

しかし今これからサウナを好きになり、サウナを通じて日本をよりよくし、世界に通用するところまで活躍する人材が次々に現れる未来。率直に、そういう場こそ、今の日本により求められるのではないかと気付かされました。

講座ではどのようなことをやるのか。

講座では日本と海外のサウナをとことん知ることからはじまり、建築観点でのサウナの考え方、運営の仕方、集客からプロジェクトマネジメントに至るまで、サウナプロデューサーに求められる前提知識と心構えをお伝えしていく予定です。講師も、日本と海外の両方で活躍する講師陣をお招きします。

未経験からサウナプロデューサーを志す方、サウナを作らなくてもサウナの本質価値を議論したい方、温浴施設従事者の方、ウィスキング師や熱波師の方、大手企業や中小企業に勤めている方など多くの方が、サウナプロデューサーとして活躍できるようになるための機会提供ができましたら幸いです。

よくあるご質問

サウナプロデューサー養成講座の受講を検討している方は、以下のよくある質問をお読み頂きました上で、無料説明会参加フォームに申込ください。その後は個別での面談を経て、講座費用のご入金後に参加が確定いたします。

Q : サウナをつくる予定がなく、サウナのプロフェッショナルでもないが
  サウナプロデューサー養成講座に参加することはできますか。


A : 全く問題ありません。現在開催されている、サウナプロデューサー養成講座0期生の中には、サウナをつくる予定がなくプロフェッショナルではない方も参加されています。むしろ、サウナの良さを議論する上で、プロフェッショナルではない目線での議論をとても大切にしています。他には施設オーナー、建築士、ビルダー、温浴施設従事者など、サウナに関心のある幅広い方が講座に参加しており、受講生同士の横の繋がりも生まれます。

Q : サウナ施設の開業を検討しているが、開業に必要な知識、例えば事業計画の書き方や温浴施設のオペレーション等は、養成講座の中で学べますか。

A : サウナプロデューサー養成講座では、サウナをつくることを最終目的にしていません。あくまでサウナの本質的価値を理解し、プロデューサーとしてご活躍いただくことを目的にしています。0期生の中には、サウナ施設開業を予定している方も参加されているものの、彼らの最終目的はサウナをつくることのみではありません。サウナ施設の具体的な開業予定がおありな方は、温浴コンサルティング企業のアクトパスさんが主宰されている「サウナ開業塾」への参加を推奨しています。(それでもこちらの養成講座に参加されたいという方は、個別の面談にてお話を伺っております)

Q :養成講座の受講スタイルとカリキュラムがどんなものなのか、教えてください。また、講座終了後は何か資格になるものが発行されますか。

A : 受講スタイルは基本的にオンラインとなり、一部対面でのプログラムがあります。ただし座学中心というよりも、毎講座ごとに宿題のワークがあり、オンライン上でアウトプットを発表する機会は非常に多くなっています。講師と受講生との双方向的なコミュニケーションを重視している構成となっているため、世に言う一般的な講座とはイメージが異なるかもしれません。講座終了時に修了証を発行いたします。詳しくは無料説明会、および個別面談にて、講座のカリキュラムとともに詳細をお知らせいたします。

Q : サウナプロデューサー養成講座を受講すると、どうなれるのかがイメージできません。受講することのメリットを教えてもらえますか。

A :この講座は、サウナに関する学びや知識を得るだけではなく、サウナプロデューサーを名乗って実際にご活躍いただくことを最終目的としています。そのため座学に終わらず、サウナの本質価値について自ら考え、プロジェクトマネジメントができ、施設や企業とプロジェクトを立ち上げられるようになり、プロデューサーとして「自走できる」状態を目指します。その姿を目指すにあたり、サウナをつくるつくらないは選択肢の一つと考えています。

サウナプロデューサー養成講座の説明会参加を希望される方は、こちらから入力をお願いいたします。個人向けと、複数名受講の法人向けのプランを設けましたので、ご希望の方は個人・法人をお選びいただきお申込ください。

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