高山緑星さん 11月9日のツイッターから
本日もお疲れ様でした。
本日の日経平均は、24,839.84円(+514.61円)で引けました。
週末のNYダウは66ドル安でしたが、米大統領選でバイデン氏の当確が報道されると、好感した買いが朝方から優勢となり、3桁の上昇で始まると徐々に上げ幅を拡大。
高値は24962円まであり、節目の25000円に迫りました。
514円高の24,839.84円と日経平均株価は5日連続高。先週は立会い日数4日間全て上昇し、今週も週初から好発進の大幅高となりました。
本日注目しておきたい銘柄は、21年9月期の連結純利益が前期比63%増の105億円になる見通しと発表した【3563】スシローグローバルホールディングスが443円高の3365円と株式分割考慮後で上場来高値を更新。
読売新聞グループ本社がTOBで完全子会社化すると発表した【9671】よみうりランドがストップ高で700円高の5500円。
【9984】ソフトバンクGや【9983】ファーストリテイリングなど指数寄与度の大きい銘柄も大幅上昇となりました。
逆に弱かったのは、今期の見通しが失望を誘った【9684】スクウェア・エニックスが急落し、910円安の5560円。
開発中の新薬に関して米FDA諮問委員会からネガティブな見解が出てきた【4523】エーザイも、2421円の7819円と強烈に売り込まれました。
11月9日の場中に高山緑星さんは、どのような銘柄に注目したのでしょうか?
高山緑星さんは、数々の大相場を予言してきた、相場界のレジェンド。
ツイッターで彼のつぶやく銘柄をリアルタイムでチェックしているだけでも、今の相場がどのように動いているのか大枠をつかむことができます。
そもそも高山緑星って何者って人は、まずはこちらの記事を読んでみてください。
さっそく緑星さんのツイッターから、本日のツイートを紹介していきましょう。
本日も買い気配銘柄、動きの良かった銘柄のツイートが目立ちます。
強い相場だった分、ツイートの数も多めでした。
緑星さんが過去に推奨した銘柄も上昇したものが多かったようで
その他リツイートも含め、緑星さんがツイートしたその他の銘柄は以下の通りとなります。
【2112】塩水港精糖、【6666】リバーエレテック、【6149】小田原エンジニアリング、【4011】ヘッドウォータース、【6560】エル・ティ・エス、【7090】リグア、【3040】ソリトンシステムズ、【1407】ウエストHD
そして本日の個人的に選んだベストツイートはこちら
今日は2つあります。
【2112塩水港精糖】
新型コロナウイルスも含め万能抗ウイルス薬として期待されるシクロデキストリン関連の、決算発表明け割安・低位・低時価総額銘柄。
三菱商事系の砂糖精製。東洋精糖、フジ日本精糖と共同生産。特定保健用食品「オリゴのおかげ」を始めオリゴ糖に注力。
11月6日引け後に決算発表。
2021年3月期最終利益が前期比20%減の6億2000万円予想。予想EPS22.87円。今期予想PER10.1倍。PBR0.68倍。割安。
会社四季報秋号で、2022年3月期最終利益6億7000万円予想。予想EPS24.7円。四季報予想の来期予想PER9.3倍。時価総額80億円。
オリゴ糖が、腸内環境を整え、免疫力アップに繋がる事から、新型コロナウイルス感染予防食として注目されつつある中、同社も精製している環状オリゴ糖「サイクロデキストリン(シクロデキストリン)」を使用した抗ウイルス剤の開発に、スイス・ジュネーブ大学と英マンチェスター大学の研究者グループが成功。研究論文が科学誌Science Advancesに掲載されている。
シクロデキストリンを改良した糖分子は、ウイルスを不活性化する前に自身に引き付け、ウイルスの外層を破壊する事で、増殖を阻止するだけでなく、単純な接触で感染分子を破壊できるという。
このメカニズムは、様々なウイルスに機能し、呼吸器感染やヘルペス感染の原因となるウイルスでも効果を実証。特許は申請済み。既に医薬品開発に向け事業主体も動いている。
万能抗ウイルス薬の開発は、治療法がないウイルスや新型のウイルス対策に不可欠。今回の研究結果は世界的なインパクトを生む可能性があり、新型コロナウイルスに対しても効果が期待される。
6149小田原エンジニアリング直近高値更新。
勝利宣言したバイデン大統領候補が掲げるカーボンニュートラル政策の、テスラへ供給で有名なEV関連銘柄。
モーター用自動巻線機で国内トップ、世界2位。時価総額161億円。8月11日に2020年12月期第2四半期純利益を前回予想の9000万円から1600万円へ下方修正したが、あのテスラに供給している事で有名。EV(電気自動車)関連本命格として2017年7月安値983円から9月にかけ4450円へ4.5倍高演じた事は記憶に新しい。今年10月30日の2378円~2450円より買い推奨。11月4日にかけ2675円へ上昇。
自動車は電動化により内燃機関からモーター駆動へ移行。巻線技術の重要性が高まり、欧州ではここ数年で大手による同業の買収が進行。今や同社の競合相手はスイスのABBグループや独ティッセンクルップなど巨大企業に様変わり。モーター用巻線設備の市場規模は急拡大している。
「2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにする」カーボンニュートラルは、国際社会が掲げる共通目標。菅義偉首相も10月26日の所信表明演説で「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言した。
中国政府も2035年をめどに新車販売の全てを環境対応車にし、従来型ガソリン車を全廃する方向で検討。
10月27日に中国の自動車専門家組織「中国自動車エンジニア学会」が発表した「省エネルギー・新エネルギー車技術ロードマップ2.0」では、2019年新車販売に占める比率が5%のEVを中心とする新エネ車を25年に20%前後、30年に40%前後、35年に50%超まで高める。新エネ車の95%以上はEVに。
ガソリン車などは、全て省エネ車のハイブリッド車(HV)に切り替える。HVの比率を25年にガソリン車などの50%、30年に75%、35年に100%に高め、HVではない従来型ガソリン車などは製造・販売を停止する方針。
高山緑星さんは、本名の前池英樹で新生ジャパン投資という投資顧問会社の代表にもなっています。
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