「漫画家・森薫と入江亜季 展―ペン先が描く緻密なる世界―」に行ってきました
世田谷文学館で開催中の「漫画家・森薫と入江亜季 展―ペン先が描く緻密なる世界―」に行ってきた時の様子をお届けします。
２回行かせて頂きまして、いまさらのレポートになってしまいました。
●１回目
2024年11月に、マンガ家の美中先生(@michusgt)と、酒井さゆり先生(@otisayuri)と行ってきました。
お昼食べつつ、お土産交換などしました～。ありがとうございます…！！
お２人は午前中に浅草をまわってきたようで、すごいスケジュールでした。
酒井さんとは初めてお会いしたのに、初めまして感があまりなく過ごせたのでありがたかったです！
展示は撮影可だったので、自分のスマホでは写真をたくさん撮ってしまいました。先生方のコメントや、アナログマンガの作画工程や、ネーム、
画材などが展示されていて、とても見ごたえのある展示でした。
森先生のメイド同人誌なども展示されていて、最初からメイド萌えだったことがうかがえます！
手描きでの読者アンケートのはがきの現本なども展示されていて、お２人のレタリング能力の高さや、細かい模様なども手書きで書かれていることがわかり、圧巻でした。
クリスタだと、つい『模様のブラシはないか…』『イメージに合ったトーンはないか…』と検索しがちなのですが、「手書きすればいいじゃない」と
言われている気がしました。
森先生は、すでに絵がお上手なのに、さらに高みを目指して人体デッサンをされていたり、入江先生はカラーイラストの淡い色使いがすてきだなぁ～と
いう印象を受けました。
森先生は本などで調べ、入江先生は現地へ行く派という対照的なお２人であることもわかりました。入江先生のアイスランド取材に行かれた際の写真なども飾ってあり、すてきでした。
1階で同時開催中の「寺山修司展」をまわっていたところ、美中さんが誰かと喋っていました。なんと、いっしょに旅行に来てたけど、別ルートでまわっていたというご友人と、ばったり一緒になったようでした笑
→デザイナーのichiyuhさん(@ichiyuh18)
なぜか、お互いどこに行くか言わずに行動していて、なんとなく同時刻に同じ展示を観に来ていたそうです。
その後、美中さんが上着をなくしたのですが、ichiyuhさんが探して持ってきてくれたりと、長年の友情を感じました笑
※以前、美中先生と「伊藤潤二展」に行ってきた時の様子は
こちらからどうぞ↓
●２回目
2025年２月には、ルルニー(luluny)さん(@l_u_l_u_n_y)と
２回目行ってきました。
「コルクマンガ専科9期」で同期だったlulunyさんですが、アメリカ在住なので、おそらく実際に会うことはないだろうと思っていました。
ZOOMやディスコードでのやりとりは多かったので、あまり遠さを感じていなかったのですが、時差を聞いたりすると急に遠く感じたりしていました。
しかし、「コルクマンガ専科9期」の有志メンバーでコミティア151に参加することになり、その日に合わせて、lulunyさんが日本に来ることになりました。その日程に合わせて、「漫画家・森薫と入江亜季 展―ペン先が描く緻密なる世界―」にも行くことになりました。
私が風邪をひいてしまい、病み上がりギリギリみたいな状態でしたが、
なんとか行けてよかったです（一応病院の先生からもOKを頂いてました;）
lulunyさんのマンガを読んで頂いた方は分かるかもしれませんが、
絵が真面目なのに、どことなくシュールさがあります。
展示をいっしょに見ながら気づきましたが、急におやじギャグが
飛び出したり、ふだんからそのような傾向がありました。
ル「馬の絵がうまい人は絵がうまいよね」←！？
NYから来たlulunyさん、NYチーズケーキを注文…笑
(わざと…！？)
lulunyさんは初めてマンガの原画の展示を見たそうで、アメリカではあまりないようなので、ちょっと無理してでも行けてよかったです。
そう考えてみると、マンガの展示がたくさんあったり、同人誌イベントが
しょっちゅう行われている日本て独特なのでは…と思いました。
そんなわけで、とても充実した展示を、絵を描いてる方達といっしょに
まわれて楽しかったです♪
みなさまありがとうございました。
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