New surfboard !! 最高の初乗り
こんにちは。
サーフィン歴10年(ただしコンスタントにできているのはここ2年)にして、人生初めてのオーダーボードがついに納品されました。
世界的なサーフボードの需要増とそれに伴うボード原材料の不足により、予定の2ヶ月遅れでやっとこさ手元に届きました。待ちに待ちすぎました。
それがこちらです。
Borst Designs MODEL:SJ-4(5'9 ,18.375, 2.25)
Tail:squash
Volume:25.8 L
Borst Desingsは、カリフォルニアのChris Borstが手掛けるサーフボードで、かのTaylor Knoxが愛用していますね。最近だと、Women's US OPENを制したCaitlin Simmersが乗っています。
そのBorst Desingsのボードラインナップの中の、ジャパンナイズさせたモデルSJ-4をオーダーしました。細身で強いフロントロッカーで、かなり小さく絞りこんだスカッシュテールが特徴です。この最後までアールを付けたレールとテールデザインが、コンパクトなターンと深いカーブに生きるようです。
さぁ初乗りだ in Sendai newport beach
納品された翌日、ついに初乗りに仙台新港に繰り出します。
最近は3時半起きでも、何とか日の出に間に合うようになってきました。日の出に間に合うかどうかって、気分的にもとても重要ですよね。ギリギリだとすごくそわそわしちゃいます。そんな時に何か忘れ物をしがちなので、いつも指差し確認は欠かしていません(笑)
いやぁ...いつ見てもこの景色は最高です。
無風、晴れ、ハラムネ〜セットカタ(でも人多い)。
今日も贅沢な1日の始まりです。
さぁ、進水式...の前にいつもストレッチをしながら気持ちを落ち着かせます。これからサーフィン!と思うと、犬みたいにそわそわしちゃうのでルーチンで高ぶりを抑えるのは自分にとって大事。
いよいよ漕ぎ出します。これまで乗っていた板よりもvolumeを3L以上落としましたが、そこまでスピードロスは気になりません。むしろ、ドルフィンのし易さは爆上がりです。今日のうねりは台風の名残もあり厚い太い波。ロータイドでも掘れていないので、デビュー戦としては安心、うってつけです(もし折れたら立ち直れません)
いよいよ...
ピークから少しずらしてパドリング!
でもやはりvolumeの違いから、今までのようにうねりを掴めない!
「これはピークじゃないと乗れやんやつや...」
でも人が多いのでピークにはあまり近づきすぎず、ミドル気味で待ちます。
そしてついにきた!ぶっといウネリ!ピークからテイクオフ!アップスして繋いで!...エンドセクションはチャレンジせずに安全にプルアウト...
....
ちょっと乗っただけで、わかりました。
最高のボードだ... フロー感、スピード、軽さ、レールが波を捉えている感触...何だかもう笑顔が止まりませんでした。
そのあとは、自分、覚醒しました。
苦手だったレフトでも3ターンくらい安定して入れられたり、スピードをつけたままのトップターンからボトムに降りてまたトップへの動きなど、今までの自分では考えられなかった動きが急にできるようになりました。
もう...終始興奮でしたね...
自分が出したスプレーをあんなにはっきり見たの初めてでした。
客観視したらゲキダサスタイルかもしれませんが、自分の中では間違いなく革新的な変化を感じました。
調子に乗りすぎると良くなさそうなので、最高の気分のままその日は上がりました。
サーフィンの魅力 道具を変える楽しさ
これまで、とりあえず乗る本数を増やして上手くなるための土台を作るためにオーバーフローがコンセプトの板に乗っていました。その板でかなり乗れるようになっていましたが、やはり鋭いアクションには程遠い動きでした。
乗りこなせるのか不安に思いつつも、やっぱりもっと動いてアクティブなサーフィンをしてみたい!という気持ちから今回のボードをオーダーをしたわけでした。
浮力落としたせいで乗れなさすぎて床の間に飾ることになったらどうしよう
こんな不安もありましたが杞憂でした。
今回は波も良かったし、実際に上手くなったかどうかは置いておいて、道具を変えてサーフィンを楽しむというサーフィンの魅力にあらためて気付いた1日でした。
ますますハマっちゃいますね。
それでは、今日はこのへんで。
読んでいただきありがとうございました:)