デジタルな相棒作成の記録
今まで学んできた技術を活用したい!という事で以前考えていたRPAを活用した自分の業務をサポートしてくれる相棒を作り始めました。
せっかくなので作成の記録も書いていこうと思います…!!
*取り組んでいる「相棒」案を書いた記事はこちら!
「相棒」でやりたい事
社員満足度向上に向けて展開しているアンケートのうち、投稿内容に応じて投稿者との面談を実施するアンケートの部内共有と面談アポイントの効率化を図りたい!
解決したい課題
グループウェアの機能を使っているため、回答方法や集計方法に制限が多く、回答側と事務局側どちらの利便性も低い…。
投稿されたかどうかを人力でチェックしているため、遅れや漏れが発生してしまう…。
解決方法
Google Formsを導入することでどこでも回答できるようにすると共に、事務局内での投稿内容共有を容易にすることで利便性向上を図る!
投稿通知とアポイントフォローの初動を自動化してスピード感を向上させる!
取り組んだ事
1.概要フローを作成
社員がアンケート投稿を実施。
Google Formsから事務局スタッフ(複数名)へ通知
日時でRPAがGoogle Formsに投稿一覧を要求。
取得した投稿一覧から更新状況を確認。
面談対象となる投稿に共有カレンダーURLを送付。
社員が共有カレンダーへ希望日を登録。
共有カレンダーから更新通知を取得。
面談実施
2.使用ツールの検討
以下のツールを使用予定。
Google Forms:アンケート実施のため
Google Apps Script:アンケート投稿の通知を複数人へ送信
Google カレンダー:面談日調整の共有スケジューラーとして
Winactor(RPA):共有スケジューラーを回答者へ送信
3.複数アドレスへの送信スクリプト作成
下記のリンクを参考にGoogle Apps Scriptを活用してGoogle Formsから複数アドレスへの投稿通知を行うプロジェクトを作成。
4.アンケート案の作成とレビュー取得
アンケート概要
業務課題等を取得する記述式のアンケート。
面談実施のフラグとして「面談希望の有無」を項目設定。
レビュー内容【対象:事務局上長】
好意的な意見
実現すれば投稿のチェック漏れ等がなくなり、受付業務の効率化は図れそう。
ツールの導入で回答者側の負担が軽減しており、回答率向上なども見込めるのではないか。
否定的な意見
カレンダーで面談予約を取る点は良いが、登録するだけでは面談実施の合意形成が不足するのではないか。面談自体を忘れられないよう通知等は必要かもしれない。
面談実施以降の管理が想定されていないため、Excel等での別管理が発生するのではないか。
現状の課題
面談実施の合意形成方法
RPAにて実施する共有カレンダーの送付シナリオの作成
カレンダーからの投稿通知設定
今後やる事
RPA作業の洗い出し
シナリオ案(仮)の作成
本番環境でのテスト実装
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