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捻くれてるくらいが生きやすい

僕は流行とか、話題にのぼってるものがとても嫌いだ。

みんなが気持ち悪いくらいに「あれが良い!」と異口同音に言ってるところを見ると、「バカみたい」と思ってしまう。

だから、『ビリーズブートキャンプ』は買わなかったし、『君の名は』は未だに観たことがない。これから何が流行ってもその姿勢は変わらないだろう。

そもそも流行とかってどこから発生しているのかがよく分からない。気が付いたらSNSでみんなが話してて、メディアが取り上げていて、どんどん拡散していくイメージだ。

中には「これのどこがいいんだ?みんな正気か?」と思うようなものもあって、ますます流行が信用ならない気持ち悪いものに感じる。


今の世の中、みんなよく分からない大きな流れに呑まれすぎてないかといつも思う。

よく分かってないのに、大騒ぎして喚いて怒鳴って、周囲にそれが伝染していって・・・

今回世界を騒がせた『例のヤツ』も、よく分からないままみんなの不安だけが先行して、どんどん話が大きくなっていった感じがする。

もちろん、これだけ感染が広がったのだから脅威ではあるんだけど、例えば致死率がどれくらいで、感染ルートが何で、どんな症状で・・・っていうこのウィルスに対しての情報を、騒いでる人達は本当に把握出来てるのか疑問だった。

発生したばかりのウィルスだから情報が十分でないところもあるだろうけど、いわゆる『相手を知る』って部分が欠落したままこちらが勝手に1人相撲を取っていた気がしなくもない。


こういうことを言ってる僕は、きっと世間から見たら「捻くれてる」とか「危機感が無い」という評価を下される。

でも、無闇に騒いで変に疲れるよりも、可能な限り自然体で穏やかに過ごしていたい。

こんな何が正しいのかもよく分からない世の中だ。

捻くれてるくらいが、ちょうど生きやすい。

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