スコットランドのティータイム

こんにちは。にゃんこです。

同居人はスコットランドのグラスゴー大学とイングランドのロンドン大学(University College London)に留学していました。当然、にゃんこが生まれる前ですけれど。

以下、同居人の話です。

グラスゴー大学では午後3時になると研究所のメンバー全員が一つの部屋に集まって、30-40分程度休みを取ります。昔のティータイムの名残でしょうか?どんなに忙しくても仕事や実験を中断して必ず集まります。多くの人はコーヒーを飲んでいました。ミルクは必ず生乳です。日本でよくあるコーヒーミルクは使いません。紅茶は少数派でした。みんなミルクティーでレモンティーはグラスゴーでみたことはありませんでした。

夕方はいつも17時頃から人は帰宅し始め、18時にはほとんど人はいませんでした。金曜日はティータイムのあと三々五々に帰宅しました。土日はもちろん研究所に来る人はいません。ちなみに朝は9時頃からです。もう少し早い人もいました。

17時に帰るのはわけがありまして、子どもが下校するときは、必ず親と一緒ではならないからです。教授といえどもそのルールには逆らえません。

夏休みはだいたい1ヶ月、長い人(教授クラス)で2ヶ月、短い人(ポスドク)で2週間でしょうか?冬休みはだいたい3週間くらい。

日本では、夜中の11時過ぎまで研究室にいるのが当たり前(週になんどか寝泊まりで、土日ももちろん働き、盆も正月もなし)だった同居人はびっくりしたようでした。しかし、グラスゴー大学は日本以上にしっかりと成果は出すのです。なぜ出せるのかというと、研究者のサポートシステムがしっかりしているからです。部屋の掃除や洗い物、会計処理などの雑務は研究者には課せられません。多くのテクニシャン(技術スタッフ)が居て、研究を手伝ってくれました。日本の大学では教育や雑用の合間に少し研究ができる程度だと思います。日本では会計も先生がしますし、テクニシャンが居る研究室はごくわずかです。

あれから、何十年経ったのか・・・・。雑務は増える一方です。雑務は増えるのに、人員は削減される。海外との差はひらくばかり。。。。

同居人のつぶやきでした。まったく脈絡ないですね。というか、ぼやきですね。

さて、首都圏では飲食店が時短になるそうです。時短にあわせて、一般の人の仕事も減ればいいのですが、たいていの人は夜中まで仕事でしょう。都会では20時以降に夕食をとる人も結構多いと思います。夕食はコンビニ飯になるのでしょうか?それとも一旦仕事を抜け出して、ラストオーダー(19時半?)までに駆け込むのでしょうか?ラストオーダーがそのような時間だと行列ができていそうです。結局ラストオーダーまでに入店できず、夕食難民が増えるのかも知れません。お一人様は対象外にしてくれないとかわいそうですにゃんこ。

私はもう一眠りすることにします。おやすみなさいにゃんこ。

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