「紙本とデジタル本 役割の違い」
こんにちは,イージードライバーの宇治です.
車のメディア「@easy.driver」をインスタでやっていまして(イージードライバーを知らない人はこちらをご覧ください),いま現在フォロワー13,000人の方に支えてもらっているんですが,彼らの相棒というのか愛車というのか,こだわりの車がまーカッコいいですね.そのカッコいい車をもっとたくさんの人に見てもらいたいと思って,この度10,000人のフォロワーさんの写真の中から厳選した101枚のショットを集約した写真集「@easy.driver」を出版しました。
写真集「@easy.driver」を出版するにあたって,今のご時世,色んな声が届くのですが,例えば,「デジタル時代に紙の本を買う人いるんですか?」とか,「紙の本とデジタル本の違いが分かりません」とか.その一方で,「デジタルではなくあえて紙本を出すところに共感します」とか,まぁ皆さんそれぞれ色んな思いがあると思うんですが,私は写真集を買う人って2つのタイプがいると思うんです.
1つは見て楽しむために買う人ですね.これはシンプルに情報として中身を見て楽しむ人です.この人にとっては,写真集がデジタルであろうが紙の本であろうがそこはどちらでもいいんです.大事なのは内容を見たい知りたいというところ.
そして,2つ目は飾って楽しむために買う人.こちらは写真集を1つのインテリアとしてとらえている人ですね.当然中身が良くなければ飾るに値しないわけですから内容も重要なんですが,それと同時に「物としてあること」が重要なんです.なので,デジタルではなく紙本として存在していなくてはなりません.
紙本の写真集の凄いところは,見て楽しむことと飾って楽しむこと両方楽しめるところなんです.置物の雑貨だったら飾るだけですからね.そしてまた,今や紙の本って持ち主のインテリジェンスやセンスの表現の1つになっているじゃないですか,部屋の中に本が置いてあると「この人こんな本読んでいるんだ」とか「センスいいな」とか.部屋のインテリアとして置いてあるだけで,自己表現もできてしまうんですよね.
そんなことから,今回写真集「@easy.driver」は紙の本として作り,飾って絵になるインテリアを意識して作りました.いわゆるcoffee table book です.海外でよく見かける,リビングのセンターテーブルに無造作に積み上げらているアレです.洋書で何冊か置いてあると素敵ですよね.そんなんで,写真集「@easy.driver」は写真中心で文字はほぼ入れずに(書いた文字は英語)作りました.パッとみ洋書です.
今回写真集「@easy.driver」は,できるだけたくさんの人に届けたいと思い,日本だけでなく米国,英国,フランス,ドイツ,イタリア,スペインの世界7ヵ国で発売されました.ご興味ある方はぜひ一度見てみてください.アマゾンにて絶賛発売中です.↓↓↓
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