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TAKAKIとあの日原チャリで #5

ピンポーン!
※カードに関しては前回の画像を御参照下さい

休憩明けの第三試合

ハンディキャップマッチかー
先日ブル中野さんもハンディキャップマッチでデビューしたと語ってたので
割と地方では行われていたのだろうか?

この試合からはカードを見てうっすらだが思い出してきた

吉田さん玉田さんはこの後ARSIONへ移籍
特に吉田さんはこの頃のルチャの動きを封印
関節技と研ぎ澄まされた肉体でARSIONの強さの象徴となっていく
ARSION解散後は自主興行や吉田道場として選手育成
その弟子にはフリーで活躍する松本浩代選手がいる

前川さんは最後まで全女の一員として活躍
至宝WWWA世界シングル王者に登り詰めている


で、第四試合

とうとうこの会場に集まった観客が見たかったレスラー第2位
レジー・ベネットの登場だ!!

あのお茶の間の度肝を抜いた
インパクト爆裂なCM
「ダッダーン!ボヨヨンボヨヨン」
未だに語り継がれているくらいである

そうそのパフォーマンスを披露していたのがレジー・ベネットだ

なので観客は興奮の坩堝だったのでは?

では?
と、いうと?

そうカードを見て最初に思ったのは
「この時レジー出てたんや?」
だった

その後のARSIONでは見た記憶はあるが
この時はポスターには載ってたけど実際には来日してなかったように思い込んでた

そして同じようにみなみ鈴香さんは一度も見てないまま引退したのだとこれまた思い込んでいた

てことはみなみ鈴香さんの試合を観ていたなんてラッキーじゃない!

因みに現在欠場中のアイスリボンのみなみ飛香選手のお母さんが友人関係らしくその名前をもらったとかもらわなかったとかと聞いた事がある

堀田選手は未だ現役なので割愛
この頃はスポーツ刈りだった

で、みんな大好き三田英津子さん!!

一つすごい嫌なことあって言わせてもらっていいですかーー

御本人は心が広く寛大な方だと思うので何とも思われてないと思うのですが
NEOくらいから誌面等で
「元祖デスバレーボム」
と、表記されるようになってきた

もうその書き方が嫌で仕方ない!
デスバレーボムはデスバレーボムで開発した三田さんのモンでしょーよ!

ワタシ何か間違ってるかしら?

本当にすごい技で男女問わず使用していて
技に印税制度がもしあれば毎年プロレス長者番付トップ5には入ると思われる

三田さんのフォーム、長身から繰り出される滞空時間からの破壊力
幾度も窮地からこの技で逆転してきてるのを目にしてる自分からすると当然だが三田さん以外のデスバレーボムはデスバレーボムにあらず!!

なので元祖デスバレーボムなんて言葉は今現在は存在しないのだ!

だが自分は元祖デスバレーボムという言葉が生まれて欲しい!

長身の三田さんから繰り出すあのフォームの美しさは格別なモノがある
それを受け継げるのはもちろんアノ選手しかいないですよね!!

そこは名前挙げるのも野暮ってモンだぜ!!


だがこの試合の結果とタイムから考察するとデスバレーボムは出してなさそうだ


で、で、セミファイナル
山田敏代vs下田美馬
という同期でのシングルマッチ

今考えると地方にしてはかなり贅沢なカードだがこの時は誰がどうとかいう選手相関図も描けないただプロレスを観に来た小僧
このカードのありがたみなんて全くわかっちゃいない

でもなんかわかんないけど自分もTAKAKIも下田選手を応援してた
試合は下田選手が負けてしまったのだが
「下田応援してたのにー」って会話したような気がする

実は美馬たんキチガイの原点はこの日にあったのかも


この試合の勝者
山田敏代こと山さん

全女大量離脱の武道館の少し前に憧れの先輩である長与千種を追ってGAEA JAPANへ移籍
そしてしばらくした頃に代々木上原に自身のお店「居酒屋やまさん」をオープンする

この「やまさん」自分は一人でもバンドの打ち上げでもお世話になった
山さん自信は練習や試合で不在が多かったが山さんのお母さんには本当に良くしていただいた
かわいらしくて優しい方だった
亡くなられたとは聞いているが

「ご迷惑も掛けたこともあると思いますがいつも優しく迎えて頂いてありがとうございました」
そう伝えたい

書いてるうちに当時の彼女とTDL帰りにお土産持って行ったことと山さんにプロレスカードにサイン貰ったのも思い出した


さあお待ちかね
いよいよメインイベントだ!!

アジャ、京子、豊田、貴子
全女のスーパースター中のスーパースターが一気に登場する

年に一度の女子プロレス
楽しさと喧騒入り混じったこのお祭り騒ぎもクライマックス

「本日のメインイベント6人タッグマッチ60分1本勝負まずは青コーナーより伊藤薫、井上京子、アジャ・コング組の入場です!」
今井リングアナの名調子が場内に響き
会場中の視線が青コーナー側の花道に注がれた




続く

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