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24. 学童保護者の要望
11月27日に、やっと高槻市内62学童保育室すべての保護者懇談会「議事録」を手に入れ、目を通しました。
その中で、多かった要望をまとめます。
高槻市の学童保護者懇談会の要望まとめ
1 学童を広くしてほしい
2 高学年児童を受け入れてほしい
3 トイレ設備整備
4 お弁当
5 夏休みの朝の開室時間を早めてほしい
6 出席・欠席連絡についてメールやアプリの導入をしてほしい
「学童の広さの改善」や「高学年児童の受け入れ」「トイレの設備整備」についての要望は、8学童以上から要望が出ていました。
お弁当は6学童から、夏休みの開室時間や、連絡方法の改善については4~6学童からの要望です。
が、これらの要望は、日常的に私が他の保護者からの声としても耳にするもので、やっぱり、皆、思ってることは同じだ、と感じた次第。
特に、「学童の広さ」については、かなり悲痛な声として届いていたことや、「トイレの改善」「お弁当」についても、多くの声が上がっていたこと、夏休みの朝の開始時間については、本当にごもっともな意見なのですが、無意識に諦めていた筆者の気持ちに気づきました。
高学年児童の受け入れについても、ちゃんと保護者は要望を伝えてきています。
では、まずは「学童の広さ」について、悲痛な声を見てみましょう。
高槻市学童の広さを改善してほしい
奥坂学童A&B(子ども一人当たりの学童面積1.00㎡と1.00㎡)
☆ 過密の問題を切実に高槻市として何とかして頂きたい。
芝生学童(子ども一人当たりの学童面積 1.07㎡)
☆ 保育室に子ども達が缶詰みたいに詰め込まれてる。保育室が広くならないのか?
日吉台学童A&B(子ども一人当たりの学童面積 1.07㎡と1.07㎡)
☆ 60人が一部屋に押し込められているのは、狭くて可哀そう。どうにかして欲しい。
☆ 来年度臨時室がなくなって待機になったらとても困るので、臨時室ではなく3室目のC室を作ってほしい(同意見、多数あり)
☆ 夏休みに一日中部屋で過ごすのに、あの人数、あの部屋の狭さは子ども達が可哀そう。
磐手学童A&B(子ども一人当たりの学童面積 1.05㎡と1.43㎡)
☆ 60名定員にしては部屋が狭い
阿武野学童A&B(子ども一人当たりの学童面積 1.00㎡と1.03㎡)
☆ 保育室が狭く、在籍人数も多いため学校の空き教室を使用できるようにしてほしい。
大冠学童(子ども一人当たりの学童面積 1.42㎡)
昨年、待機になり松原学童に通わせていたが、道中の安全等すごく心配だった。
また、松原学童Bとの部屋の広さの違い。松原は2室あり、一部屋あたりの児童が少なく広く使えていたのに、大冠は児童が多く狭い。2校を経験したから分かることだが、増室をして一部屋あたりの人数を減らすと共に待機をなくしてほしい。
昨年度の懇談会で「待機児童解消と保育室増設の希望」を母から出していたが、それに対する回答はもらえているのか?
(学童の指導員側として、「懇談会の報告書2回と3月の1年の反省にも回答をお願いしたが、得られていない」という回答。)
富田学童(子ども一人当たりの学童面積 1.81㎡)
学校では36人学級であるが、学童では同じように人数制限は設けないのか?
(※富田学童には47名の子ども達が在籍。)
今後、学童を利用する人がいたら、このままの状況で受け容れるのか?
体調が悪いとき、どこで休むことができるのか?
筆者の感想
実は、ほっとしました。
高槻市民の保護者たちは、子ども達の惨状に「心を痛めないのか?」と思っていたからです。
具体的な行動に出ていなくとも、心の中では、この惨状を「おかしい」と思っている、「何とかすべき」「子ども達が可哀そう」と思っている大人がいることに、心底安心しました。
でも、じゃあ、その心の声を、どうやって社会に認知させたら良いのか?
どんな行動に繋げれば「モンスターペアレント」ではなく、意見・要望として社会に認めてもらえるのか?
分からないですよね・・・。
「子ども達が可哀そう」という心の声を押し殺して、毎日、仕事へ向かうお母さん、お父さんの声、「もう嫌だ」と心の中で泣いている子ども達の声が、ちゃんと「見える形」になり、社会に気づいてもらうためには、どうしたらいいのでしょうか?
まず、できることは、こうした要望を訴えている方が周りにいたら、その方に「応援している」「賛同している」と、声をかけることだと思います。
このnoteでも、学童について、発言されている議員の方など紹介しているし、学童懇談会の議事録に多くの声が掲載されていました。
きっと、筆者以外にも色々思ったり、市役所に電話したりしている保護者の方がいらっしゃるハズ。
でも、そういった勇気のある方々も、賛同者がいなければ、発言するのを止めてしまいます。
事実、数年前に子育て関連の内容を発言していた議員の中で、今は口をつぐんでしまった方々がいらっしゃいます。
そういったことが起こらないように、
子どものために動いてくれる市政に関わる方々が動きを止められないように、
支援していくことが、子どもを想う保護者のやるべきことではないでしょうか?
子ども達のことを考える大人勇者たちの冒険を追っていくストーリーを
ツイッターで掲載していくことにしました!