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10. 高槻市の民草が直接、市に声を上げる方法

〇 高槻市の子育て世帯は、「(国の基準が守られていない)公立学童の改善と充実を切望しているよ」!

〇 でも、高槻市は、「公立学童を(国の基準に合わせて)改善する気はないよ」。

〇 かといって、国や大阪府は高槻市に口出しできないよ。だって、学童については、市の条例が決めるルールだからね。


結論:
つまり、高槻市民が市政を動かしていかないと、この現状は「to be continued」だよ!


ってことが明らかになったところで、「市民の声」を直接、市に届ける方法を探してみました!



ズバリ 2つ あります。



民草の声を市政へ直接届ける方法 


  1. 請願

  2. 陳情

請願と陳情。


つまり、市民が「○○が問題ですー。△△にしてください~」という意見に対して署名を集めて、これだけの市民が、こう思っているんだ、という意思表示を、市に直接届ける方法です。


請願と陳情、何が違う?

「請願」は、その内容を応援してくれる議員の存在が必要。
「陳情」は、議員のサポートがなくても、市民の声だけを挙げることができる。


「請願」は、請願内容に関係する市議会の委員会で、内容を審査され、その結果、採択された請願は、市政に反映されるよう市長、教育委員会などに送られます。

「陳情」は、市議会の議長が必要と認めた場合のみ、関係する委員会の委員に写しが送付されます。


つまるところ、「陳情」は議長に無視されたらゲームオーバー。「請願」の場合は、市が何かしら回答をしなければいけない、という雰囲気です。


議員さんを見つける必要はありますが、何か市に訴えるなら「請願」の方が効果が高そうです。


この方法は、スポーツでいうなれば「速攻」みたいな方法かな~。



でも、「学童」だけの問題でもなく、「子どもがここまで見捨てられていていいのか?」ということを考えると、請願とか陳情とか、そういう1つの何かを変えることではなくて、市政の中身がどうなっているのか?

なんで、こうした条例が見直されずにきたのか?

ということもにも同時に目を向けた方がいいように思います。


速攻で1点入ったけど試合は負け、じゃなくて、チーム全体を強くして勝負で勝てるようになりたいよね、的な(笑)。


ということで、
市が、どうやって市の条例など、市民生活に直接関わることを(市民の知らないところで)決めているのか?


見ていきましょう♪


市の政治の仕組みとは?

最近、ユーチューブで解説動画など出て来て、知ってる人も多いかも・・・、日本の市政って、二元代表制という仕組みになっているんです。


「二元代表制」の実権は誰が握っている!?


二元代表制とは、

市長が決断したことを 実行する実行部隊が「市の職員」


(市の職員って、市長の部下達、という位置付けだったんですね~。)

それに対して、議員さんは「市長の判断が、市民にとって、本当に良いものか、チェックする」役割を持った「お目付け役」


つまり「市長 VS 議員」が議会で意見を戦わせることで、市の政治は間違った方向へ進むことなく、うまく運営されていくんじゃない???

というのが先人たちのアイデアなんですね☆


市議会の傍聴にいくと、「議長や市長と市の職員が前に座り、それに対面する形で市議会の議員がずら~りと並んで」いるのも、そういう仕組みが背景にあってのことなわけです。


高槻市議会の写真


ということで、市民の問い合わせに対して市の職員が、市長の意向に沿った答えをするのは当たり前。めっちゃシンプルに言うと『市の職員の言葉』=『市長の言葉』であるべきなのが二元代表制。

(例えば、「市長が民間学童を皆が使いやすいように整備していきま~す」と言ったなら、市役所の職員が「公立学童の現状は把握していません。市としては民間学童が増えてくれたらいいな~と(思っています)・・・」と市民に答えるのは当然。)


じゃあ、これに対抗してくれるのは誰なのか???


そうです! 
高槻市議会の議員さん達なんです。


去年の四月に、議員選挙ありましたよね?(市長選もあったけど・・・)


高槻市民は、そのとき、どんな議員さんを選んだのでしょうか?

市民が声を上げる方法「請願」にも必要となる市議会議員さんは、私達の生活を変える鍵となります!


今後の記事では、議員さんの活動を見ていきたいと思います。

まだまだ見てね☆

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